月下逍遥

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サザンカ

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庭のサザンカが咲いています。
これは数本あるうち、一番先に咲き始める木です。
この花をを見ると初冬を感じますが、今年はまだまだ暖かい、明日の最高気温はけっこうな高さのようです。
でも山里の最低気温は7℃。もう、5℃以下になった日もあって、朝晩はしっかり冷えているのでした。
年間を通して大きな気温差が普通になってしまって、すっかり慣れてしまいました。

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その蕾がとてもきれいな色だったので、一枝 壺屋焼に投げ入れて、玄関に飾ってみました。



この先は自分のための覚書。
こころの旅をみつめたつづけて気がついた一瞬。

今朝、目覚めたとき、かすかな柔らかな幸福感を感じている自分に気がついて、少し驚く。
もう、以前、こういう感覚を持ったことがいつだったか思い出せないくらいの、もしかすると初めてかもしれない感覚。

眠りの闇から意識が戻ってくる、そのとき 小さく しあわせ、と言葉にならない言葉でつぶやく。

恐れるものなく、おびえることもなく、身構えることもなく、悲しみがそして哀しみが満ちてくることもなく、ただ単純に目覚める。
朝の光を感じる。

ただそれだけのこと。
ただそれだけのことに辿り着くまでに長い時間がかかったことを。

ここに着いたことが うれしい。
歩いて来た道は間違ってはおらず、無駄でもなかったことを、感じる。
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by fuko346 | 2011-10-31 22:25 | 山里便り | Comments(2)

お笛 初舞台

本日、初舞台でありました。

鞨鼓 を連囃子で。
あっという間に終わってしまいました。

上手くは行きませんでしたが、自分の笛の音が能楽堂に響いたほんの一瞬。
こころの中でニカッと笑いました。

今はとば口、これから練習して上手くなっていきたいと思います。

本日 おいでくださった方、まったくご挨拶できず申し訳ありません。
この場を借りてお礼を申しあげます。
何がどうなっているのかわからず、おろおろしておりました。


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楽屋裏で記念撮影。

*備忘録
きものは白山紬地の訪問着。
帯は織り袋帯 洛風林。
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by fuko346 | 2011-10-30 22:22 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(18)

北山あたり


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小春日和。
所用で京都へ行きました。
北山通りの橋の上から。

うらうらとしたこの景色を見ると、京都っていいなあ、と思います。
街の喧騒も、こんな水も山もすぐそこにある。
住んでみたいですね。

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お昼はこちらで。

北山通りにある 蕎麦 じん六
お連れは、美しいきもの姿。

美味しいお蕎麦をいただきました。








それから、とあるきれいな糸がたくさんある工房へ向かい、お願いごとをしてきました。
完成が待たれます。
とても楽しみです。

きものの楽しみはいろいろあるけれど、どれにしても、出来上がるまでわくわくと期待して待つときが一番 楽しいような気がします。
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by fuko346 | 2011-10-27 22:04 | 美味しい場所 | Comments(6)

緑の目

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庭の菜園にネギをとりにいくと、大きなカマキリがいました。

正面。

なに?







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こちらが動くと、当然 向こうさんもこちらをにらみます。

だから なに?

翡翠の目と、目が合います。
あなたの世界は緑、なのかしら。

寒いねえ、今朝は7℃くらいでしたねえ、これから冷たい冬が来ますねえ。
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by fuko346 | 2011-10-26 10:16 | 山里便り | Comments(2)

柿はなるなる

うちは敷地が広くて、いえいえ大邸宅ではないのです、山里で森で、林で、藪なのです。
柿の木も4本あります。
あ、勝手に生えたと思われる渋柿も二本ほどありますが、こちらは見ているだけです。

今年は柿の生り年のようです。
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こちらは家人が子供の時に登って柿をもいだという古い木。
いつからあるのかわかりません。
この状態で、紙袋に4っつもいで隣近所に配ったあと、です。
まだまだたくさん成っていますが、もう、熟しすぎてきたので、鳥の餌でしょうか。


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実はこちら。
防水型の、手入れはなにもしていませんから、小さめです。
ころりん、としていて可愛いです。







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これは苗木を買ってきて、もう27,8年たつでしょうか、二本並んでいます。
去年、あんまりぼーっと大きくなっているので枝を切ったのですが、樹形が変になってしまいました。
こちらもだいぶもいだのですが、まだまだ実があります。

食べきれませんね~。



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実はこちら。
選定が上手く行ったところは、こんな大きなものが成ります。
ひらべったい形です。
あんまり大きいと ちょと可愛くなくなります。

お味はどちらも甘くて美味しいです。
売っているものよりは、甘味がありませんが、それでも十分というか、あんまり甘い果物は苦手です。



この二つ、甘くて美味しけど微妙に味が違います。
どう違うか、説明しようとするとかなり難しことに気づきます。

味の説明って難しいものなのですね。
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by fuko346 | 2011-10-25 10:24 | 山里便り | Comments(2)

申し合わせ

30日が初のお笛の会で舞台に上がります。
今日はその前の申し合わせで、大阪まで行ってきました。

能楽堂の楽屋口を開けようとしたら、中から茂山七五三さんが出ておいでになりました。
軽くご挨拶しながら内心「おお~」
能の世界はとても不思議に感じています、お弟子になると、舞台の向こう側に飛び込んでしまったようになります。

中へ入れば能楽師さんたちがわらわら わらわらおいでになる。
こういう経験は、見所から見上げていた身には、ワンダーランド、です。

自分の出番はほんのちょっとで、本番と同じようにおさらい、をします。
はは、回りの大音響に負けて、間違えてしまいました、あと5日、もっと練習しなくちゃ。
自分の音に集中しなくちゃ。
あがらないこと、言われたことを忘れないこと。
と、自分のことはこれだけで。

あとは見所で、申し合わせが進んでいくのを拝見、聞かせていただいていました。
これが、なんとも気持ち良い。

見所にはぽつぽつ、としか人はいません。
もう、これだけで、うれしくなってしまいます。
申し合わせとはいえ、本番と同じ音がするのです。
舞が入ったり、お能もあります。
装束も面もなく、お笛は素人であったとしても、その他は玄人です。

そこにいさせてもらう贅沢。

特にお能は、装束がないだけに、動きが良く見えて、とても美しい。
能の型がこんなに美しいとは、思っていませんでした。
舞台を見つめていると、お笛が素人だということがだんだん気にならなくなり引きこまれます。

今回は初めてのことで、どういう按配なのかまったくわかりませんでしたが、次回からは準備怠りなく、申し合わせのときも長い時間拝見していようと思うのでした。

お能は面白い!
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by fuko346 | 2011-10-24 22:09 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(6)

茜染めの帯 二様

10月21、22日のきもの

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きもの 館山唐桟 単衣
帯   紬地茜染め 田中ゆきひとさん作

根付  季節とワインバーへ行ったので銀の葡萄

実際の赤は、もうすこし渋くて深い色。
日本茜で染めた色をお見せしたい方がいらしたので、使いました。

襦袢は絹単衣 紐類は麻。
これでちょうどよい気候です。
まだまだ袷には手が出ません。










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泊まりでも荷物が多いのはいやなので、きものと帯は同じ。
でも、まったく同じは芸がないので、帯揚げ、帯締め 変えてみました。

帯の色、上のものよりこちらが近いけど、それでもちょと違います。
この深い赤を出すのは難しいようです。

赤に赤を合わせたい気分。
帯揚げもきものに合わせて茶。
系統としては二色しか使っていません。
これもも面白いなあ、かえって斬新になりますね。

根付は能楽堂行きだったので、木彫りの小鼓。

この日は蒸し暑く、移動に汗をかきました。
襦袢を単衣用の麻絹にしておけば良かったと思いましたが、もう洗ってしまってしまったので、出す手間を惜しんでしまったのです。
この先もこの気温でしょうか、困りますねえ。

明日はどうしましょうか、悩みどころです。
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by fuko346 | 2011-10-23 13:43 | 今日のきもの 秋 | Comments(4)

羅に京町屋にワインバーに能楽堂

10月21日(金)~22日(土)
東京からワインつながりのお友達がおいでになったので。

21日
まずは近代美術館で待ち合わせて、北村武資さんの作品を見に行きました。
人間国宝の織り、美術品ではありますが、私にとっては、きものと帯。
用のものです。
といって手にはいるかどうかは、、、う~ん、もう無理かな、せんだって 上がり、なんて書いてしまったし。

手には入らずとも、着る、ことを前提として見てしまいます。
だったらこれ、と、あれと、それと。
夢想はふくらむ、気の遠くなる手仕事。
美しい布を堪能しました。

と、ここからてくてくと歩きだし、あちこちみながら結局一時間ほど歩いて、次の目的地まで。
私に先導させると、歩いてしまうの、、、。

a0236300_2024047.jpg今夜のお食事は秦家住宅で。
京都・下京 秦家住宅 〒600-8469 京都市下京区油小路仏光寺下ル太子山町594番地

重厚な京町屋で、伝統の派手ではないけど、きっちりと手間暇のかかったお料理を、静かなお座敷でいただきました。
こちらは一度、ご縁があってお昼をいただいたことがあり、今回は二度目です。

こちらは美しい酒気。
私の下手なお料理の写真を並べるより、こちらのサイトをご覧になって、その雰囲気を味わってくださいませ。
秦家 サイト
お料理もこの家の方々も、やんわり優しく、お腹も心もほこほことなって、御馳走様でした。

お腹一杯といいつつ、次はワイン仲間の開いたワインバーへ移動。
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ワインバー・カヴァッレッタ
京都市上京区上御霊中町453  サイトはこちら
赤がずらっと並んでいるのは、同じ産地の畑違い飲み比べ、というものをなさっている方々。
私は手前の白、一杯です。
味は大好きだけど、そう飲めないわたし、なぜ、このメンバーに混じっているかというと、きものつながりなのでした。
このお仲間には知らなかった世界をたくさん見せてもらって、とってもうれしい仲間なのです。
といって、そうそうお会いするわけでもなく、ゆるゆると繋がっています。

楽しい時間をありがとう。

22日
金剛能楽堂で行われていた、お笛の素人会へ。
杉会囃子大会
二時間強、楽しませていただきました。

いいなあ、お囃子の世界、やっぱり。
お笛つながりのお知り合いもいらしていて、御挨拶。

帰って、自分の練習をしよ。
あさっての申し合わせ、ますます楽しみになりました。

・この日のきものは別ページで。
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by fuko346 | 2011-10-22 20:36 | 美味しい場所 | Comments(4)

せぶせ (背伏せ)

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背伏せ、です。

きものや襦袢、単衣ものの、背縫い部分を補強するための細長い布。
ごくごく ま~ったりと楽しい和裁をしていますが、今は単衣の長襦袢を縫っているので、必要になりました。

以前、半襦袢を作るために、さらし布を探して、あっちこっち回りました。
その折、若い店員さんに「さらし? さらし布ってなんですか」と数回聞かれて、へ?! となったことがあります。
晒って、もう死語なんでしょうか。

そんなことがあったので、背ぶせなんて置いてある店はこのあたりにあるだろうか、教えてもらったように、京都の大丸で買おうかしら。
まあ、試しに、と最寄のスーパーの手芸用品店に行ってみると、駅近くとはいえ、なんとなくうらぶれて、人も少ないその場所に、ぽつんと座っていたのは、かなりの年配のご婦人。

あれ、あるかも、と思います。
無くても「背ぶせってなんですか」とは言いますまい。

「背ぶせ ありますか」
「はい、ありますよ」
「おおー ありますか もしかしてって来てみたんです」
「そうですよね、おおってなりますよね、皆さん 驚かれますわ」
と笑い合う。
といっても置いてあるのは4色だけでしたが、私は白を使おうと思っていたので、すぐさま喜んで購入。

「なさっているのですね、がんばってくださいね」
「はい」
と、再び笑い合う。

あの年代でしたら、自分のきものは縫ったことがあるはずです。
あなたも、きもの、縫うのね、と喜んでいてくれていたような気がしました。

あ~、縫っているとはいえないような、お遊び満載の和裁ではありますが、針を持つことが苦、ではなくなっています。
襦袢もいつかは完成するでしょう。



さて、今日は、和裁のあとは、お笛の稽古
あとは 申し合わせ、で、本番です。

はじめは落ちついていられるのに、だんだん頭に血が登って来て どきどき。
で、指がもつれる。
ああ~~~~。

でも、本番ではなんとかなるような気がしてきました。

ただ、お師匠の顔が「この人、ダイジョウブかいな」と言っているような気がして、それが不安になりました。

素人ですもの、楽しまなくては。
申し合わせってどういうのかな、わくわく。

不肖の弟子は困ったもんです。
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by fuko346 | 2011-10-18 22:12 | きもの | Comments(12)

松茸 

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うふっ。
ここ山里は松茸の産地でもあります。

といってもだんだん収穫は減っています。
以前は親戚のおじいさんが、松茸山に入ったので、時期になるとたんといただいたものですが、収穫が減るのと、おじいさんたちが亡くなるのとで、口に入ることはなくなっていました。
国産はとても買えるものではなく、外国産は買ってまで食べることのこともなく。
採りたての松茸のあの香りを知ってしまうと外国産には手が出ないのです。

贅沢に食べた記憶があるので、まあ、いいか、となっているのでした。

が、今日、やすく分けてもらえたから、と家人が持って帰ってきました。
安く、といっても私の家計からはとんでもないので、自分で買うことはありませんから「わ~~~い」と喜んで、夕餉は松茸尽くし。

松茸ごはん 松茸入り茶碗蒸し 松茸の焼いたの

しみじみ 食べるしあわせ。
ふぁ~。


松茸 数年後には栽培できるとかききましたが、そうなったら、今みたいにありがたくなくなってしまうのでしょうね。
でも、かえって自然のものは貴重になるのかな。
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by fuko346 | 2011-10-16 22:50 | 山里便り | Comments(6)