月下逍遥

fuko346.exblog.jp
ブログトップ

曽和博朗・米寿祝賀能

曽和博朗・米寿祝賀能 4月27日(金)11時~ 京都観世会館
・舞囃子「絵馬」
 シテ:大江又三郎 力神:井上裕久 細女:片山伸吾
 笛:杉信太郎 小鼓:古田知英 大鼓:谷口正尋 太鼓:前川光範
・舞囃子「八島」
 種田道一
 笛:光田洋一 小鼓:伊吹吉博 大鼓:河村総一郎
・舞囃子「猩々」
 杉浦元三郎
 笛:森田保美 小鼓:幸正佳 大鼓:石井仁兵衛 太鼓:小寺真佐人
・独調「羽衣」
 クセ:曽和博朗 片山幽雪
・能「檜垣」
 友枝昭世 福王茂十郎
 笛:一噌仙幸
・半能「石橋」
 片山九郎右衛門 福王和幸
 笛:藤田貴寛 小鼓:曽和伊喜夫 大鼓:安福光雄 太鼓:小寺佐七
・狂言小舞 京童 茂山千五郎

他に独調もたくさん あり、お祝いの会とて、豪華なメンバー、力の入った舞台、盛り沢山の 楽しめる会でした。
やはり囃子方さんの会は とっても好きです。

友枝さんの 檜垣は、素晴らしく、これまたどういえばいいのか。
今まで見たお能と、やっぱり違う、面が迫って来て 時折、恐怖感まで感じました。
ゆったりした 序の舞、ほとんど動かないといってもいい舞い、なのに内にこもった力が、びりびりとこちらに伝わるような。

老女の面が、ふうとかすかに上向いたとき、はっとするほど若く、なまめいて見えたりもし、一体、これは何なんだろう、この舞台に現れているものは何なんだろう、前回と同じく思ってしまいました。
お能というのは ほんに奥深いもののようです。

昨日のことなのに、檜垣だけでなく、あれもこれもまた思い出され、いい舞台の余韻を楽しませてもらっています。


a0236300_0291390.jpg 夢のひとときの後は、現実に戻って、お腹を満たします。
常には急いで帰途に着くのですが、この日はお能つながりのお友達がいらしていたので、近くのお蕎麦屋さんへ行きました。
一番奥の小部屋は、景色がいいと聞いていたので、、、。
いい感じでしょ、水の流れが見えたり、音がするのは風情があるものです。



a0236300_0324453.jpg







桝富
ここは お蕎麦だけ ぱっと食べに何回か入りましたが、奥にこんな小座敷があったのだなあ、また ゆっくり来たいなあと思ったことでした。










a0236300_0381699.jpg
きもの 西陣お召 胴抜き
帯   塩瀬九寸名古屋 (野口)

帯の前柄は 葉っぱだけですが、、、






a0236300_041933.jpg











お太鼓はこんな感じで、花はぐるっと円になっています。
こちらも一目で気にってしまったものです、意匠化されているとはいえ、藤は藤なので今の季節限定ですが、藤間流の踊りの会とかでもいいかもしれません。
すぐれたデザインと色だと思われません?
帯の地色は、この二つの中間くらいです、微妙な色目は上手く撮れないものです。

お能は素晴らしかったし、お蕎麦は美味しかったし、きものも自分なりに上手く取り合わせられたし、久しぶりのお友達とのしばしのお話も楽しかったし、お腹一杯 いい時間をいただきました。

あ、そうそう、会うことなどない、とネット上でお話していた方と5年以上たってから、能楽堂でお会いしました。
アメリカと滋賀でショウジョウバエの話していたのに、京の能楽堂で初めてお会いするとは縁は奇なもの、です。
お目にかかれてうれしかったです。
[PR]
# by fuko346 | 2012-04-28 13:24 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(8)

オキナグサ

a0236300_0335640.jpg


昨年 南信濃に行ったとき、目にとまって連れ帰った二株のオキナグサ。
ちゃんとここが気に入って、根づいてくれるかしらと心配していましたが、一株は消えてしまいましたが、もう一株は元気に芽が出て花がたくさん咲きました。

このもわもわの毛がかわいくて、オキナグサとはよく名付けたもの。
ものすごく地味だけど、昔からこの国にある山野草が大好きです。

だんだん増えてくれたらうれしいのですが。


ここはとても冷え込みがきついので、春先になって芽吹いても、その後、マイナス8度とかが何回かあると、それがみな凍えて枯れてしまい、そんなことを繰り返すと株そのものがダメになってしまうことが多いのです。

椿 紫陽花 それでいくつかだめにしています。
あの 京からきてくれた桜も、今年は花芽が全滅して、それどころか枝先も枯れているところがあるのです。
開花を楽しみにしていたのですが、もしかしてここの寒さには耐えられない品種だったのでしょうか。
毎日 眺めては復活を祈っているのですが、今のところ枯れ枝のままなのです。
哀しいなあ。
[PR]
# by fuko346 | 2012-04-21 00:43 | 山里便り | Comments(6)