月下逍遥

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日だまりに咲く

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山里は冷えていて、最低気温5度あたりが続いています。

庭にはサザンカと、くしゃくしゃになった紅葉くらいの彩り、と思っていましたが、ふと地面にきれいな色を見つけました。
薄緑の苔の間から フデリンドウと思われる紫が目に飛び込んできたのです。
ああ、きれいね。
あれ、これの花期って春じゃなかったかしら。
晩秋に咲いていたかしら

この寒いのとあったかいのと、日替わりみたいな乱高下の気温、イチゴの花も咲いているし、蒲公英も咲いているから、一度寒くなってもう春だ、と思ってしまったのかしら。

うらうらと日だまりで日向ぼっこの風情です。

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ちょっと失礼して覗きこんでみました。
暖かいということは虫もいるということで、どうも誰かの痕跡が。
しっかり受粉したのかもしれません。

今日の冷え込み。
昼間、私のいる部屋は13度で、寒いというより痛いようなこの山里の冷え込みを思い出しました。

さあ、冬が来るなあ。
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# by fuko346 | 2011-11-16 23:17 | 山里便り | Comments(0)

久々のお濃茶

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表千家茶道十二か月
下のものは、昭和53年発行、先代の宗左宗匠の編、上のものは平成5年の新版、です。

本棚にはこの二冊が並んでいて、お稽古の長さを感じますが、実のところ、間が26年近く空いているのでした。
中学のときに、美味しいお菓子に惹かれて、友達のお母さんが先生をしている教室に遊びのようなお稽古を始めて、こちらにくるときに中断しました。
数年前、時間にゆとりができたときに良いご縁をいただいて再開しました。

昨日、久しぶりというのもおかしい、29年ぶりくらいの間を開けて、お濃茶のお手前をしました。
お薄は数年かけて、少しずつ記憶が戻ってきていますが、お濃茶は はてな。

先生:以前なさったことがあるのですよね、今日は濃茶をどうぞ。
私; は 30年くらい昔ですが。。。

以前の先生はお友達のお母さんだったこともあり、嫁入り道具にもなるから、とせっせとお許しをすすめていただいたので、一応 地方教授までの免状は持っているのです。
看板もあるのです、、、
が、実力は これからお稽古を続ける前提でしたから、まったく伴っていないのでした。
そこに長い間が空きましたから、あら~~~~~ということになっています。

今のお稽古場に入門したときは、一から始めます、ということと、いくつかに分かれてお稽古しているグループの中で一番初心者組に入ったので、皆、お薄のお手前をなさっていました。
ですから、濃茶のお手前は数回しか拝見したことがありません。

ですが、、、
手前座に座ると、手が勝ってに動きます。
頭でどうだったかな、と考えても出てこないのですが、遊びながらでも長く稽古をした効用はあるものだ、と感心してしまいます。
むろん、忘れていることもたくさんあって、先生に教えていただきながらですが、そうつっかえることもなくお稽古を終えることができました。

そして面白い体験をしました。
手前が進むにつれ、以前の先生の声がするのです、そのまま聞こえるわけではないのですが、頭の中に先生が恒に言っていらしたことが浮かび、それが先生の声になっていくような感覚。

「向こう 手前 右 左」 
「出し袱紗は手なりで」

この感覚は続き、車を運転して帰る途中で反芻していると 先生の声、そのままになり、姿まで浮かんでくるのでした。

ぱっと頭の中に、以前習った単語がうかぶことは 今までもままあり、記憶ってすごいなあと思っていたのですが、今回はまた、改めて 頭の中ってすごいなあ、と思いました。

記憶は忘れてしまうわけではなく、一度あったことは決して消えすに、頭のどこぞにしまわれているものだ、ということは10数年前に厳しい病気になったときに体験してわかっていましたが、こういう場合にも、回路がつながるのか、と、きっと今回はいきなり 濃茶をすることになって緊張し、集中したのだろうなあと思います。

それにつけても、その当時は遊んでいて申し訳なかったけど、以前の先生にはよくしていただいた、良いお稽古をしていただいていた、と感謝の気持ちが浮かびます。
だいぶ前に鬼籍に入られ、お伝えできないことが悔やまれます。
今度、上京したら、お友達のおうちへいってお仏壇に報告しようかしら、聞いてくださるかしら。


あ、そうそう。
私の持っているお道具は10代で揃えたものなので、みな派手で出し袱紗も懐紙入れも真っ赤っかです。
ちょと恥ずかしいのですが、お稽古には十分と使っています。
そのうちに、お稽古場にあるものを求めようと思います。

も一つ。
お稽古はみなさん洋服なので、一人だけきものは、、、と思っていましたが、月に一度はきもので、きものでの所作になれないと、とおっしゃる方が出てきたので私も月に一度はきもので、伺おうと嬉しく思ったのでした。
なにせ、おでかけはきもの、ある服はアウトドア仕様が多いので、スカートに困って昔のものを引っ張り出したり、お稽古用に買ったりしていたので、きものを着ていくことができれば助かるのでした。
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# by fuko346 | 2011-11-15 12:28 | お茶会と稽古 | Comments(0)