月下逍遥

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能楽大連吟 2012年

12月23日(日) 京都コンサートホール ムラタホール

「謡でつなげる、にっぽんのこころ」

能 高砂 の地謡(バックコーラス)を素人170人でうたってしおまおうという、ある意味無謀な取り組みに参加してきました。

おめでたいときに、「たかさごや~~~ このうらぶねに~~~ ほをあげて~~~」を、お聞きになったことのある方は多いと思います。
そのおめでたい曲を、お能を知らない人も知っている人も、謡を習ったことのある人も、聞いたこともない人も、老いも若きも、誰でも参加OKの、とっても太っ腹な催しです。
お能は、敷居が高い、と思われている今、この取り組みを考えて実行され、指導されている能楽師の皆さんには、頭の下がる思いです。
大変、ですもの~。 お能って、いわゆる楽譜、はありませんし、指揮者もおらず、それを一から教えて合わせて謡えるようにするのは至難の技ですから。

大連吟のあることは、数年前から知っていましたが、練習の時間がとれないだろうと危惧して、参加をためらっていました。でも、そんなことではいつまでたっても、参加できないので、今年は、えいっ、だめなときはそれまでよ、と参加してみました。
東京行きの合間を縫って、おやすみがちではありますが、初めは「こんなの覚えられないわ」と思っていた謡も、ラストスパートでどうやら 覚えられ、当日も無事 参加することができました。

今回は5年目、ということもあり、高砂 ほぼ全曲を演じて、地謡に素人が参加する、という形になっていました。
はい 装束もつけ囃子方も狂言方も総出演であります。
ホール舞台後方、半円形にずらっと、素人地謡軍団が並んでいるので、能楽師さんたちは、舞うのも、囃すのも、なかなかご苦労なことだと思います。

謡うのはとっても気持ちが良くて、それは幸せなことなのですが、私は、正面二列目の立ち位置になったので、目の下 すぐに囃子方の皆さんが並んでおられ、舞も囃子もすぐ 後ろから拝見するという、滅多とない機会に恵まれました。
これはとっても 面白いのでありましました。

170人が謡いますと、さっぱり囃子の音がかき消えて聞こえません。どこで間をとっていいのかわからなくて困りましたが、全体の声に合わせるように努めてみました。

とても楽しい時間を味わうことができ、御指導くださった先生方、お世話いただいた方にお礼申し上げます。
来年は 12月22日、と決まっています。
この催しは、参加してこその面白さ、ちょっとでもご興味のある方はどうぞ、参加なさってみてください、来年は、大阪でも教室が開かれるようです。

お能は、とっても面白い!

能楽大連吟の今年のサイトはこちら

a0236300_1222439.jpgご指導いただいた能楽師、当日シテを舞われた深野貴彦先生と打ち上げにて ちゃっかり記念撮影。
(ち、近い、、、ワイン一杯で酔っぱらっていたので失礼 お許しください)
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by fuko346 | 2012-12-25 11:45 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(10)
Commented by dolcevita at 2012-12-25 16:34 x
23日はお疲れ様でした。ずっとお話したいと思って、お稽古のたびに探していたのですが、わからず、本番のときにすぐ近くにいらっしゃったとも気づかず、とても残念でした。後から、鶴さんに教えていただきました。

今回は、5周年ということで、すごく盛り上がったと思います。この勢いのまま、また来年につながっていけばいいなぁと思います。

ぜひ、来年も大連吟でお目にかかれますよう。
Commented by すずらん at 2012-12-25 18:13 x
ああ、素敵ですねえ。
大連吟迫力あるでしょうね。
でも人数が増えれば増えるほど
ひとつに合わせるのが難しくなりますね。
私も長唄ではいかに目立たず、調和させるか、悩むところであります。
Commented by fuko346 at 2012-12-25 20:17
dolcevitaさん
はじめまして、コメントありがとうございます。
私も鶴さんに、参加なさる方がおいでと聞いて、きょろきょろしていましたが、わかるはずはありませんね。笑
京都あたりでうろうろしておりますので、見かけたらお声をかけてくださいませ。
これをご縁によろしくお願いします。
Commented by fuko346 at 2012-12-25 20:19
すずらんさん
お客さまにどう聞こえたのかなあ、というのは知りたいところです。舞台上は大音響が渦巻く感じになって、ようわからなかったのであります。

長唄というと、ずらっと横にならんで、、、ですよね。
お能、とはまた違った面白さと難しさがあるのだろうなあと思っています。
Commented by 神奈川絵美 at 2012-12-25 23:50 x
おお、にっこり笑顔のツーショット♪ 
>いわゆる楽譜、はありませんし、指揮者もおらず
そうですよね…それを一から練習して、みなが揃って謡えるようになるのって凄いことですよね。
お能を後ろから観られるなんて、「役得」でしたね。どんなだったか、いつかお話をお伺いしたいものです。
Commented by fuko346 at 2012-12-26 21:33
神奈川絵美さん
どうも、この頃 こういうふうににかっと笑うようになってしまいました。
宴のあとなので、二人とも少々 酔っ払いですね~ 

この催し、出演してこそ、です。
とっても面白くて くせになりそうです。
Commented by つきのこ at 2012-12-27 17:19 x
ご無沙汰してました。
大連吟いいですね~。第九よっか、好きです。
腹の底から謡い、新年を迎えるなんて、福の神が降りてきそう^^
来年も参加できるといいですね。
Commented by Medalog at 2012-12-27 18:42
大連吟、無事に終わりましたか!お疲れ様でした。
前回お会いした時「当日は気持ちよく歌えたらいいなー」とおっしゃっていましたが、どうやらその願いが叶ったご様子で何よりです。
(写真の笑顔が充実感を表していて素敵!)

人前で何かを披露する緊張感って、いいんでしょうね。
私も何かそういう気持ちを味わってみたくなりました。
Commented by fuko346 at 2012-12-27 21:06
つきのこさん
お加減いかがですか。

舞台の上でおもいっきり声を出すのは気持ちのいいものです。
たくさん、なので そう緊張もしませんし(^v^)

日本なんですから、こういう取り組み全国に広がるといいなあって思います。
Commented by fuko346 at 2012-12-27 21:09
medalogさん
はい、楽しく過ごさせていただきました。
ただ、私は超間近の能楽師の皆さんの動きのほうに気をとられてしまって、謡が少し疎かに、、、。
いつも見所から見上げている皆さんが、手を伸ばせば届くすぐそこで、、、きゃあ って思ってしまうお能好き、です。笑