月下逍遥

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松竹梅の帯

2月28日(土)大鼓の会へ

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きもの 月見草染め 無地真綿紬 霜垣さん作
帯   ちりめん染め九寸名古屋 

バックに溶け込んでまっくろけに写っていますが、海老茶の濃いの、濃い紫とも見える色です。






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帯も上では白く写っていますが、薄い薄い紅色。
前帯の柄は白ぬきのみで、あっさりしていますが、お太鼓には金 銀の縫いが入っています。

このあっさりさが私の好みで、とっても気に入っています。
でも、松竹梅で金銀となれば、お正月かお祝いか、にしか使えないような気がして、そうそう登場していません。

今日はまだ一月だし(お座敷にも 松 が 飾ってありました)、お友達のお祝いでもあるので、ぴったりではないか、と使いました。

帯締めもちらり、と金糸の入っているものにしました。
いかがでしょ。
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by fuko346 | 2012-01-30 18:50 | 今日のきもの 冬 | Comments(8)

大鼓

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こちらの料亭のお座敷にて至福のとき。
とある社中の大鼓の素人会にお声をかけていただいて伺いました。

お声をかけていただいたお友達は、まだお稽古初めて一年もたっていないと聞きましたが、びっくりするほどお上手でした。
すごいすごい パチパチパチ。」

小鼓は少女の頃からなんとなく憧れていましたが、大鼓は玄人のみ、と、どこかで思いこんでいたふしがあったのです。
あにはからんや、、、そうか、素人でもできるのね!
目の前がぱっとひらけたような。
だって好きなんですもの。

お師匠さんに紹介していただき、お稽古の見学にいくことにしました。
入門は お笛と両方は無理だし、、、、あああ、、、見学だけ、体験だけもうれしいです。


ところで、お座敷での音は、演者がとても近くて、お笛も小鼓もむろん大鼓も謡も、ろうろうと響き、能の音の海に漂っているいよう。
うれしい、こういう音が大好きな自分がいて、それがどうしてかな、といぶかしくも思います。
どんなジャンルの音よりも、こころもからだも踊ってしまいます。
どういう遺伝子なんだろ。

最後はお師匠さんの大鼓。

うわ、細胞のひとつひとつにびしびしと音の波動が伝わってきます。
これはいったいなんなのか。

贅沢な時を味あわせていただきました。
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by fuko346 | 2012-01-30 18:38 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(4)

美味しい場所 あちらこちら

2月27日 (金)
京ではちらちら雪がちらつたとか、、、。

お友達と京都あちこち。
まずはこちらでランチ、時節がら 新年会ということにして、ちょっと一杯。
って、いつもちょと一杯しておりますが。

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寺町四条下ったあたりにある 菜の菜
お友達のご紹介、玄関入ってすぐのお座敷に通されて、ゆったりと美味しい和食をいただきました。
一番お手頃なランチコースを選びましたが、十分満足できます。




















さて、寺町を上がって御池から地下鉄に乗り、二条駅へ。
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こちらは二条駅すぐの町屋の洋菓子屋さん 凡蔵さん。
表向きの御用は御母さんにあったのですが、こちらではホテルで修業した息子さんが、見た目も味も美味しいお菓子を作って商っておいでです。
御家族でお仕事をなさっていて、その暖かさがお店にも作品にも現れています。
美味しいですよ~~~。


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この日のきもの

きもの 士乎路紬
帯   紬地 日本茜木版染め 九寸名古屋 田中ユキヒトさん作

久しぶりのお遊びで京都美味しいもの、だったので、元気出しに赤い帯をしめたくて、それで、この紬にしてみました。
背に雪輪のしゃれ紋がついています。

無地(これは無地ではないけど遠目には無地に見えます)紬には背紋を入れたくなる私。
これはその第一作目、です。

楽しい半日を過ごしました。
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by fuko346 | 2012-01-28 23:17 | 今日のきもの 冬 | Comments(8)

きのこ

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樹勢の衰えはじめた梅の木白い茸が、びしっとついていました。
少しずつ盛り返してきている陽に映えて、やさしいその白の色がきれいだなあと感じます。

梅の木は終わりに近づいていて、それに反応して、この茸がどこぞからきてひっついたのでしょうが、はてさて、目ざとくとこからきたものか、生き物の営みには目を見張ることが多いものです。

どこぞからきて はしっとひっつくということは、この茸の胞子がそこらじゅうを ふわふわと飛んでいることになり、そんなお仲間はたんといるのですから、このすーはー毎日絶え間なく吸っている空気の中にはいろんなものが混じっていることになります。

そんなものが混じりこじりで、生き物は連帯して生きてきたのですから、目くじらたてることもありますまい。



目くじらたてるべきところに目をつぶり、どうでもいいことに騒ぎ立てる、そういうことが多いなあと思うこの頃ですなぁ。
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by fuko346 | 2012-01-24 14:30 | 山里便り | Comments(0)

 いつかお正月は翁三昧、、、としたいところですが、まだまだ無理のようです。

本日、今年の翁を堪能してきました。
むろん、翁だけではなく。

石井仁兵衛喜寿記念能 京都観世会館
翁 金剛 永観  笛 杉市和

高砂 金剛龍謹  笛 杉信太郎

狂言 鬼瓦

梅 観世 清和  笛 藤田六郎兵衛

仕舞 一調 舞囃子もあり

最後のお能は時間切れで見れず、森田さんのお笛が聴けず残念。

以上、マニアックな簡略番組覚書です。


金剛さんの翁は 初めてみたので、興味深かったです。
皆さんの衣装が美々しくて、お祝いの会だからかなあ、と。
華やかで良かったです。

観世の謡と森田流の能管をかじっていますが、私は流派は問わず、演目でいきたい公演を選んでいます。
それとあの人のお笛ならとか、あの方の大鼓なら、、、とか。
あの方が地頭なら、とか。
あれ、シテが誰かってあんまり考えていませんね、変かな。

ふう、能の音と舞い、その空気に一時どっぷり、久しぶりに浸って しあわせ しあわせ。
それと、ばたっとお能つながりのお友達にお会いして、うれしいお誘いいただきました、うれしや、うれしや。
疲れていたけど、思いきって出かけて良かったな。
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by fuko346 | 2012-01-21 23:26 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(0)

背に雲

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無地の本場結城が一枚欲しくて、気に入ったものを探していたのでした。
グレーがいい、のですが気にいる色がなかなか無く、そんなとき、この色を見て即決。
な~んともいえない微妙な 私好み。

が、それはもう、4、5年前のお話で、この反物は塩蔵されていたのでした。
好みのものが見つかったら、しゃれ紋を入れようと予定していたので、その紋が入るまでにけっこう長い時間がたってしまいました。
縫いは、少し通った京縫い教室と、とある作家さんつながりでお知り合いになった杉下さんに頼もう、と思いつつ、なかなか実行できずにいたのでした。

昨年やっとことご縁がつながって工房にお邪魔し、一目でこの文様が気にいってお願いしました。

瑞雲、雲柄が好きなのでした。
仕立ての段取りもついて、出来上がりが楽しみです。
春までには、完成するでしょうから、このシーズンには纏うことができるでしょう。


写真ではその精巧さと美しさがあまり出ていなくて申し訳ないです。
実物はもっときれいです。

*京縫すぎした
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by fuko346 | 2012-01-20 12:19 | きもの | Comments(12)

寒中に咲く

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山里の最低気温 昨日はマイナス7.4度と、ニュースで伝えていました。
日陰では、昼近くまで霜が白く残っていましたが、この日当たりの良い場所には、タンポポが、いじけているとはいえ、鮮やかな黄色を覗かせていました。

そうか、生きてきた場所が冷たかったのなら、自分で日向に出よう、日向を作ろう。
そうすれば、小さくても花を咲かせることができるのだな、と、気づかせてくれました。

うん、ちょぴっと元気になったぞ。
超えてきた哀しさを思い返すのではなく、その時間が作った私の強さを、最後まで貫こう。
溜め込んだ感情を爆発させることなく、いつかそれが自らの内で豊饒の香を放つまで持ちこたえよう。

春を待ちつつ、厳冬の中でも時折の陽射しを慈しんで、いつか穏やかな気持ちで持つことができれば、そう思っていけたら、いいな。

タンポポは深い根を持っているから、たとい今の花が寒さに負けても、また新たな花を咲かすでしょう。
私も今までの生きてきた道で、根を深くできているかしら。

そうだ、と、思いたい。
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by fuko346 | 2012-01-19 10:43 | 山里便り | Comments(0)

あお と あか

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長期不在から戻りました。
心身ともに、というよりこころがとても疲れているのを感じます。

今日はとってもいいお天気。
きれいな写真を撮れないかしらと、敷地を一周してみました。

この時期は花もなく。
と、この青空に映える赤を見つけました。
晴々しますね。

今あることはそれとして、できるときに遊びましょ。
きものをたくさん着たいなあ。

遊びをせんとやうまれけん。
はじまった大河ドラマが、このうたを唄うので、そうそうと誘われます。
でも、あそび をどうとらえるかはなかなか深い想いであって、おいそれとは近づけないけもしれません。


ところで、たまこ、とのちの西行になる俳優さんの配役は、、、気に入らないなあ。
自分の中でイメージがしっかりできており、それと合っていないので、わがままです。
でも、あの頃のお話は好きなので毎週 楽しみではあります。

で、祇園女御もね、、、うふっ。
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by fuko346 | 2012-01-17 12:19 | 山里便り | Comments(4)

海老はめでたい。。。

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まだ東京です。
あれから あれこれあって予定より早くこちらに戻り ずっとおります。

お正月らしい画像が撮れないので、エビ、出してみました。
お正月飾りについているし、、、まあ、いいか。
飾りはイセエビですが、これは てんぷら屋さんのクルマエビ。
それも まあ いいか。

今年は まあ いいか の年になってしまうかしら。
それくらいの気持ちでいないと なかなか厳しい状況は続いています。



とまれ、人の世になにがあろうと地球は回り、人の創った暦は進む。
暦が無ければ月日はのんべんだらりと過ぎて、あれはいつのことだったかとおぼろになるのも必定。
正月を区切りとすることは、なかなかの知恵と感心します。

あえて
あけまして おめでとうございます。

ということで遅くなりましたが、新年のご挨拶をば申し上げます。
昨年中はいろいろとお世話になり、このブログにおいでいただいた皆様にはお礼申し上げます。
どうぞ、ことしもよろしくお願いいたします。

15年ほど前からpcをはじめ  いろいろなツールでつながった皆さんにはいっぱい感謝をしています。
その皆さんがみなここを見てくださっているわけではありませんが、細く 途切れ途切れであったとしても、長く続いていきますことを、、、。


ブログ友の皆さんのところにいく余裕がなくご挨拶を欠いていますが、お許しくださいませ。
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by fuko346 | 2012-01-06 11:11 | おもいつれづれ | Comments(10)