朝方まで けっこうな雨降りだった昨日 大津で行われたお茶の講習会に。
きもの 江戸小紋 大小霰 縫一つ紋 袷
帯 織 九寸
気温が低く お寺なので 冬仕様 です。
実技メンバーだったので 失礼の無いよう かつ目立たないよう かつ 汚れも目立たないよう、という 取り合わせ。
藤色の帯揚と 緑 藤色の帯締で せめてもの季節感 です。
面白くはないのだけど、これはこれで その場に合わせて着る という楽しみがあります。
またまた色目が少し暗く写っていますが。
これは白生地を結納のときにいただいて 30代そこそこで染めて東京で染めてもらったものです、染めるなら江戸小紋 それも大小霰 というのはなぜか私の中で固まっていました。色は 思っていたものと違うなあと感じたのですが 今は なかなか重宝しています。
精緻な染めですよね いわゆる 気が遠くなる、です。
いただいた この浜ちりめんは どっしりとした重みがあり たゆたゆと身体に纏いついて心地良いです。
さて
年に一度 支部総会と講習会、というものがあります。
講習会は 実演して 宗匠がたに教えを請うもの。
今回は堀之内宗匠でした。
なぜか 実技メンバーになってしまい 数茶のお稽古を ずらっと並んだギャラリーに見つめられながら受けてきました。
私は そう仕事のない三客なのでそう気は張っていなかったのですが、お手前さんは緊張したでしょう。
年に一度、こういうお勉強もいいなあ、と感じたことでした。
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