台風20号が去って ムシムシの山里です。
今回は台風の東側の絶妙な位置だったからか、地形なのか 当地は昨日 朝から 断続的に風雨が強く 午後には早々に 大雨暴風警報が出ました。
夜に入ってからは さらに 雨よりも ものすごい風で 怖いくらいでした。
が、家そのものにも 地域の川も溢れることは無く 被害はありませんでした。
が、我が敷地はいろいろなものが飛び散っており、積み上げてあったものが崩れ落ちていたりして、ありゃあ 片づけが、、、状態です。
ところで本題。
家の雨戸ですが、これは大変な風になりそう、という時だけひき回すので この30年余のあいだに、そう何回も出しているわけではありません。
今回はもう午後早々から 閉めました。
そこでふと 日本家屋、今 こういう雨戸のあるうちってどのくらいあるのだろう、と思いました。
一番 広いところです。
奥は戸袋、同じ時に作ったはずなのに 戸袋はすっかり色が変わっていますが、滅多と出さない雨戸は まだ削りたての木のようです。
内側から。
木の香が 漂います。
外で陽や雨にさらされた木と 仕舞いこまれた木 では こんなに違うのですね、と、改めて思った次第。
それに こういう雨戸、戸袋 知らない人も多いのではないかなあ、って。
がたがた かたかた 動かして、最後の一枚が戸袋に納まらなくて うんうん 何度もやりなおしたりして。
子供のときの記憶もあるから 東京でも以前は 普通にあったものだと思います。
今も こういう木の雨戸のあるおうち 作られているのかな。
台風がいっても まだまだ暑い山里ですが さすがに真夏とは違う気が漂ってきました。
この時期になると ツクツクボーシが 例年 狂ったように鳴き騒ぎます。
時間がないこと わかるのでしょうか。
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