久しぶりに 能楽堂へ
きもの 紬 染色Iwasakiさん
帯 塩瀬染め九寸 チャンティン 橋本さん
お能なので 帯回りは 落ち着かせました。
この帯は どうみても 秋 な感じなので 年に一度くらいこの時期に登場。そしてこのきもの 昨年もこの時期、こちらへ着ていったみたい、です。
私の中ではそういう季節感、なのかも、です。
お能は 野宮。
好きな演目です。で、、、
やっぱり お能 が好き
能楽囃子が好き
今回の六条御息所は 最後に一瞬 膝をついて 手を合わせました。
え!
そういう形もあるのですね。
強くてきっぱりした序の舞(と私が感じた)というもの初めてでした。
その舞いを見ながら 執着しているのは男(源氏)ではなくて 自分の想い なんだなあ、と。
そして 手放せ 手放せ と 私を投影しつつを応援してしまったのでありました。
御息所が 最後 成仏、救われたかどうか、というのは いろいろなようですが 今回 拝見した御息所は、もう どうでもいいの と からん、としていたように感じました。
見えるように見えるものですから 演者の目論みとは違っているかもしれません。
この見えるように見えること が お能の 魅力です。
久しぶりに会うお能繋がりのお友達とも ロビーで立ち話。
そんなこんなで とっても元気になって 真っ暗の山道を帰ってきました。
(竹市さんのお笛がまだ 響いている)
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