月下逍遥

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春を収穫

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ふきのとう

今日の山里の天気は 晴れ ときどき曇り ときどき激しい霰。
めまぐるしくかわります。
このところ長いこと 晴れ! というお天気が少なく、洗濯ものに困っています。

山小屋のある 新潟 魚野川のほとりから ちょっぴり持ち帰った蕗の根が しっかり育って 育ちすぎて間引きしています。
昔からあった蕗は 鹿害で全滅していまったので 柵の中の菜園に移植したのでした。
柵の中、は狭いので そうそう蕗をはびこらせておくわけにはいきません。

ふきのとうのてんぷら 大好きです。
口が 春 になりますね。


でもまだ二月。
早いなあ、やはり 気候はどんどん 暖かくなっているみたいです。
今年も 春を感じる間もなく あれ~~~~っと夏になってしまうのかしら。
もう この頃の気候は なんだかよくわかりません。

ともあれ 今夜が楽しみ。
春を 味あわせていただきましょう。
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by fuko346 | 2015-02-27 13:12 | 山里便り | Comments(0)

山崎あたり

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お茶のお稽古が早めに終わったので、志村ふくみさん の作品が展示されている 大山崎山荘へ、きれいなものが見たいなあ、と気持ちが動いて行ってきました。
天下分け目の天王山、です。
過日 ここらあたりで戦があって、、、、武者達がときの声をあげているような、そういうぼやけた映像が目の前にちらちら、するような不思議な感覚が湧いてきます。
史跡があちこちにあります。
ここは北国街道、なんですもの。
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美術館になっている山荘は 登山道の途中にあって。
アセビが もう咲いている。
うちのはまだ蕾だってあるかないか、冬枯れているのに。
そういえば梅ももう満開のものあって 暖かいのだなあ。
この山荘に訪れたのは三回目、かしら。
ほんとに素敵な佇まいと建物。

志村さんの作品は数が少なくて ちょっと期待外れ。 もうたくさん拝見しているからかしら。
それと 今回 初めて ガラスの中に入っている 布たちを見て なんだか冷え切っているみたい、悲しそう、と思ってしまいました。
着るもの ですもの。
血が通っていないわ。

今 空屋になっている両親の家に一月ぶりに 入ったときの あ、家が死んでる、と感じる あの感覚が蘇ってきます。
息をしていない。
一日 二日 過ごしていると少しずつ家が 息を吹き返すのを感じます。

布、ですが 地域の資料館のようなところにも 展示してあるものなど、古いのですが 今回みたいに、あ、死んでる、って感じたことはなく なんなんだろう、と気になります。
志村さんのもの、他の美術館で見たときも感じたことはありません。
商品、として置いてあったものをみたときもありません。(普通に売っていること、もあるのです)

ふと 今日見たのは 一度も誰も手を通したことのない きものたち だったのではないか、そのまま時間が過ぎてしまったのではないか、その布を 着るもの、として 用のものとして愛した人がいなかったのではないか、と考えてしまいました。
違うのだろうけど、そう感じてしまったものは いったいどこから 醸されていたのかなあ。

それに比べ 山荘は美術館としてたくさんの人を迎え 生き生きとしていました。
三度目ですが いつも 展示品、より この山荘そのものが 素敵 と感じてしまうのです。
こういうことって 他で感じたことないので なんだろうなあ、って首をかしげています。
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by fuko346 | 2015-02-27 01:15 | 展覧会 | Comments(2)

薄暗がり

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山里の梅はまだまだですが 京都市内の白梅は咲き始め。
陽射しの暖かい日、お茶会へ。
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外は明るいけど 古い建物の中は 薄暗闇。
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煙草盆のお迎え。
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待ち合いの客も うすぼんやり。
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躙口(にじりぐち)の先の小間は なお薄暗く お道具も定かには見えません。

ぼんやり茶人は ただ 遊ばせていただいただけ。
しかし 光悦さんの書を近々と見せていただいたのには ぼうっとしてしまいました。





きもの覚書は ぼうっとではわからないので。
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きもの 江戸小紋 大小霰 縫い一つ紋
帯   すくい袋帯
帯回りは 水ぬるむ、というイメージです。
イメージですので まあ いつもの自己満足。

春先に着る 薄色のあっさりした附け下げ、のようなものが一枚あればいいのだけど。
あ、あった 
忘れていた
あれ、着て行けば良かった。
でも 附け下げ、、、、。
いや 薄色の万筋、がいいかな。
妄想だけで 楽しい きもの。
結局のところ 薄闇の茶、などは 少しの間の夢の時間。
現実の想いはこんなもの。
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by fuko346 | 2015-02-22 00:07 | お茶会と稽古 | Comments(8)

雨水

季節のめぐりは ありがたい もの。
一雨ごとに 春の近づいているのが 感じられます。
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あちこちで梅の開花を聞きますが 山里の梅、まだ 蕾固し。
ですが、この蕾のふくらみを見ていくのも楽し。
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久しぶりの青空。
日だまりの暖かさに 冷たい冬には ジャリに潜っていたメダカも ふわふわと漂い出してきました。

これから いきものの 気配が 濃くなっていく季節がやってきます。
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by fuko346 | 2015-02-19 11:52 | 山里便り | Comments(4)

久しぶり きもので京都

お宮さんへ行くのに きちんとした服がないので、きもので行きました。
そのあと 二つ用事があって ぴゅっと京都へ。

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きもの 士乎路紬
帯    ちりめん染め名古屋 お太鼓には刺繍が入っています。
柄は松竹梅のはず、なんですが 探してみたら松があるのかないのか。
梅が目立って季節柄ですし、なんたってお祝いなので選んでみました。

帯締めは房、に緑が入っていて それが気に入っているのですが見えません。

*まずは お知り合いの作家さんが展示をしている 京空間mayukoさん へ。
トンパ文字を意匠化したデザインが素敵です。
古い町家を改装した お店も見どころ満載で 楽しく見学 お話させていただきました。

*夜は京都駅前の居酒屋さんへ
乳がん繋がりのお友達が 京都マラソンでおいでになるので お疲れ様会、だけ参加させてもらいました。
いろいろと始めるきっかけともいえる講演会で お会いしたドクターとも 18年ぶり(?)くらいにお目にかかって、オフですごおおく昔に会った友達とも再開して、メンバーはその頃からの知り合いなので(実際には会っていなくてもネット上ではお話しています)、20年近く 繋がっている人たち。
ばたばた走りまわっていた頃を しみじみ思いだしてしまったりもしました。
こんなに長く生きてると その頃は思っていませんでしたもの。

なにかの区切り、の ようなものを感じる一日でした。
といっても状況がいきなりかわる なんてことはなく 久しぶりに出歩いて たくさんの人とお話したので 今日はぐったり、と倒れていました。
身体はまだ動いていないのですが、今までとは少し違う心持が動いているのは 確かです。

面白い、です。
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by fuko346 | 2015-02-17 00:33 | 今日のきもの 冬 | Comments(0)

六根清浄大祓

山里の氏神さまで 厄除祭があり 参加しました。
初老の人たちが厄をはらい 還暦の人たちをお祝いする、のが大意、でしょうか。
小さい神社の小さいお祭り。
宮司さんのお祭りとお祓いが丁寧で、こころに染みました。
どうも 私は仏さんより 神さんにちかいようだなあ、と感じていましたが、今回 宮司さんが印刷してきて配ってくださった 六根清浄大祓、を 全員で一緒に唱えて あれ 私が思い至ったことととても近い、、、、と少し驚いたのでした。
神社にはあちらこちら 小さいときから手を合わせてきて 身近にあったのに、今頃気がついています。
ちと長いですが 書いておきましょう。
こころの深いところで ばらばらだったものが 一つ かちっとかみ合わさったような気がします。

六根清浄大祓
ろっこんしょうじょうおおはらえ

天照坐皇大神の宣はく
あまてらしますすめおほかみののたまはく

人は即ち天下の神物なり
ひとはすなはちあめがしたのみたまものなり

須らく静め謐まることを掌るべし
すべからくしずめしずまることをつかさどるべし

心は即ち神明の本主たり
こころはすなわちかみとかみとのもとのあるじたり

心神を傷ましむる莫かれ
わがたましひをいたましむるなかれ

是の故に目に諸諸の不浄を見て
このゆえにめにもろもろのふじょうをみて

心に諸諸の不浄を見ず
このゆえにめにもろもろのふじょうをみず

耳に諸諸の不浄を聞いて
みみにもろもろのふじょうをきいて

心に諸諸の不浄を聞かず
こころにもろもろのふじょうをきかず

鼻に諸諸の不浄を嗅いで
はなにもろもろのふじょうをかいで

心に諸諸の不浄を嗅かず
こころにもろもろのふじょうをかかず

口に諸諸の不浄を言ひて
くちにもろもろのふじょうをいひて

心に諸諸の不浄を言はず
こころにもろもろのふじょうをいはず

身に諸諸の不浄を触れ
みにもろもろのふじょうをふれ

心に諸諸の不浄を触れず
こころにもろもろのふじょうをふれず

意に諸諸々不浄を思ひて
こころにもろもろのふじょうをおもひて

心に諸諸の不浄を想はず
こころにもろもろのふじょうをおもはず

是の時に清く潔よき偈あり
このときにきよくいさぎよきことあり

諸諸の法は影と像の如く
もろもろののりはかげとかたちのごとく

清く浄よければ仮にも穢がるることなし
きよくきよよければかりにもけがるることなし

説を取らば得べからず
ことをとらばうべからず

皆因よりして業とは生る
みなはなよりしてこのみとはなる

我が身は即ち六根清浄なり
わがみはすなわちろっこんしょうじょうなり

六根清浄なるが故に
ろっこんしょうじょうなるがゆえに

五臓の神君安寧なり
ごぞうのしんくんあんねいなり

五臓の神君安寧なるが故に
ごぞうのしんくんあんねいなるがゆえに

天地の神と同根なり
あめつちのかみとどうこんなり

天地の神と同根なるが故に
あめつちのかみとどうこんなるがゆえに

万物の霊と同根なり
ばんぶつのれいとどうこんなり

万物の霊と同根なるが故に
ばんぶつのれいとどうこんなるがゆえに

為す所願として成就せずと云ふことなし
なすところねがいとしてじょうじゅせずといふことなし




さて 12年一回り 
これからは また 産まれたての 一歳 です。
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by fuko346 | 2015-02-16 12:51 | おもいつれづれ | Comments(2)

湯村温泉

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兵庫県北部 湯村温泉といえば この方。
夢千代さん
といって このドラマ 見ていませんでした。再放送をちらちらっとみただけ です。

温泉が足りない、、、と そこそこ近場で行ったことが無くて源泉かけ流し、で、探したところ ここを見つけました。以前 外湯に寄ったことがありますが あまり記憶がなく。
泊まったのは さんきん旅館
源泉かけ流しはここだけ、ということで選びました。家族経営の小さなお宿です。
男湯を 私達専用にしてくれたので いつでも 好きなときに 入り放題。さぱさぱ さぱさぱ 24時間 お湯が溢れています。
ずっと湯船で過ごしたいくらいだけど それはできなくて 残念だあ~。
なぜって のぼせちゃいますもん。
泉質 ナトリウム-炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉(低張性・中性・高温泉)
無色透明 無味無臭 のはずなんだけど ちょいといわゆる硫黄臭が ふっとするような気が。
まったりとまといつくお肌にいいお湯 だそうで すべすべになります。

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高温 湯量多し。
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茹で卵 11分で できます。
卵茹場、と野菜茹場、が別々にあります。
こん こん と湧いているのだなあ。

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特に観光とかは 目的としていないし、何度も行ったあたりなのですが、余部鉄橋が建て替えられていて「空の駅」なる場所ができていたので上がってみました。
駅のホームの脇に 昔の線路が少し残してあります。
向こうは海、真下は民家、です。
鉄橋のときは わあ すごい! でしたが、建て替えられた今は 普通のコンクリートの橋梁になっています。とはいえ、ここまで高所 登っていく駅は 他にはないのではないでしょうか。

以前は 観光地でもなく、つまり何もなくて ただ えっと驚く鉄橋がそびえていて 威容を誇っていたのですが、今は道の駅だの駐車場だのできていて ずいぶんと変わったなあ、と感じました。
でも 人が来て 地元が潤えばいいですね。


覚書 でした。
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by fuko346 | 2015-02-13 17:34 | 山と温泉と旅 | Comments(4)

江戸好み

叔母からのいただきものシリーズです

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雨コート
下の水色は道行です。
いただきものの中で一番気に入りました。
裄出しをいたしましょう。
母のものと同じく 自分では選ばないけど 好き です。

若い時はいざしらず それなりの歳になってから誂えたものは 叔母の好みがはっきりしているなあ、と 改めて、このコートを見て思いました。
きものって その人が ほんとに現れるものだ と思います。
遠くに離れてしまったので 疎遠になってしまいましたが 大人になってから ゆるゆるお話したかったなあ、と今更思います。

このコートを見ながら 叔母の人生を思っています。

きものって そういうもののようです。
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by fuko346 | 2015-02-09 13:27 | きもの | Comments(4)

本塩沢

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あなたなら 着るでしょう、と、叔母のところから きものが 数枚 お引っ越ししてきました。

その一枚 本塩沢。
精緻な絣。
いつ頃のものだろう 機屋はどこだろう。
しゃりしゃりとした布の質感 つややかさ。

着物の命は長いなあ、と また思います。

袷になっていて 裾まわしが ひと昔前によくあったような赤系、といってもエビ茶のような落ちついた色なんですが、自分では選ばない色なので はて 仕立て変えようか、それとも単衣にしようか。
はたまた 胴抜きにして あい の季節に着ようか。
う~ん う~~ん。
このまま 袷の季節だけど ちと暑い、というときに着ようか。
でも それじゃあ この裾まわしの色が暑苦しい。
う~ん う~~ん。
どうしましょ。

そんなことをあれこれ考えるのは楽しい。
そんなことを考えられるのがうれしい。

って 考えていただけじゃ だめですね 着なくちゃ。
さて 気力が戻ってきつつあるので きものでおでかけ いたしましょ。
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by fuko346 | 2015-02-05 14:03 | きもの | Comments(6)

読むこと

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水辺にて 梨木香歩  ちくま文庫

物心ついたときから 現実よりも 本の世界に生きていたような。
読むこと は 生きること。

この本も ああ、と すうっと胸に落ちる言葉が 並んでいる。
その中で

ゆっくりと治ってゆこう 陽に透けて横に流るる風花を吸う
      河野裕子歌集「歩く」



件の 冬のバラ
一つ 新しい 蕾が ふくらんでいるのを 見つけました。
うふ
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by fuko346 | 2015-02-03 15:21 | おもいつれづれ | Comments(2)