横浜の三渓園で この時期 作家さんや工房が 展示をしているのを だいぶ前から知ってはいたのですが、都合が合わずに行けずにいました。
お知らせ、を見ると 毎年とても魅力的だったのと、今回は目的があったので けっこう遠いのですが 行ってきました。
目的は
染色iwasakiさんの ショール、です。
お友達が羽織っているのを拝見して なんてきれいな布だろう、と お聞きしたところ iwasakiさんのもの、と。
ああ、そうだったのか。
知らずに 手に取る または近づいてしまう、ということが一度ならずあったのは、このiwasakiさんの作品と、信州上田の小岩井工房の もの、です。
色彩、に 惹かれるのだろうと思います。
iwasakiさんの紬はご縁があって 胴抜きを持っているので 着て行けたら良かったのですが、この暑さ。
五月は 暦上 袷なので いいわけですが、この暑さでは そりゃあもう無理です。
というわけもあって この日は洋服です。
まずは三渓園という場所の 広さと素晴らしさにびっくりしてしまいます。
個人のもの、というもの驚き。
生糸で材をなしたといって いったい どうれだけの財だったのか ため息もでませんが、それが いま ここに、この空間と建物を保存しているのだなあ、と感慨しきり。
美しい場所、です。
夏したく の展示も ゆったりしていて 気持ちの良いものでした。
目的のショールは数枚のうちから 気に入ったものを 選んで よしよし。
これ、と明確な目的があって こういう場所に行ったのは 初めてかもしれません。
iwasakiさんも 素敵な人たちでした。
そよぐ 美しい糸の 色の連なり。
この日は 横浜のお友達に送迎していただき 横浜歩きも楽しみました。
夜にはこちらで 老舗の牛鍋を。
おしゃべりも 堪能 堪能、であります。
お付き合いいただき ありがとうございました。