お能の衣裳 小物は みな美しいのですが、この
鬘帯はその中でもひときわ目立つものではないか、と感じています。
この細い一条に込められた手仕事には、ため息しか出ません。
能装束展や虫干しを拝見しに行っても、いつも じいっと見つめてしまいます。
それを、つけていただきました。
とってもうれしくて うれしくて。
それも、おそれおおくも 能楽師の山井さんに。
で、満面の笑み、です。(ちしゃねこが笑ってるみたいですが)
なお おそれおおくも このような風体にもかかわらず 小面もつけていただき、仕舞の基本のき、をほんの少々教えていただきました。
お仕舞をお稽古するつもりはまったく無いのですが一度は 体験してみたかったので、これもうれしくてうれしくて。
面(おもて)をつけたときの視野、というのを能の本など読みますとよく出てくるのですが、想像のしようがありません。
おお こう見えるのか!
山井さんの舞もお話もとても美しく 興味深く 楽しませていただきました。
若手の能楽師さんたちが あちらこちらでお能のワークショップをお忙しい中(能楽師さんはほんとにお忙しいので)、なさっているのにいつも頭が下がります。
この国の誇るべき伝統を、芸を、たくさんの人に知ってほしい、という気持ちが伝わってきます。
山井綱雄さんの公式サイトはこちら
この講座の開かれたのは こちら じざいやさん
おまけ
それで まあ じらいやさん です。
きものを着て行けなかったのが 返す返すも残念です。
山井さん じざいやさん とても楽しかったです、ありがとうございました。