月下逍遥

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さくら 満開

近くの野神さんに、桜が二本 植えられています。
ソメイヨシノはすでに葉桜ですが、こちらは満開になりました。

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ぽってりとした重そうな花が たわわな 八重桜。


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楚々としてはかなげ、遠くには葉の新緑と混ざってぽうっとかすむ 山桜。

う~~~ん、私は 桜の一等賞を あなたに捧げます。

山里は地味ながらも 風情のある山野草が 百花繚乱でございます。
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by fuko346 | 2012-04-29 11:34 | 山里便り | Comments(2)

曽和博朗・米寿祝賀能

曽和博朗・米寿祝賀能 4月27日(金)11時~ 京都観世会館
・舞囃子「絵馬」
 シテ:大江又三郎 力神:井上裕久 細女:片山伸吾
 笛:杉信太郎 小鼓:古田知英 大鼓:谷口正尋 太鼓:前川光範
・舞囃子「八島」
 種田道一
 笛:光田洋一 小鼓:伊吹吉博 大鼓:河村総一郎
・舞囃子「猩々」
 杉浦元三郎
 笛:森田保美 小鼓:幸正佳 大鼓:石井仁兵衛 太鼓:小寺真佐人
・独調「羽衣」
 クセ:曽和博朗 片山幽雪
・能「檜垣」
 友枝昭世 福王茂十郎
 笛:一噌仙幸
・半能「石橋」
 片山九郎右衛門 福王和幸
 笛:藤田貴寛 小鼓:曽和伊喜夫 大鼓:安福光雄 太鼓:小寺佐七
・狂言小舞 京童 茂山千五郎

他に独調もたくさん あり、お祝いの会とて、豪華なメンバー、力の入った舞台、盛り沢山の 楽しめる会でした。
やはり囃子方さんの会は とっても好きです。

友枝さんの 檜垣は、素晴らしく、これまたどういえばいいのか。
今まで見たお能と、やっぱり違う、面が迫って来て 時折、恐怖感まで感じました。
ゆったりした 序の舞、ほとんど動かないといってもいい舞い、なのに内にこもった力が、びりびりとこちらに伝わるような。

老女の面が、ふうとかすかに上向いたとき、はっとするほど若く、なまめいて見えたりもし、一体、これは何なんだろう、この舞台に現れているものは何なんだろう、前回と同じく思ってしまいました。
お能というのは ほんに奥深いもののようです。

昨日のことなのに、檜垣だけでなく、あれもこれもまた思い出され、いい舞台の余韻を楽しませてもらっています。


a0236300_0291390.jpg 夢のひとときの後は、現実に戻って、お腹を満たします。
常には急いで帰途に着くのですが、この日はお能つながりのお友達がいらしていたので、近くのお蕎麦屋さんへ行きました。
一番奥の小部屋は、景色がいいと聞いていたので、、、。
いい感じでしょ、水の流れが見えたり、音がするのは風情があるものです。



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桝富
ここは お蕎麦だけ ぱっと食べに何回か入りましたが、奥にこんな小座敷があったのだなあ、また ゆっくり来たいなあと思ったことでした。










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きもの 西陣お召 胴抜き
帯   塩瀬九寸名古屋 (野口)

帯の前柄は 葉っぱだけですが、、、






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お太鼓はこんな感じで、花はぐるっと円になっています。
こちらも一目で気にってしまったものです、意匠化されているとはいえ、藤は藤なので今の季節限定ですが、藤間流の踊りの会とかでもいいかもしれません。
すぐれたデザインと色だと思われません?
帯の地色は、この二つの中間くらいです、微妙な色目は上手く撮れないものです。

お能は素晴らしかったし、お蕎麦は美味しかったし、きものも自分なりに上手く取り合わせられたし、久しぶりのお友達とのしばしのお話も楽しかったし、お腹一杯 いい時間をいただきました。

あ、そうそう、会うことなどない、とネット上でお話していた方と5年以上たってから、能楽堂でお会いしました。
アメリカと滋賀でショウジョウバエの話していたのに、京の能楽堂で初めてお会いするとは縁は奇なもの、です。
お目にかかれてうれしかったです。
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by fuko346 | 2012-04-28 13:24 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(8)

オキナグサ

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昨年 南信濃に行ったとき、目にとまって連れ帰った二株のオキナグサ。
ちゃんとここが気に入って、根づいてくれるかしらと心配していましたが、一株は消えてしまいましたが、もう一株は元気に芽が出て花がたくさん咲きました。

このもわもわの毛がかわいくて、オキナグサとはよく名付けたもの。
ものすごく地味だけど、昔からこの国にある山野草が大好きです。

だんだん増えてくれたらうれしいのですが。


ここはとても冷え込みがきついので、春先になって芽吹いても、その後、マイナス8度とかが何回かあると、それがみな凍えて枯れてしまい、そんなことを繰り返すと株そのものがダメになってしまうことが多いのです。

椿 紫陽花 それでいくつかだめにしています。
あの 京からきてくれた桜も、今年は花芽が全滅して、それどころか枝先も枯れているところがあるのです。
開花を楽しみにしていたのですが、もしかしてここの寒さには耐えられない品種だったのでしょうか。
毎日 眺めては復活を祈っているのですが、今のところ枯れ枝のままなのです。
哀しいなあ。
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by fuko346 | 2012-04-21 00:43 | 山里便り | Comments(6)

たけのこ

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出始めました、裏の竹藪の筍。
例年 連休の頃なのですが、待ちきれなくて、足でさぐりながら落ち葉をよけて探してみると、数本、出ていました。

わお! 今夜のごちそう。

季節の恵み、ありがたや。
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by fuko346 | 2012-04-19 10:58 | 山里便り | Comments(4)

能登上布会館

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日曜日、早くに目が覚めてしまったので、どこか行こか、能登 行こか、ということになり出かけました。
千里浜なぎさドライブウェイにわらわらと鳥の群れがいて、波打ち際に首を突っ込んではなにか捕っています。小魚の群れでもいるのかな。
車を寄せると、すすすー、と移動します。
おそらく アジサシの皆さん。カモメの皆さんもいました。

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能登に行くなら、とナビに能登上布と入れて辿り着いたのがこちら。
今、能登上布の織り元は一軒になってしまいましたが、それとは別に展示場のようなものがあることを数年前に知り、機会があったら行ってみようと思っていたのでした。

能登上布会館
石川県鹿島郡中能登町能登部下134部1番地


a0236300_12544746.jpg製作過程を公開、織体験もでき、実際に反物を織っています。
このときはお昼休みで、織り子さんたちは別室でお食事中。





反物の入っている箪笥の前に座り込み、あーの こーの と質問すると、4人ほどの織り子さん、若い頃から上布を織っていた皆さんが出てきてくださり、方言も豊かにお話しを聞かせてくださいました。
実際に作っている人のお話を聞くのは、楽しいのです。a0236300_1304848.jpg








この一枚は 魅力的でした。
ああ、もう能登上布は二枚あるから、、、あきらめました。

宣伝しますから、と約束してきたのでご紹介であります。
お近くにお越しのさいはぜひ、立ち寄ってくださいませ。
そして 昔のお姉さま方のお話を聞いてみてくださいませ。





以下行程メモ。

桜もきれいでしょうと金沢へいくも、兼六園付近は大渋滞。
通り過ぎることにしましたが、それだけでもそちこちの満開の桜は楽しむことができました。

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白峰 通って帰ろうか、と北上したところで見つけた蕎麦屋さん。
しば野
石川県白山市曽谷町ソ三番地一
美味しゅうございました。







通りがかりに 白山媛神社により、白峰温泉総湯で湯あみし、帰宅。
大満足の一日 ドライブでありました。

(えっと、、、白峰総湯は以前行ったときに工事中で、今回は立派になったものにはいりました。
が、恐れていたように、立派にはなりましたが、お湯が循環 塩素消毒になってしまい、、かなり魅力が減りました。源泉好きは、哀しいです。それと大好きだった白峰村そのものが行くたびに観光地化しており、有名になって人がくるのはいいことでしょうが、どこにでもある観光地化は、そこにしかない魅力が減っていくことでもあり、、、ちょっと残念)
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by fuko346 | 2012-04-18 13:22 | おでかけ | Comments(2)

久方ぶりの集い

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さて ここはどこ。

超ろーかる鉄道 信楽高原鉄道の某駅 桜が咲き始めていました。
夕方からの集まりに、お酒が入った場合の交通機関、悩んだ末に、最寄のこの駅からことこと ことこと公共機関を使って京都に出て行くことにしました。
小旅行としては楽しい道のりですが、車を使う場合と比べ、時間 経費、倍増です。
日本中、こんな不便な地方がどんどん増えているのだろうなあ、たとえ一時間に一本あるかないか、10時には最終になったとしても、単線でジーゼルでも、鉄道があるのは恵まれているほうだと思います。


「乗って残そう 高原鉄道」信楽にぜひおいでの節は この鉄道に乗ってくださいませ。
遊びにくるには、景色も楽しく、おすすめでございます。


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出かけた先は、
Normandie ノルマンディ 河原町店
京都市中京区河原町通御池下ル一筋目東入ル

お友達が予約してくれたのですが、美味しい~、お気に入りです、また近々まずはランチに行ってみましょ。
しかし、この場所すいぶん歩いていたのですが、ここにこんな店があるとは知りませんでした。

集まったのは某がん関係のML仲間、ドクタと患者たち。患者といっても あ~半プロ、というべきでしょうか。一体何年 会っていないかしら、という関係でも、深い時間を共有したことのある関係というのは、ありがたいものです。
いちいち報告せずとも、それぞれがそれぞれの時間を超えてきたことは それぞれに感じており、他にはない、得難い関係です。
次はいつ会う、会わないかも、それでもあなたはそこにいる。

少なくても、自分たちが再発もせず、生き残っていることを喜ぶ会、ではありません。
ドクタの上洛に合わせ、あわただしく決まった集まりに声をかけてくれて ありがとう、楽しい時間でした。


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花冷えの京都。
木屋町の桜はすでにほとんど散っていました。
先日 紹介した たんぽぽ わらび帯、この寒さなら、ちりめんのほっこり感でも、ちょうどいい、とやっとこ 使うことができました。
何年 箪笥に眠っていたのかな。

真綿の紬にしよかと感じるほどでしたが、季節がらきものは大島。

きもの 藍大島 袷
帯   ちりめん九寸名古屋 (野口)

色がとんでいますが、帯揚げはレモンイエロー 帯締めに名残の桜をこめて ピンクを使っています。

薄手の道中着を着て行ったのですが寒かった 袷のものにすれば良かったと、ローカル線のホームで寒風にさらされながら思ったことでした。
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by fuko346 | 2012-04-16 14:32 | 美味しい場所 | Comments(6)

お すまん すまん (カエル画像あり)

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山里でも霜が降りなくなり、そろそろ畑仕事の始まりです。
ということで、菜園の土を掘り返していると、ありゃん そこにありうべからずの鮮やかな緑色のころんとしたものが。

カエル だ。

しまった冬眠中だったのね。

でも面白いから観察してしまお。

動かないのをいいことに、手でそうっと転がしてみると、右足がもそもそっと。
さらに、ちょんとつつくと、目がもわん、と開きました。

あ、すまん すまん。
いじっておいて、謝るののも業腹だけど、またそうっと土をかぶせておきました。

しかし、あなたのお目目のふちどりは、黄金色なのねえ。豪勢ねえ。

このあと、植木鉢を動かしたら、今度はトノサマガエルとおぼしき だんだら模様の方も起こしてしまいました。
時期が来ればあの大合唱になるのですから、一体 何匹いるのかわからないくらいのカエルが敷地内には住んでいるはず。
気の早い子は、這い出して けろけろ言っているけれど、まだまだどっさり土の中、なんでしょうね。

どういう具合でお目ざめなのかな。
知りたい気持ちもいたします。
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by fuko346 | 2012-04-14 00:53 | 山里便り | Comments(4)

花 咲く

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しばらく留守にしているあいだに山里はすっかり春めいていました。
すっかりあたりの匂いも変わっていて、春になったなあ、と感じるのでした。

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といっても梅はまだまだ白い花を空に向かって広げていて、その香りも健在です。
4月も10日も過ぎてこの様子というのは、この30年では一番遅い開花かもしれません。


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今年は 菫が玄関まわりにたくさんあります。
この子は神出鬼没で、種が飛んでそこに生え付けばどんどこ増えるもののようです。









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水辺にはショウジョウバカマも、可憐な姿を見せ










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ヤブツバキもそこここで開花を始めました。
気がついたのですが、この椿、敷地内に5,6本あるようです、この子もなかなか生命力の強い植物のようです。


音は、、、、
カエルがだいぶ這い出て来たと見え、賑やかになってきました。
燕、雲雀もさかんにさえずっています。


自然はうらうら うらうら していますが、人の世はなかなかそうはいかないようです。
世間では次から次から いろいろ起こり 
私のこころのざわめきも 収まることはありません。
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by fuko346 | 2012-04-13 10:25 | 山里便り | Comments(4)

上野 韻松亭

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八日 満開の桜の上野公園。
桜は美しけれど、その下の人出は目を疑うばかり。

かの上野の花見を一度はしてみたいけれど、東京にいた時分にも訪れたことはなく、今回、優雅な料亭での宴に混ぜていただきました。

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風雅な料亭の二階にて、外の喧騒をよそに、二階から桜を眺めつつ 美味しいお弁当をいただきます。
おきものつながりのお友達の年に一度の会は、お正月からの予約とのこと。
さもあらん、このロケーションは絶好です。

人ごみ怖い、の人なので、駅からまっすぐ韻松亭へ急ぎ、帰りもまっすぐ駅へ。
桜はちらと横目でみただけですが、こちらのテラスで十分に咲き誇る桜を堪能させていただきました。
集う皆さまの装いも目の保養。
集合写真をお目にかけられないのが残念です。

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お部屋の雰囲気なりと、、、
きものがぐしゃぐしゃでお目汚しですが。

美しい時を ありがとうございました。











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きもの 牛首紬 袷
帯   櫛織 しゃれ袋 洛風林
帯どめ さくら

花が咲いては桜柄のきもの 帯は使えないので(個人的意見)帯どめに 桜、を使って。
生地の質感と、色、で桜の頃に出番の多いきもの、です。
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by fuko346 | 2012-04-11 23:43 | 美味しい場所 | Comments(2)