月下逍遥

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京都秦家の夜

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たおやかな佇まいのお座敷で 能管を奏でさせていただきました。
(ちょっとだけ、、、実力不足ゆえ、、、)

昨日の京都は午後からどしゃぶりの雨になりました。
しっかりと雨支度をして、だいぶ前からのお約束で出かけてきました。
東京と神戸からのお友達と久しぶりに集まって。
まずは工芸作家さんたちの美しい布の展示をゆっくり拝見させていただき、いいなあと思ったものはそれは一つ 二つは必ずあるのですが、いいなあ、とそれだけで満足してしまいました。
きもの関係にしか残っていなかった物欲も どうも減少しつつあるようです。
はて、どういうことでしょうか。

あまりの大雨に動く気持ちが萎えて、だいぶ長いことお茶をしながらおしゃべりして、それもゆっくりできていい時間、京の雨模様を眺めて時を過ごすのもいいものだなあ、と思ったことです。

夜は 太子町にある 京町屋 秦家へ。
丁寧に家屋の見学もさせていただいて、美味しい御食事をこれもゆっくりといただきました。
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季節を感じさせる手間のかかったお料理の数々を楽しませていただきました。
この家の住人そのものの、おもてなし。

こちらに伺うと がらっぱちの人間は かくん、と頭が下がってしまうのです。
その土地に足のついた丁寧な美しい暮らし。
ちょっとだけでも見習いたい、とは思いつつ、、、だめ、だなあ。
あのおうちを守るのは、なかなかできることではないなあ、とまた 頭が下がるのでした。

それはさておき お腹一杯 ごちそうさま、でした。

秦家のサイトはこちらです

この日の趣向は普段あまり着ないよそいきを着て、だったのですが 風雨の予想に負けてしまい、いつもの紬に、帯まわりだけ 弥生の色を。
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きもの 士乎路紬 袷
帯   首里ろーとん 八寸
帯どめ 陶器
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by fuko346 | 2013-03-02 14:09 | 美味しい場所 | Comments(4)
Commented by 神奈川絵美 at 2013-03-03 22:44 x
こんにちは。お座敷での一枚に、見とれましたよ。現代家屋に比べやや落とした照明、わずかな振動を伝える障子紙、そして静けさ。小さいころの祖父母宅の一室を見ているようで、懐かしささえ感じました。
帯周り、清明な春ですねぇ。帯締のピンクと帯の織のツヤが呼応して、一つの風景を成しているようです。
Commented by Medalog at 2013-03-04 08:46 x
お着物、たくさんお召しになってますね!
一番上の写真がとても素敵です。映画のワンシーンのよう…
この日は本当は小紋をお召しになる予定だったのでしょうか?
またよそ行きをお召しになる機会があるといいですね。

私はこの冬は特に寒さが体に堪えていて、どうしても着物に手が伸びませんでした。
そろそろ暖かくなってきたから着物に袖を通したいところです。手持ちの着物や帯は相変わらず少ないですが、風子さんを見習って少しでも季節を表現してみたいな〜。
Commented by fuko346 at 2013-03-04 12:09
神奈川絵美さん
こんにちは。
そうなんです このお宅は照明も素敵な要因の一つ。
陰翳礼讃、でしたっけか、そんな言葉を思い出す場所が お宅の中にたくさん あります。
住みなすには便利とはいえないかもしれませんが、日本の家は美しかったのだなあと しみじみ思います。

清明な春 うれしいな♪
Commented by fuko346 at 2013-03-04 12:12
medalogさん
この冬の寒さはひとしお、でしたね。
私は夏には ぐったりですが冬には強く きもの、箪笥にしまっていてなるものか、と機会を見つけて着ています。

この日は訪問着の予定でしたが、雨に加えて風の予報がでたのでやめました。
どうしても着ていなかくてはいけない場合ではありませんし。
ということで 着て行く場所がなくてしつけの着いた訪問着は箪笥に眠っています 笑

少し暖かくなったらきもでおでかけしましょうね。