月下逍遥

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しばらく留守にいたします。。。
PC見られない日もありますので 失礼の段はお許しを。
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by fuko346 | 2012-10-27 00:01 | 山里便り | Comments(0)

最低気温 2℃

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もみじ屋敷の中でも一番大きな木の紅葉が始まりました。
枝の一本だけ 鮮やかに染まっています。
あの冷たい日の続く冬の顔が見えてきました。

毎年 もう長い間見ているけど、ああ冷たい、と感じた日の朝、必ず染まる紅葉は、その度に こころの中に動くものがあります。
いのちははかなく哀しいけど、だから美しいのだなあ、と感じます。

えっと
こんなことを書く予定ではなかったのですが、いのちの大切さ、とか かけがいのなさ、とか、重さ、とか そういうことを子供たちに教えよう、という試みがニュースなどでとりあげられるけどれど。
反対のような気がします。
いのちは はかなく もろく ばかばかしいほど軽い。
だから たんに逆説なんですが、そちらのほうから伝えたほうが伝わるように思います。
ばかばかしいほど軽いから、自分で大切に大切にかかえて 生きること しかできないって、そういうふうに言ってもらうほうが胸に落ちる、と考えて 口に出しちゃうのは やっぱりおかしいのかな。

もとい
書こうと思っていたのは ジェイン エア のことでした。
お友達ブログのところで このお芝居のことが書かれていたので、ああ、たしかあるはずと書棚をさがしたら ありました。
引っ越しの度に 本は処分され、昔持っていたものは無くなっているので、まだ あるということは大事にしていたのだと思います。
確か 中学生くらいじゃないかあ、読んだのは。
読み始めたら 引き込まれて ちょっとおかしくなりました。
雀 百まで か。
現実が苦しかった子供(と その頃わかっていたわけではないけど)は、本の中で生きていた節があるので、そのころの感覚が蘇って、そのときの自分が愛おしく思えました。

おもしろいな 生きているのって。
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by fuko346 | 2012-10-26 10:16 | 山里便り | Comments(0)

きもの部屋の惨状

旧 ブログからこの手の画像は何回か アップした記憶があるのですが、、、。
またか ですが ぶつぶつ 書かせてくださいませ。

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袷への本格移行時期、と、重なるおでかけのきもの取り合わせ計画を 同時にしましたところ、ちょっと一時間ほど、が半日になってしまいました。
ではなくて それでは足りずに時間切れ、とりあえず、で ただいま 箪笥の扉は一応しまっております。

お天気の続いた日に 一日 時間を気にせず、思う存分きものをいじっていたいなあ、なんぞと思います。
なかなか できませんけれども。

奥にでん、とあるのは除湿機です。
箪笥を開けるときは必ず作動、雨が続いたときも作動。
奥の窓の向こうは蔵、そのすぐ裏は山へと続く竹やぶなので、湿気がすごいのです。
といって、きもの部屋にはこの部屋しかなく、除湿機は大活躍なのでした。

それにしても 久しぶりに あれこれ動かしていたら、ううむ、なんだか一杯あるなあ、整理せねばなるまい、という声が聞こえます。
でも いらない ってはっきり言い切れるものはなく、ううむ、とうなるばかりです。

きものを買い始めたときは ずっと着るのだ 死ぬまで着るのだ、だからいいのだ、なんて変な理屈をこねて求めるわけですが、どうも そうもいかないような、、、気も、、、、していますが、、いえいえ 必要なものはあるぞ!

うん!

なんだかなあ。<自分に言っております。
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by fuko346 | 2012-10-24 19:28 | きもの | Comments(6)

ぐるりと秋を

        敷地をぐるりと歩いてみました
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 生まれてくるのが少し遅かったのかな、並みのものより一回り小さい シジミチョウ。
冷たい風の吹くようになった山里で、これからの季節を超えられるのでしょうか。


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 ムカゴはもう少し熟したほうがいいのかな ムカゴご飯が今年も食べられそう。


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 小さな鮮やかな実は採り残した山椒の実。


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 こんな子も かってにそこらに生え付いて 実をつけています。


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 あちこち ぽこぽこ生えていて、バターいためにしたら美味しそうだけど、鹿が食べていないということは毒きのこ、かしら。 キノコは怖いので眺めるだけにいたしましょう。


そんなこんなで 秋 も深まっていく山里です。
ストーブ、ホットカーペット 準備万端。
ベットパットも厚めのものにかえました。

風が頬にさわやかな過ごしやすい気候は ほんの短くて、ちらちら冬の気配が漂っています。
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by fuko346 | 2012-10-22 23:55 | 山里便り | Comments(2)

能楽大連吟 2012

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画像はお知らせハガキの一部です。
み~~~~んなで 能 高砂をうたおう!

この催し 数年前から面白そうだなぁとサイトを見ていたのですが、今年 申し込んでみました。
山里から出て行って たくさん人と会って、大きな声をだすのが 今の私にはいいんじゃないのかしら、と。
全体で集まって 説明会とお稽古、といっても100人以上の人が、先生のあとについて謡う、だけですので てんやわんやの様相で、これから始まる少人数稽古で、少しずつ形になっていくのではないかと思います。

能 高砂 の一部を謡います。

暮れの恒例になった感のある たくさんで歌うベートーベンの第九、のお能バージョンという説明を聞き、なあるほど、と思った次第です。

例の たかさごや~ だけ謡うのかと思いましたら、けっこう謡う部分は多くて、覚えられるかどうか、かなり怪しいです。
まさに老若男女で ありまして、そのうえ、な~んにも知らない人から、けっこうな手だれ、最初から参加して5年目、と、参加は様々です。
先生方のご苦労が いまから察せられるのですが、こういう取り組みをしようという京の若手の能楽師さんたちの心意気が、うれしいです。


で、折々 お笛を吹いて 大鼓(もどき)を よ~~~っと打って、大声で謡をうたっているのでありました。
なのに お能の舞台にはとん、と行っていないことを反省 しきり。

サイトはこちらです
くわしくはこちらをご覧くださいませ
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by fuko346 | 2012-10-21 17:21 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(4)

やっと新米を

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新米 一月ほどまえに収穫は済んでいたのですが、昨年のものが残っているうちはそれを食べねばならず、やっと美味しいお米を食べられるようになりました。
去年のお米がまずいわけではないのですが、鼻先に新米があれば やはりそちらに気がいってしまうのでした。

以前、舅が生きていたころは予備にととっておいたお米が暮れぐらいまであり、お正月すぎに新米、なんてこともけっこうありました。
せっかくお米 作って 余所には新米を分けているのに、なんで作っているところがいつまでも昨年のお米を食べなくてはいけないのか、と不思議でした。
今は 夏を過ぎてまだ残っているものは、安くはなってしまいますが売ってしまうことにしています。
といっても精米したものは売るわけにはいかないので、せっせと消費に励み、やっとこ口に入った次第です。
美味しいですね、新米は しみじみ。

下に写っている袋は 玄米30キロ入りの袋、それを精米してきます。
お米屋さんとかに並んでいるのを見た方も多いかと。

この玄米入りの袋が一年分、蔵にいくつか置いてあって、それを見るとちょっと贅沢な気持ちになるのはなぜでしょう。
もともとそういう暮らしに慣れている人はなんとも思わないのでしょうが、「ここに米があるぞ」っていうのは 町育ちの私には新鮮です。
基本 飢えませんものね。

自家製味噌と自家製梅干し そこらにある草と、山水。
火はそこらじゅうにある木を切って薪にすればいいのですし。
しのげますでしょ。
最悪 そこらじゅうにいる鹿を狩りましょう。(鉄砲ないけど網にひっかかりそう)
物が溢れている現代日本で そんなこと考えている人は少ないと思うけど、なぜか 私は そんなことを時折 思ってしまうのでした。
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by fuko346 | 2012-10-18 12:43 | 山里便り | Comments(8)

能の音

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これは何かと申しますれば
お能のお囃子に使う 大鼓(おおかわ)でございます。
あ、の、ようなもので、練習用、私作です。

皮は、フライパンを使って練習していると聞いた師匠が、古い使わなくなったものを下さり、それに裏庭で切りだした竹を胴の代わりに、紐は工具で、あと古い帯締めをかけてみました。
むろん、音、は期待できませんが、持っているたたずまいと、打つ時の手の感触は同じですので、フライパンとは比べようもありません。
ありがたいことです。

お笛は師匠の体調不良のあと、京都のお稽古場がなくなり、こちらの不調もあって考えた末に休止と相成りました。
家で、今まで教えていただいた曲をときどき吹いては お笛の機嫌をとっています。気力やらあれやこれや、今よりも上向きましたら またお笛は再開したいと思います。
お笛の音は大好き ですから。

6月来の不調でお稽古はもとよりすべて お休み 生温かい崩れた豆腐が頭に詰まったようになり、ぼうっとしていましたが、今月よりぼちぼちと動き出し、大鼓のお稽古も また一から始まりました。
お笛もですが、大鼓なんぞと自分が稽古しようとは、思ってもいなかったことで、ご縁に感謝しています。お友達の素人会に行き、お稽古の見学に行き、やってみようなんて だいそれたことをしてしまいました。

お能を初めて見たときは、大鼓の奇声(失礼)にびっくりしたものですが、いやはや わからないものです。
師匠は私の不調を察してくださり、家でのお稽古は無理せず、お稽古場で稽古するつもりでいらっしゃいと言ってくださっています、まずはお稽古場に辿り着くことを目標に ぼつぼつ 続けていきたいと思います。

聞いていると ふるふるしてしまうくらい 能の音が好き。
なんなんでしょ。

あ、そうですね、ちょと説明。
鼓、と聞くと小鼓を思い浮かべる方が多いのではないかしら。肩の上に構えて、ぽんぽん、というあれですね。
大鼓は 小鼓より大きく、膝上にすえるようにして打ち下ろします。
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by fuko346 | 2012-10-17 13:51 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(2)

本の力

旅ゆく土地を探していて 光徳牧場という名前を目にしました。
辻まことさんの著書にたびたび出てきた場所、いつか行ってみたいと思っていたので、そこに決めました。
行く前に 久しぶりに辻さんの本を読んでみようと 書棚に並んでいる一冊をなにげなく手に取り
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辻 まこと 山と森は私に語った 白日社  昭和55年初版

ページをめくると
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ワタスゲが揺れている 高原の湿原 晩夏の風が吹いてきます

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これは冬 しんと静かな水の匂い

そして巻頭の言葉。

雪の山と森は私に語った。必要なのは情熱と夢ではなく冷静な目覚めだと、愛することではなく憎悪を超えることだと、多弁な歌やマイクフォンの音ではなく沈黙だと、、、。目標を失くし錯雑とした感情を病む私の心は、この凍結した白い永遠に救われる。  辻 まこと

言葉が 身体と心に染みていき、魂の深みへ落ちて行く。
あたりに静かにひたひたと何かが満ちてきて それが私を浸してゆく。

長いこと ささくれ立ち 波打っていたものが 鎮まっていきました。
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by fuko346 | 2012-10-16 11:48 | おもいつれづれ | Comments(4)

紅型で紅型展

大阪市立美術展で行われている 
沖縄復帰40周年記念 紅型 BINGATA 琉球王朝のいろとかたち
へ 行ってきました。
行くつもりではいたのですが、お友達からチケットあるからと 誘っていただき喜んでご一緒することに。

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きもの 伊那紬 単衣
帯    紬地紅型九寸 宮城里子さん作 

襦袢は麻絹、のものを着用。今日の大阪はけっこう暑くて、あれ、単衣お召でも良かったかな、というくらいの気温でした。
この伊那紬は着て歩くのは初めてで、着心地はわからなかったのですが、さらりというよりぱりっとした生地感があるので、今頃の単衣にたいへんよろしい。単衣で仕立てて良かったなあ、と。
帯はお気に入りのひとつ、紅型は素敵なものがたくさんあるけど、この作家さん 好きなんです。

紅型展ですが、圧巻です。
最初の一枚を見たとき あれ、木綿、、、。
作品は木綿と苧痲がほとんどでした。
麻ものがあるのは当然として、木綿に染めれらた紅型の美しさといったら。
しのごのは言いますまい、どうぞ見てくださいませ。

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連れて帰ったのはこの絵葉書。
型染めなんですから型があります、その多くも展示されていてその緻密さとデザインの秀逸さといったら、言葉にならない。
戦火を逃れたものが、残ってくれて、ほんとにありがたいことだと思います。

感じたこと 思ったことは いっぱい いっぱい。
布から放たれる 何か に打たれて くらくらしまた。
すごいなあ、、、。

と、書くことは控えて こんな一枚。
公園内にある庭園にて。
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by fuko346 | 2012-10-14 00:46 | おでかけ | Comments(6)

秋の日に

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柿 実は太り 葉は色を変えて落ちる

あれから 繰り返しだけど、そのたびに違う場所に立っていると 思いたい。
歩きにくいけど やはり 自力。

だいじょうぶ 
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by fuko346 | 2012-10-10 13:19 | 山里便り | Comments(2)