月下逍遥

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カテゴリ:今日のきもの 秋( 29 )

伊勢の白子(しろこ)

伊勢の白子 と聞いて おきもの好きの方には お分かりでしょう。
はい 伊勢型紙の里 です。
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鈴鹿市伝統産業会 で 匠の里 伊勢型紙フェスタ という催しがあることを知り 行ってきました。
うちからだと 新名神に乗って一時間強 です。
以前から 行ってみたいとは思っていましたが なにか機会が無いとなかなか実現しないものですが、今回は この催しの一環で お友達が 東京で行われた きもの男子コンテンストの入賞者としてトークショーをする、ということで 応援を兼ねて出かけたのでした。
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会館は 伊勢型紙の資料館にもなっており 展示品がいろいろ 実演も体験もできるようになっています。

気の遠くなるような 細かい柄の型紙たちを見ているだけでも とても興味深く また美しいもの です。

今日のきもの
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きもの 江戸小紋 大小霰 結納のときにいただいた浜ちりめんを 染めたものです。
羽織 は 母のもの 仕立て直し 桃色と白の橘のような花が飛んでいるのがお気に入り。
帯  塩瀬 染め帯 正倉院模様 双鳥紋なんですが お太鼓に 鳥が出ていません。

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お友達と記念写真。
前日にFBでお友達のいでたちを見ていたので 合わせてみました。
色目で 深まる秋 のつもり です。
ただ当日は20℃近い気温で暑かったのでありました。
お友達は ダイコンとおろしがねの 江戸小紋。
二人とも 伊勢型紙に敬意を表して 江戸小紋を着ているのですが、地元の方だろうと思われる きものを着ていいた女性たちが 伊勢型紙を使ったきものを お召しではなかったのがちょっと疑問、でありました。

ふと 伊勢の白子 どころではなく 伊勢型紙も江戸小紋、も 知らない人が多くなってしまっているのだろうと、この国のゆくところを思ったりもするのでした。
一昔前 江戸小紋は箪笥に一枚は 入っていたように思います。
それも変遷か。
ただ あの技術だけは 固守していただきたい、ので 着る人が いなくてはならないわけ、です。
と書いて また ふと思う。
安価なプリントじゃあない本物をを ぜひ 一枚、どうぞ。



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by fuko346 | 2016-11-14 11:48 | 今日のきもの 秋 | Comments(2)

美しき 絵 (タロット原画展)

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少し前に こちら で、ご案内した 朋百香さんの タロット原画展へ 伺ってきました。

朋百香さんとミケさんのお話があった日でしたので 会場一杯の人で 大盛況でした。
デモンストレーションで タロットを引かせてもらいましたら、、、
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とても強いカード のようです。
迷っていたこと 自分がそう思っていたこと そのまま、のことを言われたので びっくり。
でも 余計迷ってしまいました。だって 違う人生になってしまうのは 少し困りますもの。
ま 流れを見ようとおもいます。

長い時間をかけ 丁寧にこころをこめて描かれた カードたちは 一枚 一枚 力があって、美しくて、こちらのこころがざわざわして それで 最後には清々しい気持ちになる とても素晴らしいものでした。
とくに 美しい目を くっきりと こちらに向けている女神たちの その一人 一人の まなざしが深くて、これは 朋百香さんのこれまでの生きてきた時を思わずにはいられませんでした。

その美しい絵は とても素敵だったのですが、一番 惹かれたのは この一枚。
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どんな 意味が込められた一枚 なのでしょう。
京都で個展があって 拝見できたこと とてもうれしく思っています。

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いつも端正な 朋百香さん。
おきもののお話はできませんでした、また ゆっくりお話する機会があるといいなあと思っています。

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今日のきもの
きもの 胴抜き 本場結城紬 薄い小豆色なんですが グレーに見えてしまっています。
帯   日本茜染 紬九寸 ゆきさん作 
帯どめ 陶器 そこはかとなくおめでたい感じがするので 原画展のお祝に選びました。



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by fuko346 | 2016-11-12 22:34 | 今日のきもの 秋 | Comments(6)

ちょいとおつかいに

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町内 ちょいと御用で、、、
今月 正午の御茶事をお願いしている 陶芸作家さんのところへ ご挨拶に伺いました。
このあたりのことは トンと知らなくて ほうほう こういうところがあったのか、とナビを頼りに出かけたのでした。
お茶事のことは また 終了後にまた。

で、今日はこの半襟を使いたくての取り合わせ。
端切れなんですが 微妙な位置に もみじが。
もっと柄はあるのですが どうやっても この位置しか出てこないのです。

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全体はこちら。
きもの 野蚕の糸そのままの紬 実際はもっとベージュです。 胴抜き。
帯   秦荘紬 八寸

半襟の色と質感から 選ぶとこうなりました。
あと このシーズン 胴抜きに全部 袖を通そうと目論んでいるのでした。

この桃色帯あげは だいぶ前からありますが たぶん 初めての使用ではないか、と。
はじめに選んだ 帯締と ほぼ同色の桃色。
へえ 可愛すぎる色で 使うことないなあと思っていたのですが おもわぬところで 合いました。

ちょいと の 取り合わせは 数分で完了。
着ていて 一番 楽な 雰囲気の きもの姿 です。



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by fuko346 | 2016-11-04 16:55 | 今日のきもの 秋 | Comments(2)

文部科学省 他 の 主催の 三番叟

なんのこっちゃのタイトルですが そういう 三番叟を見に、渋谷の文化村へ行ってきました。
そもそも 籤運の悪い私 ふとこの催しを知り 参加者は抽選 無料、ちょうど上京中ということもあり、応募しなくては絶対当たらないのですから という気持ちで応募したところ 当選のハガキが来て驚いたのでした。
当日 お会いすることになっていたお友達にも いかが、とお尋ねしたところ ご一緒いただくことになりました。
正しくは
スポーツ 文化 ワールド フォーラム公式プログラム 文化イベント
ディヴァイン ダンス 三番叟 神秘域
主催 独立行政法人国際交流基金 文部科学省

構成 美術は 杉本博司氏
三番叟は 野村萬斎氏

というプログラムでありました。
なので 能楽堂や神社で見る 三番叟とは 少し いえ そこそこ構成が変わっており、事前に日本語 英語でなされた説明も これでわかるのかなあ、と首をかしげたことでした。
ただ あの舞台を見 舞を見 囃子を聞けば十分なのかもしれません。

ともあれ けっこうなものを拝見させていただきました。
東京オリンピックを控え こういう催しがあちこちであるようですが その情報にうといものには参加できただけでありがたく思わなくてはなりません。

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きもの 牛首紬 胴抜
帯    塩瀬地 チャンティン染め 橋本さん作
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夏塩沢 仕立てかえの道中着を羽織るとこうなります。
この道中着は便利です。
もっと早く仕立かえておけば 良かった、と思うことしきり です。

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帰りに ぜんぜん知らない 入りにくいことこの上ない ワインバーに寄って ちょっぴり飲んで お友達とたくさんお話。
楽しい時間でありました。



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by fuko346 | 2016-10-24 12:09 | 今日のきもの 秋 | Comments(2)

まだ 単紬

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東京 最高気温26度の予想でしたので 単にしました。
きもの 伊奈紬 単
帯   藤山さん 九寸名古屋
襦袢は グレーに染めた 麻
(帯締めは 常盤色です)

これでも歩くと汗ばむ気候。
10月も半ばなのに。
4月後半から10月半ば過ぎまで 単きもの 麻襦袢 はこれからふつうになってしまうのでしょうねえ。
暑くても この季節に帯付きであるくのは はばかられ せんだって仕立てかえした 夏塩沢の道中着を羽織っていきました。
大正解 でありました。
真夏には暑苦しい 夏紬、春だけど暑い 秋だけど暑い日の 薄物羽織りとして 活躍しそうです。

この日は京都でお知り合いになったきものつながりのお友達とご一緒しに 新宿へ。
伊勢丹の地下二階 オーガニックの製品がワンフロアに展開している売り場で待ち合わせ。
はあ、伊勢丹がこんなんなってる、、、。
東京 久しぶりに行くたびに どこもかしこも変わっていて はあ、となります。
新宿の変化もすごい ですね。

お友達も変化 成長していらして まぶしい です。
なんで 京都で知り合ったのに お互い こんなとこで お食事しているのかしらなんて不思議がりながら、それが 流れ というものなどだろうとか 思います。
時は流れ すべては変化していく。
おもしろいなあ。



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by fuko346 | 2016-10-19 11:44 | 今日のきもの 秋 | Comments(4)

さすが 京都の、、、きものやさん

久しぶりにお能繋がりのお友達とご一緒するのに 京都へ。
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きもの 白鷹お召し 単衣
帯   首里ロートン 八寸
根付は 銀のぶどう
昨夜は 大雨警報が出るほどの雨。
気温はかなり下がるようですが 湿気は強く 涼しいほどの気温でもなし。
9月も末、着て行くものが無い お召し、しかない。
では、どの程度の湿気、と雨なら 耐えられるのか お召し、の実験です。
もちろん 予報は昼からは そう降らない、というものでした。
結果 ぽつぽつ 雨にあたったけれど 問題は起こりませんでした。
お召しの種類と 布 それぞれで違うでしょうから、実験は 危険をはらむかも。

まずはランチとこちらのお店へ
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祇園新橋 中谷 さん
お若いかたのまだ 新しいお店です。
これは 先付けや お椀や なにやら出た後の おばんざい。
ご主人いわく 自分もいろいろと食べたいので、と。
最後のデザートまで 美味しくいただきました。
サービスメニューで いいのかな、と心配になるほどの料金で 少々 恐縮。
感じも たいへん 好ましく、お友達も気に入って また来ますね、と 店を出ました。

目的その一 ぎをん齊藤さんの秋の展示。
美しいもの たくさん見せてもらって 一番のお気に入りを当ててみても してしまいました。
いつも思うのですが 京都の老舗は すごいなあ、この品物と 接客の妙。
以前の担当さんがやめられて( ちょっぴりしかお買い物したことないので まったくお得意さんではない私ですが)、新しいかた のあれこれの説明も楽しく、遊ばせてもらいました。

目的その2
織楽浅野さんの5年ぶりとかの個展に。
あの 帯が ずらりと。
もちろん 帯も良いのですが 今回 一番気に入ったのは 掛け軸に表装されたもの。
素敵でした。
こちらでも ご主人の ご自分の愛する作品を 見てもらいたい、という熱意を感じました。
説明を聞いて ああ そうだったのか、と思うところもあり やはり 作り手さんの お話を伺うのは とても 楽しいことです。

ええもん 見せてもらいました。



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by fuko346 | 2016-09-29 21:39 | 今日のきもの 秋 | Comments(2)

宇治 平等院

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美しくなった鳳凰堂を見ましょう、とお友達と出かけてきました。
世界遺産になったからか 平日だというのに たくさんの人でした。
今まで行ったときには 閑散としている というイメージだったので 少し驚きました。
屋根の鳳凰さんも きらきら、になっていました。
鳳凰堂が別料金になって 50名ずつまとまって入る、ようになっていたのにも あらまあ、と驚きました。
それだけ 訪れる人が多くなったのでしょうね。
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ここのお堂の 雲に乗り 楽を奏でる 天人たちの像が好き、その姿態のやわらかさ、音が聞こえてきそうです。

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待ち合わせたのは こちら。
宇治駅近くの ろばさん。
ランチは満席、地元の人に人気のよう、予約を入れておいてよかったこと。
やさしい ごちそう でした。

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やはり こちらは外せない、橋を渡ってあちこちと歩いて 喉も渇いたので ぷるぷるゼリーと抹茶アイス。 うう 甘いもんは どうしてこんなに美味しいの、、、。

宇治は見どころが多いので、次回は 歩く姿で足ごしらえをし、ハイキング気分で もっとたくさん歩きましょう、と話したことでした。
今回は 初めて一人で車を運転して行ってみました、例によって 山越えですが、1時間弱で 着くのでした。もう、慣れたので 近いうちに 歩く宇治 実現したいです。

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今日のきもの
きもの 館山唐桟 木綿単衣
帯    更紗染め九寸名古屋
根付は 木彫りのどんぐり
木綿なので 遊んでみましょ、と端切れの半襟をつけてみました。もみじ柄が 上手く見えるようにはなりませんでした、端切れ なので仕方ありませんね。

しっかりとした打ち込みの木綿は とても着心地良し。
襦袢は二部式の単衣で らくちん らくちん、でありました。
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by fuko346 | 2015-10-22 21:53 | 今日のきもの 秋 | Comments(6)

十四世喜多六平太記念能楽堂

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十四世喜多六平太記念能楽堂
お友達が仕舞を舞われるので 初めて訪れました。
外観はコンクリート、スタイリッシュですが 扉を開ければ あの能楽堂の匂いと雰囲気。
能楽堂、どこも似ているなあ、集う人々も。

さて お友達のお社中は 皆さん とても基本ができていて(といっても私はよくわからないのですが、拝見していて感じること) お上手です。
お友達も 堂々としていて きちりと 姿が決まっていました。
感嘆 しきり。
先生、きっと 素人といえども きっちりと教えておいでなのだろうと 思いました。

大鼓のお稽古をやむなく 休んでいる身としては 能楽堂で 舞う お友達を拝見して また お稽古再開したいなあ、と思いました。
それと お囃子にどうしても気が行ってしまう私。
ある方の お笛に えっと惹きつけられました。
なんて 良い音でしょう。
伺えば 人間国宝でいらっしゃる、と。
そうか そういうことか、と納得です。
一噌流笛方の一噌仙幸氏 でした。

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きもの 伊那紬 無地 草木染め 単(ごく薄い灰味を含んだ薄緑)
帯    藤山千春さん 吉野間道九寸名古屋帯
帯留  陶器 少し大きめの物を お祝いの気持ちを込めて
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by fuko346 | 2015-10-12 23:05 | 今日のきもの 秋 | Comments(4)

お船で きもの

時折登場の 飲めないのに仲間に入れていただいている ワインの仲間。
そのお一人が店主である ワインバー カヴァレッタ 開店五周年記念のワイン会が 琵琶湖は ビアンカを借り切って行われました。
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泡にはじまって 店主厳選のワインを8種類 用意してくださっていました。
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お料理も美味しくて お腹が一杯になり ちょぴっとずつ飲んだのですが 5種類で もう無理、、、、。

するすると進んでいく湖上で 美味しい料理にワイン 渡りゆく 風に身を任す しあわせ です。
わずらわしいことは 忘れて ただ 気持ち良く風に吹かれる。
なんと 贅沢な 時間。
ずっと漂っていたいけど お話して食べて飲んでいるうちに 南湖をくるっとまわって船は 浜大津港へ 無慈悲に あっと言う間に着いてしまったのでした。


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きもの 藍絞り 木綿 単
帯   秦荘紬 八寸
前は撮り忘れましたが 銀の葡萄の根付が、中心の取り合わせだったのです。
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by fuko346 | 2015-09-15 23:20 | 今日のきもの 秋 | Comments(10)

白鷹お召で 初秋の京都

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きもの 白鷹お召
帯    夏紬 縫い 九寸名古屋 (野口)
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この柄だと 夏の終わり、秋の初め 9月にしか使えません。
お召は 雨模様だと危険で着ることができず、なかなか機会がありませんでした。
この日は 久しぶりに良いお天気で この一揃いをまとうことができて 嬉しかったのでした。
三分紐は 赤ではなく 錆朱で 帯の菊の花と同じ色目、です。

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行きたくてなかなか行けなかった イタリアン チェンチ
平安神宮の横のひそっとあります。
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東からのお友達と待ち合わせて ランチをいただきました。
ここでしか食べられない という感覚の御料理 堪能させていただきました。

今頃着る木綿を見たい、というお友達と 久しぶりに ギャラリー晏さんの京都展へと向かいます。
いろいろ見せていただいて お友達にはお気に入りが見つかって めでたし、めでたし。
こちらは いつも趣味のいい ふだんにもきものを着る人たち用の品物がたくさんあって 素敵な品物を拝見できます。
それと sakurakoさんの小物も多く置いてあって 実物を見たかったのでうれしくなりました。

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最後に三条のギャラリーで 行われていた お知り合いの ドローイング展へ。
作品を解説しながら見せていただいて 楽しく過ごしました。

良く歩き いろいろ見て 美味しく食べて 京都 満喫いたしました。
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by fuko346 | 2015-09-14 12:09 | 今日のきもの 秋 | Comments(4)