両親の家 玄関
庭の花を摘んで おいてみました。
花、というのは 不思議です ぱっと 家が 生きかえったように感じます。
ふと思うに。
この花瓶は 私の沖縄みやげ ずーっと昔。
木像と象は 新婚旅行のおみやげ これももう 昔。
もの って 記憶を宿しているものだなあ、とか 過ぎてきた あれこれを思います。
それなりの回数 来ているのは これが 一つの理由。
小さな庭なのに 雑草は 人のいないのをこれ幸いと 生え放題。
4月に 目につくものは 抜いていったけど 来てみれば おお! というくらい また生えています。
木も 剪定してもしても 勢いよく伸びており。
車で来るのは 高枝切りハサミ等 積んでくるから、という理由もあるのです。
庭仕事は一時間もしていると 腰が痛くなってくるので ぼちぼち、と日にちをかけてしています。
なんだかんだと家仕事は たくさんあって でも ひっちゃきになってする のはもう無理なので、来る度に、ちょこちょこ ちょこちょこ。
しかし もの は そう減ったとも思えず。
業者に頼めば一気呵成なのだろうけど 一つ一つ 自分の手で 今の状況に合わせて できる間はしていこうと思うのです。
東京で遊べる、というのも大きな上京の理由ですが この家のものと一緒に 自分の中のものも一緒に 片づけている、のも 必要な作業なのだなあ、と しみじみ 感じるのでありました。
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