月下逍遥

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第61回 同明会能

能楽囃子好きの 年に一度のお楽しみ
京都囃子方中心の演目楽し。
今回は シテ方は 観世 喜多 金剛さん と三流で、見応えがあり、楽しませてもらいました。

お能は 白是界、というめずらしいものでした。
舞囃子6番、一調 独調一番 御囃 満喫。

お稽古をお休みしているので 久しぶりの皆さんとも 顏を合わせ ご挨拶もして 楽しい気分で能楽堂を後にしたのでした。


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ひさしぶりの きもので能楽堂。
きもの 真綿無地紬 袷 月見草で染めた 霜垣さん作
帯   縮緬地 染め名古屋 野口
根付は 鼓

この たんぽぽ つくし ほぼ無彩色 重め縮緬帯は どう考えても一月から二月、ぎりぎり着用です。

春らしさは 小物で。
帯締の房は 桃色、です。

今回は 安心 うれしい 自分らしい 取り合わせ。
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by fuko346 | 2016-02-28 13:02 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(4)

京都観世会12月例会

20日 京都観世会館へ

チケットをいただいて 久しぶりのお能。
簡単な覚書。
午後から行ったので前半は見ていません。
観世例会の12月は 満員で 大賑わいでした。
(能) 六  浦 青木  道喜師
(能) 龍  虎 田茂井廣道師
二つとも初めての演目。
といって そう見ていないので 初見が多いわけでもありますが。

六浦は もみじの精が 主人公。
さえざえというか深々というか 気持ちの良い舞台でした。
龍虎は 龍と虎の姿(頭の飾り)が あまりに意外で 驚いてしまいました。
もう それに目がいって 他は見えなくなってしまい、、、

お能って幽玄 幽玄 ってそれしかないようい言われることが多いですが、 もう えんたーてぃめんと、なのであるということを 再認識。

お稽古を休んでいるので 情報が入らず あ、面白そうな、と気がつくと もうチケットがない、とそんな具合で、声をかけてもらえるのは たいへん ありがたいことなのでした。
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by fuko346 | 2015-12-23 18:08 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(0)

重文で国宝

万作を観る会 本願寺南能舞台
うれしいことにお誘いいただいて こちらの催しに参加することができました。
西本願寺さんの 能舞台は重文。万作さんは人間国宝。

こちらの舞台は一度伺ったことがあるけれど、そのときはすごい人が多くて良く見ていませんでした。
今回 しげしげと拝見して そのすごさ を感じた次第です。

演目は
那須余市語 野村万作
悪太郎    野村万作 野村萬斎 石田幸雄

万作さんが語る 那須余市を見ているうちに 狂言を見ている 万作さんを見ているのではなくて その形の向こうに、えいえいと続いてきた 命が揺らめいているようで 不思議な気持ちになりました。

悪太郎は親子で演じておいででしたが 声も衰えていると感じる高齢の万作さんに目がいってしまいます。
ああ そうか。
この会は 万作を観る なのだ、と今更ながら思うのでした。
この場所で この舞いを。
そこにいなければ 感じられないものを ただ一度のものを 見せていただいた、のでしょう。
ご縁に感謝。

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唐門 です。
本願寺さんは 国宝級がぞろぞろ。一度ゆっくり見に来なくては。

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きもの 牛首紬 胴抜き
帯    紬地 紅型  宮城里子さん作(紅型はこの方のものが好き)
暑かったので 薄手の道中着 脱いでしまいました。
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約束をしたわけではありませんが、この日は三人ともきもの、でした。
京都は きものが やはり いいですね。
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by fuko346 | 2015-11-06 10:29 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(6)

十四世喜多六平太記念能楽堂

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十四世喜多六平太記念能楽堂
お友達が仕舞を舞われるので 初めて訪れました。
外観はコンクリート、スタイリッシュですが 扉を開ければ あの能楽堂の匂いと雰囲気。
能楽堂、どこも似ているなあ、集う人々も。

さて お友達のお社中は 皆さん とても基本ができていて(といっても私はよくわからないのですが、拝見していて感じること) お上手です。
お友達も 堂々としていて きちりと 姿が決まっていました。
感嘆 しきり。
先生、きっと 素人といえども きっちりと教えておいでなのだろうと 思いました。

大鼓のお稽古をやむなく 休んでいる身としては 能楽堂で 舞う お友達を拝見して また お稽古再開したいなあ、と思いました。
それと お囃子にどうしても気が行ってしまう私。
ある方の お笛に えっと惹きつけられました。
なんて 良い音でしょう。
伺えば 人間国宝でいらっしゃる、と。
そうか そういうことか、と納得です。
一噌流笛方の一噌仙幸氏 でした。

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きもの 伊那紬 無地 草木染め 単(ごく薄い灰味を含んだ薄緑)
帯    藤山千春さん 吉野間道九寸名古屋帯
帯留  陶器 少し大きめの物を お祝いの気持ちを込めて
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by fuko346 | 2015-10-12 23:05 | 今日のきもの 秋 | Comments(4)

宵山能

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能楽堂 嘉祥閣にて 宵山能 「橋弁慶」半能 にお誘いいただいて 行ってきました。
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美しい設えです。
能楽師のみなさん 白のかたびらに グレー系の袴で揃えられて その清々しい を通り越して美しいお姿。
姿勢がいい または 着慣れていることもあるのでしょうが、日本の おのこ、の良さに ほれぼれでございます。
はて どこを見ているのだか。

宵山の日に 祇園祭りの山鉾にちなんだ 演目を見る、その前にお話しも伺う、という 祇園祭りを知る上でとても 良い楽しい催しでした。
お能は 後半の良いとこどり、です。

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橋弁慶山の御神体は 宵山には 町家の二階に。
ついさきほど お能で拝見した 弁慶さんと牛若丸さん。
いままで ぼーっと見ていただけでしたが、 ぐっと近しい感じになりました。
祇園さんには お能にちなんだ山鉾が多く、それは知ってはいても みな そのお能を拝見したわけでも 由来を聞いたわけでもないので、今回 とっても身近になりました。
来年は 八幡山、とか。
今から 楽しみです。
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お囃子が通ったり
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去年は人気で近づけなかった 大船鉾を拝見したり。
屋台の出ていないそう混んでいない ゆるゆるとした 後祭りの宵山はおすすめです。

この日 午後から セールになってる着物屋さんや小物屋さんを回って、ちょこっと蕎麦でもすすって小腹を満たし、宵山能を拝見して、その日の演目の山鉾を中心に 後祭りの宵山を楽しみ、その後 知り合いのワインバーなど行って 泡泡して、ホテルに泊まり、翌日朝の後祭り巡行を見て さっと帰る、なんてのを年中行事にしたいものだ、と 深夜の山道を車で 鹿 イノシシの飛びだしに注意しつつ帰る道みち 思ったことでした。
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by fuko346 | 2015-07-24 16:02 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(4)

蝉丸 替之型

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大津市伝統芸能会館 能楽堂

蝉丸 替之型
蝉丸 片山九郎右衛門
逆髪 味方 玄

ここ大津は 逢坂の関のすぐ近く。
開館20周年ということで 土地にちなんだ演目をしているようです。
逢坂の関に庵を結んでいたという盲目の皇子、と 髪が逆立っているため放擲されて狂女となった 姉 逆髪が出会い 別れるお話。
嫋々とした静かな風情の中に ぴん、と緊張が続きます。

定めなき世のなかなかなに、、、

久しぶりの能楽堂 一時の夢をみせてもらいました。


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今日のきもの
きもの 能登上布
帯    会津からむし織 八寸なごや

最高気温35度ということでしたが、車と冷房のきつい能楽堂、の往復でしたので、暑さはほぼ感じませんでした。
夏きものはじめ、としては上々、です。
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by fuko346 | 2015-07-20 21:58 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(4)

第60回 同明会

第60回 同明会 京都観世会館

*番囃子「翁」
*能「鷺」
*舞囃子「田村」
*独鼓「羽衣」
*一調「八島」
*舞囃子「東北」
*舞囃子「安宅」
*一管「乱曲音取」
*一調 「夜討曽我
      「竹生島」
*独調「姨捨」
*狂言「福の神」
*独調 「大原御幸」
*能「羅生門」

年に一度の 一番の楽しみ。
お囃子方中心の能番組。
今年もとっても素晴らしかったです。
超満員だったのが 少し驚き、でした。お囃子に人気が出て来たのかしら、めずらしい番組が出たからかしら。それにお若い方、おきものの方が多くて ちょっと珍しい見所の雰囲気でした。
(ただおばさまの話し声と、マナーモードの音。どうにかなりませんか)

堪能 堪能 能楽囃子は 最高、であります。



あと
独調 「大原御幸」石井仁兵衛師の 大鼓の音と かけごえ、 後見とのお二人の姿、忘れることはないでしょう。
涙が溢れて止まりませんでした。
これは個人的な感情ですが、今の 私の置かれている親子関係とその葛藤と哀しみ、表面的ではなく、深いところの想いを感じてしまい、ああ、そうなんだなあ、と改めて思いました。
こういう想いがあったのか、と再確認、です。
少しずつ いろいろなところで 力のかけらを拾い集めて、越えていこうと、思うのでした。
美しい時間を ありがとうございました。
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by fuko346 | 2015-03-01 11:48 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(4)

寿福の宴

京都創生座 の公演 寿福の宴 へ。
冷え込む京の夜気を感じつつ 大江能楽堂 へ。

大江能楽堂はお稽古場所なので 裏手の楽屋はよく知っているのですが 表舞台へ入ったのは 初めてです。
100年以上を経て 古い形式が残っており、とてもいい味があります。
おざぶ席(桟敷)に 暖房は 石油ストーブ。
新年、そして 演目が 翁、ということもあり、舞台にはしめ縄が はりめぐらされており、正面には 大きな鏡餅が飾られており、さらにその前には 「翁ぞろえ」が 鎮座ましましておりました。

素敵な舞台。
ここは 舞台だけで価値があるなあ、と思ってしまいました。

その一 春の海 
お正月あたり そこらじゅうで流れておりますが、きちんと生で聴くのは初めて。
琴と尺八。
いい曲、なのだと改めて思いました。

その二 翁
あ~ 能の翁、なのですが 能以外の音(三味線 尺八 琴、等)を加えて さらに面(おもて)、衣裳なしの 袴能。
尺八で能管、、、できるのですね。

練習は二回 本番は三回目、のようでしたが、それぞれの音が合っているのは さすがのプロ集団、です。
和楽(というのか)の人たちって すごいとは思っていたけど、ほんとにすごいなあ。

たいへん 楽しい面白いものを拝見させていただきました。







創作、です。
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by fuko346 | 2015-01-11 13:28 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(0)

国立能楽堂 (2014秋 東京4)

東京 最後のお楽しみには 国立能楽堂。
東のお能友達から 声をかけていただいて ありがたく 友枝さんのお能を拝見に行きました。
(備忘録につき敬称略 御容赦)
11月28日 【国立能楽堂企画公演〈蝋燭の灯りによる〉】

・狂言 八尾 石田幸雄 深田博治
・能 大江山 
  友枝昭世 
  森常好 舘田善博 森常太郎 則久英志 梅村昌功
  野村又三郎 野口隆行
  笛 一噌隆之 小鼓 曽和正博 大鼓 國川純 太鼓 小寺佐七

狂言は 地謡 囃子方も登場のとても見応えのある面白いものでした。
地獄の閻魔様が からかわれてしまうのです。

大江山は朱呑童子がかあいらしくて、退治されてしまうのが かわいそうで、、、。
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蝋燭能 薪能 好きです。
今の 通常の演能の照明の明るさだと 陰影が乏しくて 魅力が半減しているように感じるのは 私だけかしらん、、、
衣装のきらびやかさや、面(おもて)の 一瞬の陰が 際立ってとても美しいです。

いつものとうり、お能は詳しくないので簡単な「こんなん見ました」の記録、です。


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終演後 さくっと一杯ということで こちらへ。
四谷 れば屋
今まで食べた中で 一番 美味しい 焼き鳥でございました~~。

と 今回の東京 お遊びは 終了で ございます。
次回 ゆっくり上京は 春ごろでしょうか。
今回 おめにかかれなかった東のお友達にも お会いしたいなあ。
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by fuko346 | 2014-12-06 15:50 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(6)

能楽囃子 と うるし

京都市近代美術館 「うるしの近代」 を拝見に。
何人かの方が素晴らしいとの感想を述べておいでだったので 期待して。

期待を裏切らない 展示品の数々でした。
人の手が生み出す 美しさ、に見とれます。
今回 新鮮だったのは 下絵が展示してあったこと。
思えば下絵があるのは当たりまえなのに、その実物を見たことがなかったので、興味深く拝見しました。

作品の超絶技巧には 感嘆するのですが、自分が欲しいな、と思うのは あっさりしているけど力のある、静かな音のする作品。
あのその他に比べたら 地味な 内側だけに 簡潔化された椿が ぽんぽん、とあるお椀 良かったな。
技術や芸術性より 自分が欲しいな、と思うものを頭に描いて見てしまう癖、って 鑑賞法としては どうなのかしらん。
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中やすみ
白川を見る 風雅な席で 今年初氷。

さてお次は 京都観世会館へ
前川七曜会  前川光長・光範社中による素人会 です。
太鼓 をお稽古なさっている皆さんの発表会。
音の海に 身を委ねて しあわせ。
お囃子好きには たまらないのでありました。
あれやこれやでお稽古はまたしばらくお休みしてしまったので お師匠の大鼓を久しぶりに拝聴して、ほれぼれ。 お稽古する気力がちょっと湧いてきました。

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会館でお会いした お稽古仲間と 軽く食事。
予約の取りにくい ダ ユウキ に 運よくお席が二つ 空いていました。
なんだかよくわからん 写真になってしまいましたが 美味しいマルゲリータ。

午後からの半日 岡崎あたりで 目も耳もお腹も 堪能、でございました。
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by fuko346 | 2014-08-04 10:34 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(0)