月下逍遥

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カテゴリ:今日のきもの 秋( 38 )

お気に入りの 牛首紬


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きもの 牛首紬 胴抜き
帯   織 八寸 秦荘(図案は洛風林)

以前から見て下さっている方々には あれこれ同じものを着まわして 目新しくないので恐縮ですが。
これは お気に入りの いかにも牛首、という一枚です。
少し前まで 牛首は見ればわかったものですが 染め下地に使うようになってから、もしくは今風に色柄を増やしてから なんだかわからないものになってしまいました。(個人的意見)
より高価にたくさん売れるように という気持ちはわからないではないのですが、各地に残る紬たち、それぞれ個性的で魅力的。その布の 美しさと風合いを愛でる ヒトにとっては なんてもったいないことをするのだろう、と思います。
ひとときは 珍しがられても おそらく その土地の紬としての価値は下がってしまう、と私などは思います。

今日はお茶の稽古。
お仲間が 牛首を見たい、というので着ていきました。
帯も小物も このぐらいかなあ、という押さえ方をしています。

私のまわりには きもの繋がりのお友達が多いので いつもは感じないのですが、きものを着ているといっても、各地の紬のことを知っている人はほんとに少なくて ああ そういうことなのだなあ、と思います。
もったいないなあ。
あれ 私がかわっているだけ かしらん。

おっとお稽古の覚書もしておかなくては。
茶壺の拝見、が本日のメインでしたが 年に一度ではとても覚えられそうにありません。
ころころと転がして見る、のには ちょと驚きました。
はい お稽古場は 炉 になりました。




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by fuko346 | 2017-11-16 11:55 | 今日のきもの 秋 | Comments(4)

白金台あたりで




翌日もなぜか渋谷駅を通過し、、、
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きもの 伊兵衛織
帯   更紗木綿九寸
ほんとはこの取り合わせではなく、朝 三分紐を締める段になって 帯留がぽろっと落ちてしまい、あわてて 昨日の帯締めをひっくり返して使う、というありさまになってしまいました。
予定では
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帯留 木に塗り
色が全体と合ってます。
こちらのほうが いいでしょう? (と同意を求める)
金具から突然はずれてしまうことがあるのですね。出先では 予備を持っていないと困りますね。

さて お友達と表参道で待ち合わせ ちょいときものやさんを覗いたあと、白金台へ移動。
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松岡美術館
個人の持ち物を展示してありますが なかなか見ごたえがあります。
都内だけでも 大小 たくさんの美術館がありますが 大きいところでも新しいところ ましてこじんまりしたところは行ったことがないので機会があったら行ってみたい、と思っていたところに お友達が誘ってくださったので 喜んでいくことにしました。
そして目的その2
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利庵
おいしいあてで ちょこっと飲んでお話し 美味しいお蕎麦を食す。
これぞ幸せ でありまする。

今日も良い日でありました。










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by fuko346 | 2017-10-27 10:42 | 今日のきもの 秋 | Comments(4)

伊兵衛織で、、、

渋谷あたりへ お友達に会いに ちょろっとおでかけ
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きもの 伊兵衛織 単(この布は 地厚なので基本 単で仕立てます)
帯   日本茜染 紬地九寸 ユキさん作
根付は ツゲの木彫

このところの東京 暑いのだか寒いのだか 雨なんだか さっぱりわからないので 下着で調節できる この きものを持ってきました。
これに 単仕立のうすでの道中着でちょうど でした。

しかし 渋谷はさっぱりわからん街になりましたねえ、、、

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本日の御用。
お友達にお聞きしたいことがあったのです。
ふむふむ ふむふむ ほ~ほ~。
あらあ~。
とっても納得。
そして 今までしてきたことを肯定してもらったようで うれしくなりました。
ありがとうございました。

で、私はお昼を食べていなかったので キッシュと白ワイン。
ここのキッシュ こんなに大きかったかしらん、、、次にはお友達の食している 美味しそうなタルト タタンも食べたかったのですが 満腹になってしまいました。
そして うまく写っていませんが お向かいに見える 帯 実物を拝見したかったので これも とってもうれし。
なんと美しい 布の質感と その色。

短いけれど とても 満たされた時間 でありました。










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by fuko346 | 2017-10-26 11:29 | 今日のきもの 秋 | Comments(2)

藍大島

お稽古へ
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きもの 藍大島 袷
帯   イカット九寸 木綿
ひさ~しぶりに 取りだしました。
えっと これを着たのは いったい何年前でしょう。
昨夜から がくっと冷え込んだのですが まだ 真綿の袷をきるまでには 寒くなし、といって単はいくらなんでも 寒々しかろう、、、、と 思い出したのでした、あ、これがちょうどいいかも。
先日着ていた真綿の単より もしかして涼しいかも この大島のひんやり感は 他にはありませんね。
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よくよく近づいて見ませんと 分からないのですが 松葉の模様が飛んでいます。
この柄が気に入ったのでした。
あっさりしてみえますが これは なかなか手の込んだ布、です。
染めるのも 織るのも 根気があるのだろうなあ どんな人がかかわって織られたのかなあ、お見せしたいなあ、とか いつものことを思います。
久しぶり ですが ちゃんと着ていますよ~大事にしていますよ~。

しかし 軽い。
この大島の軽さは 今までそう思いませんでしたが 貴重ですね。
あ、だから人気があるのか、と 今頃思う次第。

来週末から また上京なので 今月後半は お稽古に行けません。
また せっかく矯正した 手 を忘れてしまいそうです。




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by fuko346 | 2017-10-14 13:53 | 今日のきもの 秋 | Comments(8)

伊那紬

きもので ちょこっと 近所へおでかけ
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きもの 伊那紬 無地 単
画像は グレーに見えるかも ですが 灰色に二滴 緑を混ぜたような色。蓬の草木染めなんですが、微妙な色は映りませんね。
帯   塩瀬 染め九寸
襦袢は 麻
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ひさ~しぶりに この帯を思いだし 今の季節に合うな と使いました。
これは 昔の更紗の染め見本から 気に入った布を選んで仕立ててもらったもの、です。
色といい柄、といい 素敵でしょ。
見本布の長さはそれほどないので 違うの二枚を使っています。
押上あたりの 染め屋さんで 遠いのでなかなか再訪できないのですが これを見てたら また違うの作りたくなってしまいます。

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でかけたのは、、
最終の時間 ぎりぎりに 最後の電気バスに飛び乗りました。
お客は私 一人。
人の気配のしない この場所は いつにもまして魅力的。
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もう、だ~れも いません。
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ミホ ミュージアム 開館20周年記念特別展
ここは お宝をたくさんお持ちなので ほ~っとため息をつきつつ 拝見してきました。
入ってすぐに 見返りの犬 って 埴輪が どん、とお迎えしてくれるのですが もう そこでくらくらっといたします。
日本 中国 朝鮮 それぞれの美しいものがいっぱい でした。
今回は いくつかの茶碗に ぞーっとするくらいの 媚態を感じてしまいました。
その魅力に抗えない 美女 という 風情です。
どうしてかな 今までみたことがある、と 思うのだけど、、、、
たった一人で 見たからかしら。
もしかしたら 手にとったら 魅入られてしまって 城ひとつと交換してしまうかも、、、
そんな感覚は 初めてだったので 不思議です。
招待券がもう一枚あるので 展示替えがかなりある 後半にも 訪れようと思います。
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ちょっぴり 色づき始めてしました。
うちから車で15分くらいなのですが 標高がちょっと高いのと風の通る場所だからでしょうか、早めの紅葉です。
今年は 紅葉早くて鮮やか かもしれませんね、今まで暑かったけど 明日から急に冷え込むようですから。




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by fuko346 | 2017-10-12 22:03 | 今日のきもの 秋 | Comments(6)

月見の宴

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これ以上ない というような場面設定で お月見をさせてもらいました。
見上げたのは こんな月。
常には入れない いわゆる 京都東山別荘群の一つ 美しい場所へ お誘いいただいて 喜んで伺いました。
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南禅寺へ続く トンネルをくぐって 期待でわくわくしながら うらうらお散歩しつつ向かいます。
到着したその場所は、、、
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明治の財閥が作り上げた 美しい庭園と邸宅。
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八つ橋を模した池の向こうは桜の庭。
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趣のあるお茶室ももちろんあり。
母屋でお茶も一服いただきました。
お庭を散策 家内の美しい部屋(いくつあるかわかりませんでした)も拝見していいるうちに、、、
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今日は曇り の予報でしたが うれしいことに 月に群雲。
その下で 小さいコンサートが催され。
月の見え隠れと その曲が 重なるようで。
ご縁があって こんな体験をさせてもらいましたが ひとときの夢 でありました。

で、お弁当は 瓢亭(ビール付き)
食するそのお部屋の美しいこと。

ほあんほあん と 地上から少し浮いたような心地で帰宅しました。

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きもの 白山紬地 訪問着
帯   織 袋帯 木屋太
きものをお召しの方は少なかったのですが、この 取り合わせを お屋敷が喜んでくれていたような気がするのは うがちすぎ でしょうか。

かつては 華やかな園遊会がいくどとなく開かれていたでしょう、その後 持ち主が何度か変わって、今、存在していることが 大きな価値のある邸宅。
この先もこの美しさをとどめて欲しいと 願います。
この周辺には 非公開のこのようなお屋敷がいくつもありますが、それらにも訪れる機会がありますよう、お月さんに願います。





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by fuko346 | 2017-10-01 22:29 | 今日のきもの 秋 | Comments(6)

気温30℃の 単きもの

最高気温30℃の京都へ
お茶の社中の方に招かれて ご自宅へ。
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きもの 白鷹お召 単
帯 首里ロートン 八寸
下は みな麻、襦袢はグレーに染めた 100番手の小千谷の麻、です。
帯あげは 絽縮緬 半襟は楊柳 帯締は 冠組

30℃です もう一度 30℃です。
かんかん 照り照り 良い天気。
単でも涼しげ、または軽やか 着ててもできる限り涼しい 取り合わせにしました。
私の感覚では 塩沢より 白鷹お召のほうが 軽やかな気がします。

今日のお呼ばれ。
お稽古の先輩が お道具を用意したお披露目 なのですが、なにもかもそろえるのではなくて できる範囲 あるもの を見たて で使われ、お料理もご自分で 美味しく華美でなく作られていて 感心しました。
簡単、とはいえ お茶事をのっとっていて それをする そのものの心気 が凄い、です。
楽しく 遊ばせてもらいました。

いいなあ いいなあ 何年かしたら 私も できる範囲のこと してみたい です。

(家 そのものを人目に耐えられるようにせねばならないので 遠い目標)




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by fuko346 | 2017-09-25 21:07 | 今日のきもの 秋 | Comments(0)

秋の京都で 夏きものを、、、

お買い物のある お友達に誘われて 京都へ。
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二人とも 塩沢お召に紬 八寸。そういう季節、ですね。
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ランチは 烏丸から西洞院を上がったところの うるう さん を予約してもらっていました。
美味しい生パスタ 量が多すぎて 少し残してしまったのが 残念でありました。
ここしばらく気持ちが不調だったのですが 回復傾向を祝ってスパーリングの御代りをしてしまう私。でも グラスが小さかったの。

たまたま。
ランチの場所を知った時に この近くで omoさんが 開店13年セールをしていることも知り、そちらへも伺いました。
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こちらは 好みのものがあるのは分かっているのですが なかなか行く機会がなくて。
今日の帯留は たしか 開店してすぐあたりに こちらで求めたもの。
ふらっと入って 帯留二つ 買ってしまったのです。
すっかりと上がりこんでしまい、森田さんたちをお話をさせてもらって、なぜか 小千谷縮を一反、仕立てることに。
お稽古用に がんがん着られる濃い色の 小千谷が欲しかったのですが きれいな色のものを見つけました。サンドベージュの手持ちと とっかえひっかえして 夏の稽古にもきものを着よう、と思うのでした。
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おみやも いただいてしまう。
デザイン かわいいでしょう。
かわいいのだけど 味があって こちらのオリジナルや セレクトされたものは 素敵なんです。
つまり 危険なお店 ということもできますね。
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今日の本命。
堀川 四条あたりにある 懐紙の専門店。
お友達が お茶の稽古を始めるのでお買い物に。
なんとも よくぞ残っていました の洋館です。
内部もすごくて 懐紙でこれが建つのだな と 変なことを思ってしまいました。
たぶん 懐紙界の かなりの量を製造販売している老舗 なのでしょう。
面白いなあ 京都。
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きもの 塩沢お召 単衣
帯   紬 八寸
きものは 遠目には しろっぽく見えますが 小さい格子 全体は 染め分けで大きな格子になっています。
帯締 帯あげ で 秋。
帯留 は 今日の高い空 のつもり。

そうそう この日は気温が高くて 下はみな麻、にしましたが 歩くとあっつい 日 でありました。
グレーに染めた 麻襦袢 活躍 です。




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by fuko346 | 2017-09-22 10:44 | 今日のきもの 秋 | Comments(10)

綿ちぢみ の きもの 

今日のお稽古に
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きもの 綿縮 単衣 ばち衿です
帯   麻 八寸
むし暑くて 前日まで 小千谷にしようと思っていたのですが、なんとなくはばかられ、このきものを思い出しました。
半襟 帯揚 襦袢 夏物 です。
これでも汗になりました。

まだまだ 見た目 そう透け感のない夏物が 気候としては 適、だと思います。
といって そういうものには手持ちが無く、、、、
買ってもいいリストに入れてしまおうかしらん、、、かしらん、、、

お稽古は今日もくたくたになりました。
備忘録だけ
初炭
薄茶
濃茶 長緒 茶入 老松 (二回)
後炭
花月






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by fuko346 | 2017-09-11 21:13 | 今日のきもの 秋 | Comments(2)

伊勢の白子(しろこ)

伊勢の白子 と聞いて おきもの好きの方には お分かりでしょう。
はい 伊勢型紙の里 です。
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鈴鹿市伝統産業会 で 匠の里 伊勢型紙フェスタ という催しがあることを知り 行ってきました。
うちからだと 新名神に乗って一時間強 です。
以前から 行ってみたいとは思っていましたが なにか機会が無いとなかなか実現しないものですが、今回は この催しの一環で お友達が 東京で行われた きもの男子コンテンストの入賞者としてトークショーをする、ということで 応援を兼ねて出かけたのでした。
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会館は 伊勢型紙の資料館にもなっており 展示品がいろいろ 実演も体験もできるようになっています。

気の遠くなるような 細かい柄の型紙たちを見ているだけでも とても興味深く また美しいもの です。

今日のきもの
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きもの 江戸小紋 大小霰 結納のときにいただいた浜ちりめんを 染めたものです。
羽織 は 母のもの 仕立て直し 桃色と白の橘のような花が飛んでいるのがお気に入り。
帯  塩瀬 染め帯 正倉院模様 双鳥紋なんですが お太鼓に 鳥が出ていません。

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お友達と記念写真。
前日にFBでお友達のいでたちを見ていたので 合わせてみました。
色目で 深まる秋 のつもり です。
ただ当日は20℃近い気温で暑かったのでありました。
お友達は ダイコンとおろしがねの 江戸小紋。
二人とも 伊勢型紙に敬意を表して 江戸小紋を着ているのですが、地元の方だろうと思われる きものを着ていいた女性たちが 伊勢型紙を使ったきものを お召しではなかったのがちょっと疑問、でありました。

ふと 伊勢の白子 どころではなく 伊勢型紙も江戸小紋、も 知らない人が多くなってしまっているのだろうと、この国のゆくところを思ったりもするのでした。
一昔前 江戸小紋は箪笥に一枚は 入っていたように思います。
それも変遷か。
ただ あの技術だけは 固守していただきたい、ので 着る人が いなくてはならないわけ、です。
と書いて また ふと思う。
安価なプリントじゃあない本物をを ぜひ 一枚、どうぞ。



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by fuko346 | 2016-11-14 11:48 | 今日のきもの 秋 | Comments(2)