月下逍遥

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蝋燭の灯りによる 国立能楽堂

過日 国立能楽堂へ。
京都では 日程が合わなくてずいぶんご無沙汰してしまった 井上先生の 謡講を聞きに行きました。  直前にチケットをお願いしたものが手に入り ありがたや。
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常には町屋の軒先につるされている 提灯。
なんだか今日は 他所いきのお顔をしています。
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蝋燭能はなんどか拝見したけれど 今回の蝋燭はそれは たくさん。
人工的な明かりは ほんの少しで上演されました。
大きな和蝋燭が 橋掛かりから 舞台まで ずらりと並んでいます。休憩のときには 芯切もして そう見ることのない体験でした。
お能 これくらいの灯りが いいなあ、あかあか あからさまに見えないほうが美しいなあ、と思うのでした。

演目は 謡講。 京観世の謡を 井上先生が。
今の謡と違い 京の町衆たちが謡ったものは ゆるやかなのですが 上げ下げがけっこうあり、ほんとに うたっている と感じられるものです。
お能を 町衆のもの に変化させてしまった、のでしょうか。
耳に心地よいものです。
三月の京都での謡講には行けそうなので 楽しみです。

お能は 八島 喜多流 弓流し 那須与一の語り
 地謡とお囃子がすばらしくて うっとりしてしまいました。もちろん おシテが良くなければ 何も始まらないのでもちろん なんですが 何というのでしょう 全員の気が入っていて 気があっている、というか、そういうお能は そうそう無くて 出会えたことが 幸運 でした。 

上京しているときに お能を一つ とは いつも思うものの、なかなかうまくいきませんが 今回は めでたし めでたし でした。




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by fuko346 | 2017-02-23 11:42 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(2)
Commented by つきのこ at 2017-02-27 09:49 x
風子さん
お座敷で聴く謡講と能楽堂の違いなどいかがでしたか?
情報はあったのですが翌日友枝さんの「白田村」があったのでパスしました。
喜多流の謡はいつも力強く、脇正面の醍醐味です。
Commented by fuko346 at 2017-02-28 11:54
つきのこさん
大きい能楽堂では やはり声をはるので まったく雰囲気は違いましたが、それはそれの良さがあって うっとりしました。
翌日の友枝さんの拝見したかったなあ、、、なかなかうまくチケットを取れませんというか 気力がありません 笑

もともと脇正面が好きなのですが この日は とりわけいいものを聞くことができました。