しばらく前から 例の モリアオガエルの鳴き声 くわここここ、というのが聞こえていて、今年も山から下りてきたなあ、と思っていた矢先、昨夜 その声が ぐわごごごご、というふうに変ったような気がして、もしや、と見に行ってみると。
池の一番奥まで張り出した椿の枝の先に 卵がありました。
正面の白い花はバイカウツギ、後ろのほうにもちらっと見えていますでしょ、その右にも数本かってに増えています。この子は強いのですね。
ここの斜面 ほうっておいたら 真っ白になるかもしれません。
卵は左の真ん中あたり、です。
命がぎっしり詰まっているのですね。
下の池には水連が年々茂って葉を広げ、次々開花しています。
こちらはもっと広がって 花がたくさん咲くといいなあ。
睡蓮の咲く庭、なんて なんて素敵なんでしょう。
ですが その実 なんの手も入れていないので 野性味たっぷり です。
産卵も睡蓮も早いな、と 思いましたが 去年も同じころ でした。
季節の前倒しは もう恒例になってしまうのでしょうか。
梅雨の走りのようなお天気で山里はここ数日 肌寒く、長袖二枚重ねています。
明日からは暑さに向かうようですが、、、
10℃以上 日によって気温差があることに もはや 慣れてきた感、があります。
ニンゲンの強さって 慣れる ところにひとつはあるように思います。
生きものも 草木も へばっていないところをみると このくらいの乱高下はどうにでもなるのでしょうか。
適応できないものは 静かに消えていっているのかしらん。
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