月下逍遥

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最低気温 2℃

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もみじ屋敷の中でも一番大きな木の紅葉が始まりました。
枝の一本だけ 鮮やかに染まっています。
あの冷たい日の続く冬の顔が見えてきました。

毎年 もう長い間見ているけど、ああ冷たい、と感じた日の朝、必ず染まる紅葉は、その度に こころの中に動くものがあります。
いのちははかなく哀しいけど、だから美しいのだなあ、と感じます。

えっと
こんなことを書く予定ではなかったのですが、いのちの大切さ、とか かけがいのなさ、とか、重さ、とか そういうことを子供たちに教えよう、という試みがニュースなどでとりあげられるけどれど。
反対のような気がします。
いのちは はかなく もろく ばかばかしいほど軽い。
だから たんに逆説なんですが、そちらのほうから伝えたほうが伝わるように思います。
ばかばかしいほど軽いから、自分で大切に大切にかかえて 生きること しかできないって、そういうふうに言ってもらうほうが胸に落ちる、と考えて 口に出しちゃうのは やっぱりおかしいのかな。

もとい
書こうと思っていたのは ジェイン エア のことでした。
お友達ブログのところで このお芝居のことが書かれていたので、ああ、たしかあるはずと書棚をさがしたら ありました。
引っ越しの度に 本は処分され、昔持っていたものは無くなっているので、まだ あるということは大事にしていたのだと思います。
確か 中学生くらいじゃないかあ、読んだのは。
読み始めたら 引き込まれて ちょっとおかしくなりました。
雀 百まで か。
現実が苦しかった子供(と その頃わかっていたわけではないけど)は、本の中で生きていた節があるので、そのころの感覚が蘇って、そのときの自分が愛おしく思えました。

おもしろいな 生きているのって。
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by fuko346 | 2012-10-26 10:16 | 山里便り | Comments(0)