月下逍遥

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私設紫陽花園

 紫陽花が好きなので、ぼちぼちと種類の違う株を増やしています。

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 こちらは以前からあり、大きな株になっている、ごく普通のこんもりと玉になる紫陽花。
今年は気温がなかなか上がらず、開花も色づきも遅れています。
うちのは紫を含んだ濃い青になりますが、最初は あわあわ こんな風情です。

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ぼちぼち集めたものは、、、
山紫陽花

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墨田の花火

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不明 (名札がどこかにいってしまいました)

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上のものと似ていますが、こちらも以前からあったガクアジサイの大きい版、のような花。

あと二株 あるのですが、この春先の寒さで蕾が枯れてしまい花がありません。

さて、昨年だかも書きましたが、紫陽花を挿し木で増やしています。
こちらもぼちぼちですし、敷地の表には いまだ鹿が出て 新芽を食べてしまうので植えることができず、裏庭だけ、ちょっと増えつつあるところ。

私設紫陽花園の夢は未だ遠いのですが、それでもあと10年もすれば 小さいながらもあちらこちらで咲いてくれるかしら、と楽しみにしているのです。


明日から またしばらく留守にします。
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by fuko346 | 2012-06-23 23:55 | 山里便り | Comments(6)

ひとしずく

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また台風がやってきて 雨降りが続きます。

咲きだした紫陽花を撮ろうと裏庭に行くと、ホタルブクロの蕾がふくらんでいました。
その先に 天からの水の そのひとしずく。

蒼いのは 紫陽花 です。


6月生まれのせいか この時期の花が好きです。
あじさい ほたるぼくろ あざみ 

この家にはみな 自然にあるので それは 幸せなことですね。


誕生日だし、、、と別になにもない日常と変わらぬその日を祝いたく、昨日、一輪だけ切り取った ササユリを玄関にいけました。
その香りが、やんわり 漂っています。


思いがけず、ネットの世界でたくさんのお祝いをいただきました。
みなさま ほんとにありがとう。
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by fuko346 | 2012-06-21 12:44 | 山里便り | Comments(10)

西陣へ

 お知り合いが、西陣へきものの展示会へいかれると聞き、それでは、と混ぜていただきました。
あちらこちらと伺ってはいますが、まだまだ知らない工房、問屋さんなどはたくさんあり、やはりご縁がないと、それらを目にすることはありません。

今回も おそらく今まで目にしたことない工房の作品だったのではないかと思います。
知らなかったテイストのものを見るのは、とても楽しいです。

それからいつも書いていますが、お知り合いが、あれやこれやときものを巻いて、どれにしようか、こちらが似合うかしら、と選んでいるのを横で見ているのはとても楽しいものですし、反物としてみているときと、纏ったときの印象が、がらっと変わるのをみるのも、いつもながら興味深いです。

これならきっと似合うだろうというものが、顔うつりが悪かったり、意外なものが似合ったり、不思議なものですね。 

楽しい時間をありがとうございました。

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きもの 綿薩摩の糸と大島の糸の単衣紬 永江織物
帯   麻 型絵染 九寸名古屋

このきものは梅雨の時期に重宝します、永江さんとこの試作品とお聞きしましたが、その後販売されていないのは残念です。とてもきもちの良い布なんです。
「この生地は何?」と聞かれることも多く、話題性もあって好きな一枚です。

帯は若い 型絵染作家の方のもので、ほおずき、の柄。
この帯もとても評判がいいので、しめていてうれしいのでした。




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全体の雰囲気が分かるかな、と上から撮ってみました。

足にはごま竹の下駄、手には沢くるみの籠を持っています。
先日よりはきちんと下着も来ていますし、気楽だけど、ちょっとおめかしのバージョンです。
こういう装いが一番 身体も気持ちも楽で、きていても楽しいのでした。







そんな楽しいときには、よく「楽に着ていますね」とか「着なれていますね」とか声をかけていただきます。
素敵ですね、とか きれいですね、というのはあまり聞かないのですが、ふと、それって、、、あれ~、と、帰ってきものを脱ぎつつ、首をかしげてみたことでした。
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by fuko346 | 2012-06-21 00:04 | 今日のきもの 夏 | Comments(4)

ちょっとそこまで

近江が誇るべき 秦荘紬 近江上布の里、金剛苑で年に二回催事があります。
たびたび記事にしているので詳しいことは控えます。

サイトはこちらです。

あ、あのブログに書いてくださった方ですね、と顔を覚えてもらったようです。
毎回 行けるわけでもないのですが、今回は初日に時間があったので出かけてきました。

あたりの景色も会場も人もの~んびりしていて、布を手にとってはあれこれ ためすがめつ、ゆったりと遊んでいられる貴重な場所です。
この日も楽しませていただきました。

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玄関のイメージと今日のきもののイメージをば。
これ以上気楽な着方はない、、という一そろい。
筒袖の半襦袢、足元はタビックスで下駄、麻の手提げを持って。

が、気楽過ぎるのも、どこかどうもきものを着ている気持ちがしない、と反省したのでした。
やっぱり ちょっとはおめかししたのだから感、が私には大事なのかもしれません。



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きもの 米沢 白根沢合資会社 単衣紬
帯   自然布(たぶん楮だったと、、) 九寸名古屋

この紬は茜染めがベースのようで、光の加減でぱあ~~~っとあのベニバナの黄色が全面に浮き出ます、とても不思議だなあ、と草木の色に感心するのでした。

かの、黒の絽縮緬の帯じめ、むりくり使ってみました。
まあ、こんなんかなあ、、、。

大阪のお友達を誘って、近くのホテル(のような公共の施設のような、いつもがらがらのレストラン)で、これまたゆったり食事をして、広々した東近江の田園地帯をドライブして、ちょっとお買い物して、気持ちがいい時間を過ごさせてもらいました。

あ、そうだ、ここの近江の麻をつかった製品は きものならずとも、涼しくておすすめです。
私はシーツと枕カバーがお気に入りです。
ひんやり 暑い夜のお伴に。
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by fuko346 | 2012-06-20 00:19 | 今日のきもの 夏 | Comments(2)

せんりょうけい

さて せんりょうけい と聞いて 放射能の線量計だとすぐわかる、というのはかなり異常かつシビアな状態だと思うのですが、、、

土曜日は雨なので外仕事ができないので、うらうらと思いついて車を走らせました。
南部ほど雨が強そうなので、北上 まあ小浜あたりまで。
さてどの道をゆくかと、琵琶湖を渡って途中から花背へ細い道をゆきつつ、したたる緑を満喫。
通りがかりに蕎麦の看板を見て、昼ごろとて寄ってみました。

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花背 花竹庵
古民家を使いなしたお蕎麦と甘味のお店。
あまりにも いかにも なので ちょっと あざといかな、感は否めないのですが、それはそれで楽しんで、お蕎麦も変わった出汁で、それはそれで美味しかったです。
(うむ、我ながらへそ曲がりな書き方だけど、正直に書こ)
設えも、大将が客が見えなくなるまで見送るのも、京都のお料理屋さんだなあ、、としみじみ思ったのです。

かなり山奥なんですが、京都市内から車でそう遠くはないのです。
ここから美山を通り 途切れ途切れに現れる集落は それは美しく、京都だなあとまた しみじみ思うのでした。

峠を越えて福井に入ると、雰囲気が変わるのがわかります。
ふらっとお出かけは 蕎麦と温泉なので、どこか行ったことのない日帰り温泉ということで、訪ねたのがこちらです。

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ここで線量計登場。
温泉も入っている総合的な大飯町の施設の玄関。
(隣には 大きな関電の寮が建っています。)

あみーしゃん大飯
温泉、気持ち良くいただきました。

さて。
折りしも 大飯原発の再稼働が決まった日に 大飯に行くことになってしまいました。
美しい若狭の海を見ながら、 胸に浮かぶ何とも言えない 割り切れない気持ち。

原発がたくさん建っている 福井の海岸は 峠を越えれば滋賀からも京都からも大阪からも至近です。
というより、福島のことを考えれば、日本中の(地球上の、でもありますよね)問題なのに、、、
なんで 問題がきちんとわかりやすく議論されないまま再稼働してしまうの。

安全じゃないことが分かったのに、どうして廃止の方向にいかないの。

何がどうなってるのか、どうして国民にわからないの。
情報はどうして出てこないの。
今、日本中の原発が止まっているけど、、、、ほんとに電気足りないの。
本当は 誰が 原発を必要としてるの。

福島の責任を誰もとっていないのに、「私の責任で」なんてどうして言えるの。
それを誰も公に指摘しないのはなぜ。

消費地のために立地県が 犠牲を払っている、などという情に訴える論旨のすり替えがどこで起きたの。

いきなり全廃が無理なら 最短の時間で廃止の方向への道筋の方法を考えることをなぜ始めないの。

わかないことがあり過ぎて書ききれません。

もし、何かあったら 黙って横目でみていたすべての人に責任があるはずなのに、どうして平穏にわわけがわからず物事が進んでいってしまうのだろう。
そんなことを小さくぶつぶつ言うだけだったら 黙っていろ、といわれれば すいません、とうなだれるしかないけど。

とっても怖い世の中の動き。
その動きの中の 一粒である自分。
なにかしたいけどどうしていいかわからないもどかしさ。


北上したら福井、とわかって行って、行ったら線量計を目の当たりに見て、ずっと思っていたことを書いてみました。
こういうことを書くことが、はばかれられるように感じるのも、とても怖いのでした。
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by fuko346 | 2012-06-17 14:29 | おもいつれづれ | Comments(8)

ほころぶ

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今か今かと待っていた ササユリ が 今朝 ほころび始めました。
うれしいこと。

居間から見える すぐそこの裏山の斜面に自生しているものですから、毎日 何度も見ては、咲くかな 咲くかなと 待っていたのです。
細い茎が伸びてくる頃は あたりにある笹とよく区別ができず、蕾が付き始めると あ、今年も咲くのだわ、とわかります。
昨年は5株に花がついたのですが 今年はみっつしか見当たりません。
どういう加減なのかしら。

蕾は少しずつふくらんで、この細い茎と細い何枚かの葉と、それらから養分を全部すいとるようにどんどん大きくなり、咲く頃には茎がしなうほどになります。
その頃の蕾の紅は、妖艶さを感じされるほどの色になります。

このごろ 美しいと恐ろしいは、とても似ている場所にあるなあ、などと感じています。
ほんとに美しいものは この世のものでないような そんな気配を漂わせているものなのかもしれません。
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by fuko346 | 2012-06-13 12:27 | 山里便り | Comments(8)

ろちりめん

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絽ちりめんの帯あげと、ナデシコがすかし模様になった夏用の半襟です。
(おびあげの絽目が飛んでいますが、しっかりと入っています)
先日 京都のデパートをふらふらしていて目につきました。

単衣の時期は短いけど、それでも小物はそれ相応に必要になるので、目についたときに求めておきます。

このときの店員さんとの会話。
「夏の黒っていうのもね」
私は 夏に黒も使い方によっては素敵な取り合わせになる、と言ったつもりでした。

「まあ、持っているだけでも楽しいですよね」
店員さんは 黒の夏ものなんまあ使わないでしょう、ととれる言い方をしました。

そうかな。

ああ、思いだした。
この店員さん、単衣の時の帯を聞いたとき、きっぱり「夏物です」と言ったのでした。
いやあ、6月後半はそうでしょうが、前半は違うでしょう、という言葉を飲み込んだものです。

さて、きものを普段に自分で着始めた頃、夏物や単衣の頃の取り合わせがわからなくて、悩みました。
本を読んだり 話を聞いたり。
でも、けっこう 違うことが書いてあったり 聞いたりして、はてな~、となったものです。
今は初夏の単衣は、質感が暑苦しくなければ OK、だと思っています。
小物も帯も、です。

まだ風が朝晩少しひいやり、している頃、いかにも単衣用の生地ではなく、多少、はりはりっとした生地を選んで単衣に仕立てたきものを着ます。
そのとき、小物や帯が夏物だったら おかしなことになります。

おそらくそのあたりがややこしいので、きもの業界ではわかりやすい区分をしつつあるのかもしれませんね。
でも、おそらくきものは季節感、それは肌で感じる微妙なもので、何月何日だから、ということではないはずです。

大事なのは、そして面白いのは、この国の微妙な季節感を感じて 着て表わすことができるのがきもの、なんじゃないか、と。
色目と質感、で季節を感じられるように着たい、といつも思っています。

自分の感性を信じて、堂々とそのときに選んだものを着たいなあ。
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by fuko346 | 2012-06-11 10:50 | きもの | Comments(12)

野菜たち

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野菜をいただきました。
というか 配布品 です。

このあたりでも過疎化、老齢化が進み、たんぼを作ることができなくなりつつあります。
その空いた田を放置しますと、雑草だらけになり、悪影響が出ます。

ドライブなどでどこへ行っても、その耕作放棄されて荒れてしまった土地をたくさん見ます。

このあたり一帯では、それではならじ、と農事法人を作って、空いた田んぼも請け負って米を作り、米を作らない田は畑として野菜を作っています。
作業をするのは、定年退職した60代が中心で、あとは土日にお手伝い、といった人たちです。
それでも人手が無くて、この先はどうなるのかなあという状況です。
おそらく日本中がそんな感じで、、、

人の減った 山村には 鹿や猿や猪や 出放題で、さらに人が減ります。
いいのかな、このままで。


この野菜たちは、その空いた田で作ったものを法人の組合員の家庭へ配ってくれたもの。
収穫品は市場や、学校給食やらへ売りますが、ときおり おすそわけがあるのです。
よくできていますね、土と労働に感謝して、おいしくいただきましょう。
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by fuko346 | 2012-06-10 11:00 | 山里便り | Comments(2)

ドクダミ

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いわゆる人間が雑草とか名付けている草は、それは強いので、草取りをしないと、それこそ敷地中がそれらに埋もれて歩く場所もなくなってしまいます。
せっせと少しづつは取るのですが、例年いたちごっこで どこかががぼーっと原っぱ状態になっています。

まあ小さい花壇(のようなもの)の中だけでも すっきりさせようかと わしわしと草むしりをしていて、ドクダミの花は全部むしってしまうのはつまらなく 残しました。
ドクダミの花の、形もさることながら その清浄で温かみのある白、は他にはあまりないように感じます。

草むしりをしていて、むしるべき相手を、きれいだなあ、とぼんやりと眺めていては、何をしているのかわかりません。



花ざかりのラベンダーのとドクダミの
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by fuko346 | 2012-06-08 10:45 | 山里便り | Comments(2)

いろ

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梅の実がふくらんできました。

毎年 見ているけど、この色。
薄日をすかして 美しいこと。

見とれて しまうのでした。


ただ 美しい色がそこにあって。
ただ あるだけ。

不思議でしょうがない。
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by fuko346 | 2012-06-06 00:10 | 山里便り | Comments(2)