月下逍遥

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第65回 京都薪能  第2日目(2014 )

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平安神宮の薪能へ行きました。
月曜日のほうが空いているかな、と 二日目を選びました。

やはり 外の演能が好きです。
風、があるのが 一番 いい、と思うのです。
身に当たる風も そのときの気候や天気や そういうものを感じられますし そのとき、の匂いも運んできます。木々や土からの匂いって 季節によって違いますものね。
それと 演者の衣裳が 強い風 弱い風で 揺れ動くのはなんともいえず 美しいものです。

今回で印象に残ったこと。

いつものように 一番空いている(一番見にくい、ともいう) 地謡の後ろの席に座ったのですが、今年はとっても舞台から遠かったのです。
あれ、こんなに離れていたかしら、、、火の粉でなんかあったのかしら、、、
なので 前回よりちょっと臨場感が減っていましたけど、それでも音、を主にしているものには、回りを気にしなくていいので好きな場所です。

花筐 に使われた面。とくにシテの面は おまくから登場した瞬間から え、と思うほど妖艶。
照明の加減なんでしょうか なまなまと迫ってくる怪しい肉感的な 美しさ。
金剛さんの所有なんでしょうけど あの面、近くで拝見してみたいです。
たとえるなら 京マチ子か 太地喜和子(やや古いけど 今の女優さんにはああいう美しさを持った方はいませんね)、あんな能面があるなんて驚きです。

石橋に奏でられる曲 獅子 かっこいい。
もうお笛はお稽古していないからできないけど 大鼓で 獅子 やりたいなあ。
何年お稽古したら できるかなあ。
杉さんの笛も良かったなあ、うっとり。

一夜 楽しませていただきました。


・能 観世流「屋島〜那須語〜」
松野浩行(前シテ)、浦部幸裕(後シテ)
河村浩太郎(ツレ)
原大(ワキ)、有松遼一,岡充(ワキツレ)、茂山正邦(間)
杉信太朗(笛)、林大輝(小鼓)、石井保彦(大鼓)

・半能 金剛流「花筐」
金剛永謹(シテ)
金剛龍謹(ツレ)、廣田明幸(子方)
小林努(ワキ)、久馬治彦,岡充(ワキツレ)
帆足正規(笛)、竹村英雄(小鼓)、井林清一(大鼓)

・狂言 大蔵流「止動方角」
茂山千三郎、茂山宗彦、網谷正美、井口竜也

・半能 観世流「石橋〜大獅子〜」
橋本擴三郎(白獅子)
吉田篤史(赤獅子)、深野貴彦,橋本忠樹(赤獅子)
有松遼一(ワキ)、茂山良暢(間)
杉市和(笛)、吉阪一郎(小鼓)、渡部諭(大鼓)、井上敬介(太鼓)
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by fuko346 | 2014-06-03 20:24 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(2)
Commented by つきのこ at 2014-06-04 22:47 x
風子さん、こんばんは。

これから秋ごろまで薪能でアチラコチラでありますね。
四大の霊の働きを感じる野外のお能、好きです。
詞章のいいタイミングで風がすっ〜と吹くと、
何故か嬉しくなりますね。
明日は、お能「求塚」拝見しに行きます。
どうやら雨のようですが、屋内なので大丈夫です。

MIHO MUSEUM、いつか行ってみたいところです

Commented by fuko346 at 2014-06-04 23:25
つきのこさん こんばんは (^v^)
薪能 この京都のものと 観月能(薪能かしら) しか 拝見した
ことないのです。
あちこち 行ってみたいのですが。

本来 お能は あの外の能舞台でかがり火の元 見たものなの
ですから そのときの計算がされているはずで、一番、美しく
見えるのではないでしょうか。
今のお舞台は ちょっと息がつまるように思います。

昨年 友枝さんの求塚を見ました。
求塚 好きな演目になりました。
明日 楽しんでくださいね。

MIHO、秋から また良さげな展示が 始まります。
楽しみにしているのです。
御都合がつけばおいでになってね。