月下逍遥

fuko346.exblog.jp
ブログトップ

<   2011年 11月 ( 14 )   > この月の画像一覧

冬の訪れ

a0236300_12205091.jpg


あたりを低い山に囲まれたここ山里では、濃い霧に沈む朝が、冬になると続きます。
乳色の微粒子に囲まれ、視界がなくなるほどの濃い霧です。
それは太陽がでてしばらく、そう10時を過ぎる頃まで晴れることはありません。
そういうときには、あたりはまるで雨が降ったあとのように湿っています。

そんな朝。
散紅葉が濡れて光っていました。

今年は、そこらじゅうにあるカエデ類が燃えるような景色は見ることができませんでしたが、落ちた葉は鮮やかです。

きれいだなあと見入ってしまうのです。


今あるものを かいなに大事に抱えて
あったことどもが、すべて、今、なのだから。
[PR]
by fuko346 | 2011-11-30 12:30 | 山里便り | Comments(0)

あれから

自分のための覚書です、常とはタッチが違いますので飛ばしてくださいませ。



a0236300_23421886.jpg


季節はずれの苺の花。
実りのときを迎えもしないのに、この気候で次々と咲いている。
実るか実らぬのか、にはとんちゃく無く、咲く ことを望んで、それで満足しているよう。

命にかかわる病気になって、今までの自分を思い返したとき、このまま死ねないと思って走りだして、そして世間的には活発に動いていて、活動的といわれ、明るいといわれ、それでも、私にとっての外界は大きな画面のスクリーンに映っている白黒の画像のようで、私自身からは遠いような感覚だ続いて。
そんな中でも死ぬ物狂いというのは火事場の馬鹿力だから、思いもかけないように希望がかなって、それまで考えもしなかった世界が広がり、それはそれで堪能させてもらったと思う。
それで、上出来、とは終わらずに、会うことのないだろうと、すいと分かりあえる(という幻想だったのかもしれないが)、人間に巡り合って、でもそれはその人たちの死に行く時間での邂逅だったから、私は地上に取り残されて、途方に暮れた。

魂がふれた音を聞いた、と感じた人が去ったあとは、こんなに人は嘆くことができるのか、ということを知ることになり、外界はスクリーンの向こうどころではなくなって、まるで自分が冷たい沼の底に沈んでいて、ずいぶんと上のほうに重なる水のそのうえにゆらゆらと揺れて見えるようになってしまった。

生きていると死んでいる、の境に漂っていて、それでも日常をこなす自分が訝しかった。
「関係がうまく作れない」その人の言った言葉が呪詛のようにも、心地よくもこころに残り響く。

無理は続かずに、それまでのことを手放したら、何もなくなった、しん、と何もなくなった。
気力が切れて、ぼんやりと一年近くたってしまった、こんなにぼんやりするとは思わなかったし、動けなくなるとも思わなかった。

何もしなくても生きていけるのだ、そもそも何をなしたかったのか。
おそらく自分への問いの答えはおぼろに出たようにも。
そして問いは生きている限り永遠なのだから。


私は 今 どこに いるのだろう。
この穏やかさは続くのだろうか。
[PR]
by fuko346 | 2011-11-30 00:06 | おもいつれづれ | Comments(0)

吹き寄せの帯

11月25日(金)


a0236300_12133192.jpg
チケットをいただいたお友達と文博の小袖展後期展示へ。
そのあとてくてくと三条あたりで 蕎麦のランチ、また てくてく歩いて岡崎あたりへ。

お友達と別れて 京都国立近代美術館へ行われていた 夢二とともに を見に行きました。

美しいものが頭の中でぐるぐる回ります。

小袖展は以前書いたので省きますが、夢二のほうは、今まで見たことのないタッチの絵がけっこうあって、そうかあ やっぱり天才の部類だったのだなあと改めて思いました。
この展示物は博物館へ寄贈されたものなので、これからも拝見できる機会があるかと思います。
実のところ 展示が多すぎてお腹が一杯になり、じっくりと見ることができませんでした。
どうも私の容量はあまり多くないようです。

a0236300_12205825.jpg
12月になったら飾ろうとこちらの絵ハガキを買いました。
いいですよね、このタッチ。

黒船屋もいいけど、こういうものいいな。
(黒船屋は今回は展示されていません)




a0236300_12241343.jpg


今日のきもの

きもの 琉球絣(ほぼ久米島) 真綿袷
帯   紬地 染め九寸名古屋 佐藤節子さん作 秋の吹き寄せ柄

ついこの間まで、胴抜きでも暑いのなんのと言っていましたが、いきなり真綿の袷です。
道中着を着て首にはスカーフ、でも 風の冷たい日でした。
でも、室内は暖房で暑い、、、この差がけっこうこたえます。

帯は今しか使えない 吹き寄せ。
大好きな色と柄です、年に一度は使いたいと思っているので、箪笥から出してあげられて良かったです。

このあと、きものでおでかけの予定が二つ三つあったのですが、風邪ひきで没。
あ~~~ん、悲しい。
秋深し、という取り合わせはもうできなくて、この先は冬の装いになってしまいますね。
[PR]
by fuko346 | 2011-11-28 12:31 | 今日のきもの 秋 | Comments(4)

丹波布伝承館

兵庫県丹波市青垣町西芦田541-1
道の駅あおがき  丹波布伝承館

着尺の展示がある、とお知らせはがきをいただいて、行ってきました。
道の駅、の敷地内にあります。

これで三度目、、、かしら。

a0236300_1114389.jpg
a0236300_11145431.jpg


道の駅の中にあるということで観光客のかたが多くご覧になっていて、「こういうものがあるのですね」とめずらしそうに見ている人がほとんどです。
認知度を上げるには、とてもいい場所に作ったものだなあと思います。

私は たんばふ たんばふ たんばふ 見たい、の一心で、高速を二時間飛ばしてもらったのですが、そういう人はこのときは他にはいないようでした。

行ったかいがあり、ずらっと着尺が並んでおり、さわさわして、じ~っと見て、満足。
展示だけでなく、販売もしているのですが、いいなあと思ったものは非売品、になっていました。
これは良いことだったのか、、、。

一昔前の素朴なものとは少しずつ変化してきているように感じます。
研修生が入ってきて、今のひとの感性が加味されているのでしょう。
丹波布はどこへいくのかな。


*着尺の展示は終了しています。
[PR]
by fuko346 | 2011-11-26 11:25 | きもの | Comments(4)

ぼろとじくり

青木玉さんの本を読んでいると、面白い表現にたびたびぶつかります。
その中でも頭にしっかり残ってしまったのが ぼろとじくり
私の生まれた場所と小石川の家はそう遠くないのですが、聞いたことがありません。
一昔前の言葉、なのでしょうか。
つくろいもの、のことなのですが、いかにも感じが出ていますね。

その ぼろとじくりとは少しニュアンスが違うかもですが、きもののつくろいものをしました。
大島のきもののを、雨コート兼用の長コートにして重宝していることは、旧ブログに書いて、重宝に着ていました。

それが、ふと気がつくとどこにひっかけたものか上前の脇あたりに穴が、、、、。
え~~~、着られない、と以前だったら思うところ、お針を少ししているもので、自分で直してしまおうと思いたちました。
残り布があったはず、、、あ、コートとおそろいの雨草履の鼻緒に使ってしまったのだった。
しかし当て布がなくてはどうしもうもありません。

そこで、裾をさぐってみると生地がけっこう折り返してある様子。
そこで裾を少しほどいて、ちょっぴり切りだしました。

a0236300_22495393.jpg
わ~い、切ってしまったぞう。











a0236300_22512741.jpg
裏から当て布をしてちくちく ちくちく。
針目のほどは、、まあ、気にしないことにします。

気がつけば、あら、つくろったコートなんか着て、ですが、着用に耐える、ということにして、着てしまいます。

面白かった、のでした。
[PR]
by fuko346 | 2011-11-23 22:54 | きもの | Comments(4)

つららちゃん

a0236300_11432675.jpg


最低気温が一度、とかになっている山里ですが、さすがにまだツララはできていません。
こちらは つらら という品種名の大根です。

15cmくらいが食べごろ、とか。
これ以上大きくなるとすが入ります。

家庭菜園やプランターで作ることを考えて、作られた品種なのでしょう。
種の袋に ツララとなっていたのでどんな大根ができるのかなあと思っていましたら、ほんとにつららみたいです。

これをさくさくと切って、牛蒡と豚肉を入れて、シンプル豚汁を作りましょうか。


お話は変わり、、、。
先日 某所で突然、「風子さん?」と知らない方に声をかけられました。
以前もそういうことはありましたが、そのときはきものでしたし、お化粧もしていたし、そう、驚くことはなかったのですが、今回は、ごく普通の地味なパンツスタイルで、お化粧も日焼け止めくらいで、さらにメガネもかけていましたから、驚いたのでした。
ブログには大きな顔写真は出していないし、きものだし、メガネもかけていない写真なので、普段はわからないだろう、と思っていたのでした。

「え、わかりますか」と思わず聞いてしまい「なんとなく雰囲気で」とのお答えでした。
ほう、雰囲気、、、。

お友達に、きものの時は、後ろ姿でもすぐわかる、とか、洋服のときは遠くから歩いてくるだけでわかる、とか言われたことがあって、なんじゃろな~と思っていたことは思っていたのですが、今回は驚いてしまいました。

自分では子供のときから地味で人目に立たない部類だと思ってきたのですが、もしかしてもしかすると違っていたのかしらん、、地味だけど雰囲気でわかるってことなのかなあと今更 はてな、と思い返す出来事でした。

それとこのブログ、日の訪問者は多くありません。
その中でから知り合いを除くと、そうたくさんのお会いしたことのない方が見てくださっているとは思いもせず、そちらに関しても驚いたのでした。

お声をかけてくださった方、ありがとうございました。
あれやこれや考えたことでした。
[PR]
by fuko346 | 2011-11-22 12:13 | 山里便り | Comments(0)

京の小袖展前期と能面

a0236300_1113483.jpg
京の小袖 デザインにみる日本のエレガンス
京都文化博物館にて

この展示はぜひともと楽しみにしていましたが、おっとりとゆっくり来週あたりに、と思っていました。
ところがお友達に前期と後期ではかなり入れ替えがあると聞き、昨日午後の用事の前にあわてて前期を見にいきました。


素晴らしいの一言です。
よく残っていたこと、残してくれていたこと。

副題にめいうってあるように、デザインの美しさと色。
そして布と刺繍糸の細さ。
おそらく、見た目よりは実際にまとってみると今の感覚からするより軽いのではないかと感じました。

きものは、手に入ることはない、とわかっていても、自分が纏ってみる、という視点で見てしまいます。
室町や江戸の時代の衣装、そのままでも、ここをこう変えれば、今、欲しい、こういうのが欲しい、と感じるものがたくさんありました。
そして今は画一的で面白いものが少ないなあと、ふと思ったのでした。
豪華な刺繍を全面に施すようなことは無理でも、意匠は、もっと大胆、かつ品良くはできるはずなのに、どうしてかしら。

あの柳の葉の色、あの波の意匠。
ああしてこうして こんなきものが、帯があったら、と妄想します。

後期展示は来週行く予定です。
昨日は時間が押していたのでゆっくりできませんでしたが、今度は穴があくほど見つめてしまおう。
楽しみ 楽しみ。


*金剛家の名宝
直前にこちらの展示もあることを知り、面だけでも、と拝見してきました。

橋姫 と  の面が目に焼き付いて。
この面が舞台で舞うところを拝見してみたいもの。



ところで、京都文化博物館 すっかりと趣が変わっていてびっくり。
これからの展示も楽しみです。
御池あたりはお笛の稽古で月に2回は行くのですから、ちょくちょく覗いてみようと思うのでした。


以上、簡単な備忘録。
[PR]
by fuko346 | 2011-11-18 11:25 | おでかけ | Comments(4)

日だまりに咲く

a0236300_237379.jpg

山里は冷えていて、最低気温5度あたりが続いています。

庭にはサザンカと、くしゃくしゃになった紅葉くらいの彩り、と思っていましたが、ふと地面にきれいな色を見つけました。
薄緑の苔の間から フデリンドウと思われる紫が目に飛び込んできたのです。
ああ、きれいね。
あれ、これの花期って春じゃなかったかしら。
晩秋に咲いていたかしら

この寒いのとあったかいのと、日替わりみたいな乱高下の気温、イチゴの花も咲いているし、蒲公英も咲いているから、一度寒くなってもう春だ、と思ってしまったのかしら。

うらうらと日だまりで日向ぼっこの風情です。

a0236300_2314829.jpg


ちょっと失礼して覗きこんでみました。
暖かいということは虫もいるということで、どうも誰かの痕跡が。
しっかり受粉したのかもしれません。

今日の冷え込み。
昼間、私のいる部屋は13度で、寒いというより痛いようなこの山里の冷え込みを思い出しました。

さあ、冬が来るなあ。
[PR]
by fuko346 | 2011-11-16 23:17 | 山里便り | Comments(0)

久々のお濃茶

a0236300_11414732.jpg

表千家茶道十二か月
下のものは、昭和53年発行、先代の宗左宗匠の編、上のものは平成5年の新版、です。

本棚にはこの二冊が並んでいて、お稽古の長さを感じますが、実のところ、間が26年近く空いているのでした。
中学のときに、美味しいお菓子に惹かれて、友達のお母さんが先生をしている教室に遊びのようなお稽古を始めて、こちらにくるときに中断しました。
数年前、時間にゆとりができたときに良いご縁をいただいて再開しました。

昨日、久しぶりというのもおかしい、29年ぶりくらいの間を開けて、お濃茶のお手前をしました。
お薄は数年かけて、少しずつ記憶が戻ってきていますが、お濃茶は はてな。

先生:以前なさったことがあるのですよね、今日は濃茶をどうぞ。
私; は 30年くらい昔ですが。。。

以前の先生はお友達のお母さんだったこともあり、嫁入り道具にもなるから、とせっせとお許しをすすめていただいたので、一応 地方教授までの免状は持っているのです。
看板もあるのです、、、
が、実力は これからお稽古を続ける前提でしたから、まったく伴っていないのでした。
そこに長い間が空きましたから、あら~~~~~ということになっています。

今のお稽古場に入門したときは、一から始めます、ということと、いくつかに分かれてお稽古しているグループの中で一番初心者組に入ったので、皆、お薄のお手前をなさっていました。
ですから、濃茶のお手前は数回しか拝見したことがありません。

ですが、、、
手前座に座ると、手が勝ってに動きます。
頭でどうだったかな、と考えても出てこないのですが、遊びながらでも長く稽古をした効用はあるものだ、と感心してしまいます。
むろん、忘れていることもたくさんあって、先生に教えていただきながらですが、そうつっかえることもなくお稽古を終えることができました。

そして面白い体験をしました。
手前が進むにつれ、以前の先生の声がするのです、そのまま聞こえるわけではないのですが、頭の中に先生が恒に言っていらしたことが浮かび、それが先生の声になっていくような感覚。

「向こう 手前 右 左」 
「出し袱紗は手なりで」

この感覚は続き、車を運転して帰る途中で反芻していると 先生の声、そのままになり、姿まで浮かんでくるのでした。

ぱっと頭の中に、以前習った単語がうかぶことは 今までもままあり、記憶ってすごいなあと思っていたのですが、今回はまた、改めて 頭の中ってすごいなあ、と思いました。

記憶は忘れてしまうわけではなく、一度あったことは決して消えすに、頭のどこぞにしまわれているものだ、ということは10数年前に厳しい病気になったときに体験してわかっていましたが、こういう場合にも、回路がつながるのか、と、きっと今回はいきなり 濃茶をすることになって緊張し、集中したのだろうなあと思います。

それにつけても、その当時は遊んでいて申し訳なかったけど、以前の先生にはよくしていただいた、良いお稽古をしていただいていた、と感謝の気持ちが浮かびます。
だいぶ前に鬼籍に入られ、お伝えできないことが悔やまれます。
今度、上京したら、お友達のおうちへいってお仏壇に報告しようかしら、聞いてくださるかしら。


あ、そうそう。
私の持っているお道具は10代で揃えたものなので、みな派手で出し袱紗も懐紙入れも真っ赤っかです。
ちょと恥ずかしいのですが、お稽古には十分と使っています。
そのうちに、お稽古場にあるものを求めようと思います。

も一つ。
お稽古はみなさん洋服なので、一人だけきものは、、、と思っていましたが、月に一度はきもので、きものでの所作になれないと、とおっしゃる方が出てきたので私も月に一度はきもので、伺おうと嬉しく思ったのでした。
なにせ、おでかけはきもの、ある服はアウトドア仕様が多いので、スカートに困って昔のものを引っ張り出したり、お稽古用に買ったりしていたので、きものを着ていくことができれば助かるのでした。
[PR]
by fuko346 | 2011-11-15 12:28 | お茶会と稽古 | Comments(0)

十石上湯温泉 源氏の湯

日本秘湯を守る会、の温泉宿、行ってみると あら、、、という場所があるのであまり期待はしないことにしていますが、ここは大当たり、でした。

11月4日(土)~5日(日)
新宿から あずさ に乗り甲府で身延線に乗り換える。
中央線は、山に行くためにたくさん乗りましたから、とても懐かしいのです。
新宿、普通電車の最終 23時55分発、を知っている人もだんだん少なくなっているのでしょう。

この30年近くは、中央高速で東京へ行くことが多いので、車からの毎年見ているのですが、それでも電車に乗って行くことは滅多と無いことなので、楽しい時間でした。

身延線は初めて乗る線で、これはとっても面白い。
でも、台風の被害が残っていて、前線開通はまだしていない、とのこと。
少しダイヤは変わっていたけれど、鰍沢までは通じていました。
身延線はことこと ことこと ゆっくりと走るローカル線です。

鰍沢駅
には頼んであった宿のお迎えが来ており、途中の遊歩道の入り口まで送ってもらいます。

静かな源泉かけ流しの本物の温泉があって、お散歩程度に歩くところがある宿を探したのて、今回ここにしたのでした。
温泉や山歩きに関してはけっこう知識があるほうだと思っていたのですが、この温泉もこの遊歩道も知りませんでした。

a0236300_1115388.jpg
竜仙峡 大柳川渓谷遊歩道”大柳川に沿って滝と美しい渓谷を見ながら歩くことのできる遊歩道です。
各所に吊り橋があり、真上からその景色を見ることができりようになっています。
この吊り橋には川の真上に 見物場所が作ってありますが、こういう造りが随所にあって、楽しい道です。
川沿いを行く、という道はいくつもありますが、こういうふうにわたり返しながら真上を行く道は他には知りません。
景色を楽しみながらもどんどん登ってしまい、30分くらいで宿に着いてしまいました。
ありゃ、もっとゆっくり歩くのだった、と反省です。
紅葉の盛りには見事だろうなあと思わせる道です。

a0236300_11245142.jpg
源氏荘に着きました。
山梨県南巨摩郡富士川町十谷4249

ひっそり、という形容がぴったりのお宿。
あ、よさそう。
こちらが本館。




a0236300_11284264.jpg

この吊り橋を渡った左側にある離れに泊まりました。
右に見えるのは、露天風呂のある場所です。
つまり、お食事やらなんやらは常にこの吊り橋を渡ることになります。
雨やら夜やらは、足元の悪い方にはちょっと危ないと思われます。
私などはこういうとこは喜んでしまうたちです、子供ですね。
行った日は晴れていて暑くくらいでしたが、夜のうちに冷たい雨が降り、一晩で紅葉が進んで赤が目立つようになりました。

a0236300_11345142.jpg
右にあるお魚の形の容器は イワナの骨酒です。
左に塩焼きもありますが、このイワナ、今まで食べた中で一番美味しかったのです。
骨酒も上品な味でした。
山宿の料理は、素朴で、それはそれで美味しいのですが、ここのは山の食材を使ってはいるのですが、その設えも味も、素朴、だけではなく、山奥にしてはとても洗練されていて、ちょっとびっくりしました。


佇まいも、食事も そして一番大事な温泉(内湯も露天も)良く、今まで行ったいわゆる秘湯、と銘打った中では一番良かったかもしれません。
近ければたびたび行ってしまうことでしょう。

帰りは、乗換の甲府で降りて、お約束のうろうろ歩き。
甲府の駅に降りたことはなく、立派な石垣の有る城址があることを初めて知りました。
車では見えないものがあるので、こういう電車で行き、歩く旅も、とても好きです。
[PR]
by fuko346 | 2011-11-14 11:48 | 山と温泉と旅 | Comments(2)