月下逍遥

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日本の夏じたく

横浜の三渓園で この時期 作家さんや工房が 展示をしているのを だいぶ前から知ってはいたのですが、都合が合わずに行けずにいました。
お知らせ、を見ると 毎年とても魅力的だったのと、今回は目的があったので けっこう遠いのですが 行ってきました。
目的は 染色iwasakiさんの ショール、です。
お友達が羽織っているのを拝見して なんてきれいな布だろう、と お聞きしたところ iwasakiさんのもの、と。
ああ、そうだったのか。

知らずに 手に取る または近づいてしまう、ということが一度ならずあったのは、このiwasakiさんの作品と、信州上田の小岩井工房の もの、です。
色彩、に 惹かれるのだろうと思います。
iwasakiさんの紬はご縁があって 胴抜きを持っているので 着て行けたら良かったのですが、この暑さ。
五月は 暦上 袷なので いいわけですが、この暑さでは そりゃあもう無理です。
というわけもあって この日は洋服です。

まずは三渓園という場所の 広さと素晴らしさにびっくりしてしまいます。
個人のもの、というもの驚き。
生糸で材をなしたといって いったい どうれだけの財だったのか ため息もでませんが、それが いま ここに、この空間と建物を保存しているのだなあ、と感慨しきり。
美しい場所、です。
夏したく の展示も ゆったりしていて 気持ちの良いものでした。
目的のショールは数枚のうちから 気に入ったものを 選んで よしよし。
これ、と明確な目的があって こういう場所に行ったのは 初めてかもしれません。
iwasakiさんも 素敵な人たちでした。
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そよぐ 美しい糸の 色の連なり。

この日は 横浜のお友達に送迎していただき 横浜歩きも楽しみました。
夜にはこちらで 老舗の牛鍋を。
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おしゃべりも 堪能 堪能、であります。
お付き合いいただき ありがとうございました。
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by fuko346 | 2015-05-31 17:38 | 展覧会 | Comments(2)

正藍型染師 田中昭夫さんの布

こちらも お声をかけていただいていて 楽しみに 表参道へ向かいました。
きっちりとお仕事をなさってきた 田中さんが工房を閉めるにあたって たくさんの作品が発見され、それから、、、、の顛末は ブログで拝見しており 昨年 工房で頒布会があったのを 行きたいなあと 指をくわえておりましたが、今回は参加することができました。
ここへ至る道は とても長いので リンクを張らせていただきます。
丘の上から通信
このページに二つのリンクが張ってありますので ご興味のあるかたは 読んでみてください。
藍染師 田中さんと その職人の仕事と 田中さんを愛した人たちの想いと 時が 伝わります。 

ブログを拝見していたので その仕事を見たいと会場に向かったのですが、行ったとたん 着尺は? もう最後の一反が 売れてしまいました。
では 帯は? 帯のコーナーへとすぐさま移動。そしてつかんでしまう私。
展示最終日で もう作品は 残り少なくなっておりました。
見たら欲しくなってしまうし 残っていたらいいな 残っていなかったら あきらめがつくな、との この展示最終日だったのです。

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素敵なおじさま 田中さん。 あ、銀座で生まれ育ったというあの人に似てる。口調も似てるな。職人、という 流れ、があるのかもしれません。
田中さんはとってもいいお顔をしているのですが 作品をつまびらかにできないので 小さい写真。
というもの この帯、といったん決めて やっぱりと 最初に目があった こちらを 連れて帰ってきたからです。
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国産の木綿に きっちりと藍とベンガラで 染められた 向鶴。
鶴と目が合ってしまった。
この帯は 私の。最後まで 残っていてくれて うれしいこと。

着尺が残っていたら きっと 連れて帰っていたことでしょう。 ここまで魅力的な布、はそうそう ありません。
ご縁をありがとうございました。

このあと 新宿御苑の一部にような ラ ケヤキ で 行われていた ぬぬぬ・ぱなぱな にも さくり、と寄って銀座にまわって 竹葉亭でうなぎを食べて。
大満足の都会での 半日でありました。

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きもの 綿ちぢみ
帯    麻地 型絵染 ほおずき
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by fuko346 | 2015-05-30 12:24 | 展覧会 | Comments(6)

人間国宝 佐々木苑子―絵絣紬に生きる― と 伊香保温泉

群馬県立美術館にて 人間国宝 佐々木苑子―絵絣紬に生きる―  を開催していると聞き、出かけてきました。
今回の上京の目的の一つ、です。

それは もう 素晴らしい作品の数々で、頭が くらくら くらくら。
作品、というのは どの分野でもあれ 作者そのものが 出てしまっているものなので、この佐々木さん、というかたの 魂の強さ、を深く感じました。
ただ あまりに手の込んだものは 着てみたい、という魅力を感じないことがけっこうあるのですが、今回は これが欲しい これを着たい、と思えるものが多くて、まあ 購えないのですが、もしかしたら ひょんなご縁ができるのではないか、などと 不穏なことを考えます。

あの紫の濃淡 市松 藤の絵絣、、、、、目に焼き付いてしまいました。

作品は呉服屋さんで手に取ったり 展示会で拝見したりしたはずなんですが 今回はそれと違うものを見た、という気がしています。

会期はまだありますので ご興味のあるかたはぜひ。


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群馬在住のお友達に高崎までお迎えしてもらって お昼も美味しいお蕎麦屋さん。
帰り道に ここまで来たのだから温泉にでも浸かって帰ろうと 伊香保温泉まで送ってもらいました。
で、せっかく来たのにもったいなあ、とふと魔がさし、夕方 観光協会に電話して宿を紹介してもらって、一泊してしまいました。
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帰りは高速バスを予約して、翌日はぽくぽくぽく 汗だくになって歩きまわり 伊香保堪能。
小さな温泉地なので 充分歩きで回れます。
紹介してもらったお宿は もうひとつでしたが、一番高いところにある この町営の外湯、露天風呂がいいのでした。
カエデの大木から 頭上に枝がさしかけられ、 湯に浸って 仰向くと 青葉の間に陽が ちらちらとして 大変気持ちがいいのでした。

ふむ 突然 温泉一人で一泊 ということも できるのであるなあ、と 新鮮な驚き。

なんで絵絣が 温泉に化けるのは よう わかりませんが、とても楽しい二日間でした。
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by fuko346 | 2015-05-29 13:03 | 山と温泉と旅 | Comments(0)

永田町 黒澤

一度伺いたかった 永田町 黒澤(そんなのが一杯ですね)、素敵な催しにお誘いいただいたので、二ヶ月おきの上京の時期を合わせました。
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薩摩琵琶と尺八の演奏をお座敷にて。
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こちらは お蕎麦のお店でもありますが、コースのお料理も その最後のおそばも大変 おいしゅうございました。

とても満足して、お近くの 山王日枝神社へお参りに行くと、、、どんどこ ひゃらひゃら 魅力的な音が響いてきて引き寄せられると、、、
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島根県無形民俗文化財 出雲大原神主神楽 を 上演中。
これが まあ 舞も囃子も 躍動的で もうとっても素敵。
神主さんたちが 伝承してきたもの、ということは あの動きもみな 神主さんたちなんですね。
根源的な命が ほとばしるような そんな お神楽、でした。
お能の 源流をみているような、そんな気持ちになりました。

どういう引き合わせか、琵琶に尺八 笛に太鼓 鼓、と 十二分に楽しませてもらえた 日、でした。
Tさん ご一緒 ありがとう、お話もたくさんできて うれし。

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きもの 白鷹お召
帯   生紬 藍染め 絞りと縫い
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by fuko346 | 2015-05-28 11:22 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(4)

東京の行き帰り

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下諏訪温泉共同浴場 菅野温泉
ナトリウム・カルシウム-硫酸塩・塩化物泉
このところ 車で上京しているので 行き帰りに 一風呂。
熱目のお湯に入ると しゃきっとするのです。
遊泉、と 児湯には 入ったので 下諏訪三湯目。
行きは 児湯に入りました。
菅野温泉 気に入りました。いいお湯です。地元感 満載、です。
他の共同浴場も みんな入りたいなあ。

下諏訪にこんないい共同浴場がいくつもあったなんて 近年まで知らず もったいないことをしまいた。
30年以上 通っている中央高速ですのに。

東京でのお遊びは おいおい 書いていきます。


さて 本題の両親ですが 落ち着いてきて 私もほっとしています。
とても 良くしてくださるので、安心しています。
ただ どう言う意味にしろ 「違う人」になってしまった二人に別れるときは なんともいえない気持ちになります。
はて 違う人 なんだろうか 本質 なんだろうか。

いろいろな たくさんの 葛藤を 味あわせてもらっていることは、人の修行としては ありがたいのだろう、と思うこともできるようになりました。
ただ 不自然に長生きしてしまうことは いいことだとは 思えません。
人によって 長生き はいくつ とは 言えませんけれども。

むきだしの いのち を目の当たりにすることは 力技、です。
なんだか そういうことに どぷっと浸っている 人生だなあ。
これも 私が 望んでいるのだろう かしらん、、、。
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by fuko346 | 2015-05-28 00:02 | 山と温泉と旅 | Comments(0)

台風一過

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台風6号が駈け過ぎていきました。
清々しい、そのものの 朝、です。

って、五月、ですのにね。
大きな変化、のときに 生き合わせてしまったのかもしれません。

乾ききっていた土地に恵みの雨で 力強さの増した新しい緑が さわやかな風に輝いています。
深呼吸をひとつ。

なにがどうでも そこで生きて行かねばなりませんものね。


あさってから またしばらく東で暮らします。
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by fuko346 | 2015-05-13 10:22 | 山里便り | Comments(2)

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家の裏の斜面の藤。
デジカメのアップで やっと撮れるくらい高いところで咲いています。
自然の藤はそこに生えている木にからまって どんどん高く登っていき間近に花が見えることはありません。

各地の有名な藤棚に栽培されている藤は 房が長くて立派で見事で、顔を寄せてみることができて それはそれで素敵なのでしょうが、訪れたことはありません。

今の一時期、木にからまって高いところに咲いている藤を遠目に眺めるのが 好きです。
新緑に混じって 紫色が あちこちに湧いて出たような眺めが好きです。

なんでかしら。
桜は見にいくのに
でも 桜も 山の斜面にぼうと薄紅色にけむる 山桜が一番好き。 

そういう嗜好なんでしょうねえ。
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by fuko346 | 2015-05-09 22:53 | 山里便り | Comments(4)

新潟 南魚沼あたり

連休には 新潟 巻機山山麓にある 山小屋へ 二泊。
いつも横を通る 美人林にやっと行くことができました。
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車で行くことができる場所に、これだけの広さのある ブナの純林があるのは珍しいです。
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ブナが 太陽の暖かさを集めて その周りは一足先に雪解け、です。
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雪解けを集めた池に 一か所日が当って 底が揺らめいて見えます。
とても 美しい場所でした。

あとは けっこう長いこと塩沢の街をうろうろ。
すっかりと建て替わっていて、賑っていたのに驚きました。
布、を少々お買いもの。
いわずとしれた 織物の町、ですから。

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山小屋です。
手前の沢は まだたっぷりの雪で埋まっています。
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私の仕事は 薪ストーブ係。
火と水と雲は 見あきません。
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二階の窓から。
巻機山の稜線には 雪 です。

今回は事件が起こって、山岳救助隊の活動を目の前で見ました。
山スキーの人が沢に落ちた、とのことでしたが 大きな怪我もなく ヘリコプターで救助され 近くの駐車場へ 吊り下げられて パトカーの中でかなり長いこと 事情聴取されていた模様。
沢の上空で ホバリングしているヘリコプターを見て心配していましたが 無事でほっとしました。
新潟県警山岳救助隊(と思われる) お兄さんたちの動きが素晴らしくて 見とれてしまいました。

帰りは群馬方面へ出て 四万温泉に入って 両親のお見舞いに東京で一泊。
帰宅の道は 御嶽山をぐるりと回って 開田高原を走って。
新緑と 山の遅い桜を楽しんだ 三泊四日でした。
この時期の 山の 美しさは たとえようもありません。

今回の旅の温泉。
六日町温泉 ゆらりあ (公衆浴場)
新潟県南魚沼市六日町392-3
単純温泉 源泉かけながし
山小屋に来たときは 必ず来ます。
湯沢温泉 山の湯 (湯元 共同浴場)
新潟県南魚沼郡湯沢町大字湯沢930
単純硫黄温泉 かけながし
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四万温泉 積善館
群馬県吾妻郡中之条町四万温泉
ナトリウム・カルシウム塩化物硫酸塩温泉 自然冷却かけながし
ここは一度は入りたかったので 満足。
連休の湯名温泉地は すさまじく混むのですが 四万なら そんなではないだろうと行ってみました。
まあ、混んではいますが イモ洗い、ではなく十分 楽しめました。
クラシカルな サウナも 面白かったです。
二本木の湯
長野県木曽郡木曽町新開6013-1
含二酸化炭素・カルシウム-炭酸水素塩冷鉱泉(低張性弱酸性冷鉱泉)

四万以外は再訪です。
新潟の兎口温泉町営の露天風呂が閉鎖されていたのが がっくりしました。
あそこは三本の指に入る温泉だったので とても残念です。宿泊すれば 味わえるのかしら。

緑に染まってしまいそうな 山の景色も 観光も蕎麦も 温泉も 布も 堪能した 旅 でした。
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by fuko346 | 2015-05-07 12:13 | 山と温泉と旅 | Comments(2)

さて 口に入るでしょうか

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去年のオクラ
終わり頃に 一番大きく実ったものを 取っておいて種を採ろうと思ったのでした。
乾ききって カラカラと音がします。
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開けてみると お たくさん種が入っています。
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これだけ ありました。
ポットに植えて 芽がでるかな~
育つかな~
食べられるかな~

野菜は買わないのよ 生活に入るべく あれこれ 菜園で 動いています。
連日の晴天で 暑くて くらくらしてしまいますが、食糧のためなら どんどこどこどん。
連休は留守になるので 今の内に 働くのでした。


穏やかな 連休で ありますように。
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by fuko346 | 2015-05-01 13:09 | 山里便り | Comments(2)