月下逍遥

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湖上の風

近江の国に来てから30年近くなりますが、湖上の遊覧船というのに乗ったことがありません。
地元民というのは そんなものかもしれませんんね。
が、この日、琵琶湖で一番大きな遊覧船、ビアンカに乗る機会がありました。
それも、お客16人で貸し切りという お大尽。

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大津港で乗船を待つ ビアンカ。

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ランチを食しつつ、琵琶湖大橋を超えてくるっと回ってくる二時間半ほどのコースです。
いつも湖岸を走っているときとは 違う景色を楽しむことができます。
船上からは、こんなに違ってみえるのか、と驚きました。

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琵琶湖大橋を背景に4階デッキにて記念撮影。
船の大きさがお分かりいただけるでしょうか、これだけの船が小さく見える琵琶湖の大きさ、です。
滑るように、という表現そのままに船は進み、湖上を渡る風に吹かれ、はろばろとした景色を愛でる 喜び、です。

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帰港途中、出港していく、ミシガンとすれ違いました。
一回り、ビアンカのほうが大きいそうです。

うす曇りの そう暑くない午後。
ぼんやりとすそ野がけぶる 琵琶湖南湖の美しいこと。
おいでの節は、ぜひどうぞ。


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今日のきもの

きもの 塩沢お召 単衣
帯   生紬 染め九寸名古屋

帯揚と半襟は絽ちりめんになりました。
この帯は お友達のおすすめで、私に合うかなあといぶかりながら、でもいつもとは違う感じのものが欲しくて 催事で手にいれたもの。
いかがでしょうか。
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# by fuko346 | 2012-06-03 22:17 | おでかけ | Comments(4)

京都薪能 第63回

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終演後、月が、、、

平安神宮の薪能、二年ぶりに伺いました。
さじき席がなくなって、全部椅子席になって雰囲気が変わっていました。
走りまわる子供もおらず、静かな観能だったのにもびっくり。
以前はけっこうざわざわしていたけど、すっかりお行儀良くなっており、この変化はなにかしら、と首をかしげたことです。

始まった頃は曇り空、厳しい陽射しもなく、吹く風も心地よく、お友達が並んでくださった一番前の席で、どっぷりと能に浸ることができました。


メモ
安宅  金剛永謹師

二人静 河村晴道師 吉浪壽晃師

狂言 柑子

碇潜  河村博重師

この日は演じられるのがめずらしい 碇潜が眼目だったのでしょうが、むろんそれは、楽しませていただきましたが、鬘物が好きな私、一度見たかった 二人静にこころ惹かれました。
静の霊(といっていいのかな)、お幕のところで なう~なう~、と呼びかけるその声、ついては離れて舞う、連れ舞、魅力的でした。
かがり火に映え、風に翻る 紫の秋草模様の衣、目に焼きつきました。


あと、おそらく初めて聞いた 竹村英敏師の小鼓の音が柔らかくて こころに残りました。
むろん お師匠の音は 言わずもがなでございます。

しかし、、、お稽古をちょとするようになって、存じおりの能楽師の方々が、舞台に現れるとどきどきしてしまうのに困ります。
慣れませんと。

そして帰り道にうれしいことがもう一つ。
疏水にホタルがたくさん飛んでいました。
今までも観世能楽堂の帰り道、見かけてはいましたが、あんなにたくさん飛んでいたのは初めてのこと。
この水にこんなにたくさん!と驚きました。

どこまでも美しい一夜を ありがとうございました。
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# by fuko346 | 2012-06-02 20:30 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(2)