観能 覚書。
久しぶりの舞台、、、いったい この前はいつだったかしら。
チケットをいただき、喜んで京都観世会館へと急ぐ。
素謡 玉鬘
能 龍田
狂言 寝音曲
仕舞 野宮 船弁慶
能 菊慈童
半日を楽しませていただきました。
印象に残ったのは 片山幽雪さんの 仕舞 野宮。
凛とした気配が 舞台から降りてくるようで 気持ちよく拝見することができました。
能楽堂を出れば さらさらと小雨が降って すでに暮れかかり、その中を歩いて帰ります。
この日は急いで帰る必要がなかったので、まあ、京都駅までぼちぼち行ってみようと思いました。
別に道を決めるわけでもなく 師走の暮れかかる京の町を駅方向へ見当をつけて、お散歩しながら。
いつのまにやら 宮川町にでたときは、石畳濡れてそこにともる提灯の 美しいこと。
と、何回か行ったことのあるお蕎麦屋さんの近くにでたので、一人蕎麦。
夜ご飯を一人で食べることは滅多とありませんが、そんなことではいかん、と意を決するほどのことではありませんが。
お腹一杯になって、また 京都駅まで歩いて帰りました。
京都って 歩けるのですよね、むろん、今日はきもの ではありませんでした。
計画だけは あれこれしている一人旅にも 出たいものです。