七月一日(土)
東京にいる間に なにか よさげな お能がないかしら、とネットをうろうろしていたら こちらの席が一席だけ残っていました。
これはご縁と ぽちっとして コンビニで券を発行してもらって 出かけてきました。
ネットから そしてコンビニ発券 というのは 初めてしたことで ひゃあ こんなことできるようになっているのだ! と 驚くのでありました。
セルリアンタワー 能楽堂 存在は知っていても 行ったのは初めて。
ちんまりと上品な 能楽堂で 好ましい。
演目はこちら
友枝昭世さんがおシテの 烏頭。
観世では
善知鳥 と 書きます。
喜多流が 烏頭 であることを知らず はい? カラスカシラって 何かしら、と思った すっとこどっこい能楽好き。
どういいましょうか
友枝さんの舞いを 見て感じていると、そこに ある ものが 見えているもの ではなくて もっと人の深いところの想いとか情念とか そういうものが ふわっと纏いついて動いているような 気がします。
その纏いついているもの の ほうが 本質で それを 受けてである わたし が 感じることができる、そんな気がするのです。
というか わたしの中の 普段は奥深く仕舞われている その 想いとか情念のようなものが 呼応して ざわざわと表面へ登ってくる それを味わう、快感、とでもいうべきもの。
今日も ありがとうございました。
終演後 ひさしぶりにお会いする このお能を見に来ていたブログ繋がりのお友達と、すっかりと変容している渋谷で 一献 傾けたのでありました。
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