月下逍遥

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タグ:きものあれこれ ( 51 ) タグの人気記事

能登上布訪問着

能登上布会館で求めた無地の上布。
染めを施したいなあ、と目論んで完成しました。
例の黒の波柄の単衣(大鼓の会で着たもの)を染めた染屋さんにお願いしました。
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地色とほぼ同色 あっさりした柄なので こう見ると 無地 あれ なにか もろもろっと柄があるのかしら、という印象のきもの。
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上前ですが こうしても しか、とはカメラの目には写りません。
地と同色のやや濃いめの砂色、胡粉、うっすらと金の波。
纏ってみると かなりはっきり、光の加減でわかります。
この染屋さん 好きです。

と、上布の訪問着、という相反する 品、はて どういう取り合わせ どこに着て行くの。
いくら柄が訪問着の形をとっていても 上布だろうが 麻は麻。
ええい 好きに着ましょ。
って 帯は?

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はい こんなんありますう。
お願いした呉服屋さんが 素敵な夏帯をたんと持ってきてくれました。
左上にちらと見える つづらの中からは 玉手箱のように 私の好みのものがいつも入っているのです。
もう わくわくわく。
むろん 今回は見るだけですが、この上布にも 帯に困っていた 夏の訪問着も持ち出して、あれこれ乗せてみます。
ああ、楽しい。
実際 乗せてみると 帯の格 テイストによって 合う 合わないははっきり分かります。
そういう時間 なんて贅沢なんでしょう。

この呉服屋さんは まつや古河さん ほぼどんなことでも相談に乗っていただけます。
「ほぼどんな」は範囲が広くて 感心してしまいます。
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by fuko346 | 2014-06-05 13:10 | きもの | Comments(6)

更紗 (MIHOミュージアム)

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会期 ぎりぎり 今週までの展示です。

更紗を中心に、インドから起こった更紗文様 日本にきてどうなったか。
いかに珍重し 上手に使ったか。
そして この国の文様へと変化させていったか。

更紗好きにはたまらないない展示の数々でした。

面白かったのは、常の展示ですと 茶器 茶入れ、などは展示されていますが それを包む入れ物、包む布はあまり一緒に出ていることはありません。
お道具もさりながら 「包む」ことにかけてのこの国の人の情熱には驚かされます。

それから 東洋の文様を西洋画とり入れての変化、またその逆、というのも 似ていながら はっきりと違いが出ており、その感性の違いってあなどれないな、風土、というか伝わってきた遺伝子というか、違うのだなあ、と面白く。
いまだに 舶来もの」に目がくらむ 性質って 島国だからかな、それとも特有のものなのかな、とか。
異国情緒に惹かれるのは 共通かな、でも、ありがたがりかたが尋常じゃないな、とか。

こういう展示物は いつまでも見ていたいな、気分 悪くならないな、どうしてかな、とか。

感想でした。

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母の手持ちの金更紗の帯。
一度使ったのですが いかんせん古いので帯芯がくたっとしており、仕立て直そうと思いつつ押し入れの中に眠っていました。
早く きれいにして 使ってあげなくては。
とても好きな帯です。
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by fuko346 | 2014-06-04 11:54 | 展覧会 | Comments(2)

白生地のおはなし

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きもの好きには この画像 喉から手が出そうな、、、、

きものステーション京都で 行われたワークショップ「知っておきたい白生地のいろは」に参加してみました。
FBで 一般の人もOKとあり ちょうどお稽古で京都に行く日と重なっていたので興味深々申し込んでみたのでした。

白生地問屋さんが 主にちりめんの白生地を中心に お蚕さんから糸 織 布 デザインのことまで。
ちりめん、の しぼの出しかたや そのしぼの大きさの違い、が そうか そういうことか、と了解できて、すっきり、しました。

参加者は ほぼ いとへん関連 呉服業界の新人さんが多かったようです。
にもかからわず きものをお召の方が 少なかったのは ちょっと哀しかったりします。
売る側に 着て欲しいなあ、と いつも 思っているものですから。
私は着て行く予定でしたが 問題が起こってボツ。(次回 書きますね 情けない話)

面白かったのは 京都の白生地問屋さんが 生地のデザインをして 産地(長浜屋丹後)に注文を出す、ということ。 織屋さんでもデザインはしていると思うので その割合ってどのくらいかなあって。
お聞きしたいことが 一杯あったのですが、なんだか そういう雰囲気でもなく 新人さんたちも何も発せず帰っていってしまったので、ちょっと残念でした。

単なる消費者がそこまで知らなくてもいいのですが 興味は尽きないのでありました。

とどのつまり あの柄のあの生地 夏のコートに欲しいなあ、その柄、色無地にして さてそんな色がいいかしら、で、今 いただけます? と いう言葉を飲み込んでしまった、ただの きもの好きなのでした。

このワークショップはこれからも続くようで 一般人にも開放しているみたいなので また行ってみたいです。
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by fuko346 | 2014-05-25 15:09 | きもの | Comments(2)

ななこじま

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 美しいです。
どうしたらこんな色が出るのかな どう織るのかな。
織っているところを見たかったな。
着て歩く、より 手でなでて 見て なんてきれいなものが この世にはあることか、人は作れるものか、と嘆息してしまう布好きです。
むろん 箪笥にしまっておくことを目的とはしませんから機会があれば どんどん使いますけれど。

 呉服屋さんは「もう お出会いですから」と、よく云います。
そこらじゅうで 欲しいものには会ってしまうのだから、会うたんびに連れ帰るわけにはいきません。
その中でも これは私の、と どこか深いところで感じる品、というのは 確かに在るもので この品もそうです。

「あなたをお待ちしていました」 店主。
「はぁ」 私。


かくして こつこつと貯めた先月 満期になった積立貯金は 右から左へと消えたのでありました。
見てたのか?

*この子は少々訳あり、です。それで不憫でもあったのです。
または 手が届いた、とも いいます。
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by fuko346 | 2014-05-12 10:32 | きもの | Comments(10)

久しぶりの お誂え

きもののお話もたまには しないと、、、。

もう きものは 買わないぞ( と 決心固く、、、たぶん) なのですが、必要品は許すことにして、某催事で昨年、単衣長襦袢用 楊柳地 ちょっとお出かけ用、を手に入れました。
それをやっとこ仕立てに出して、今日 届きました。
新しい 畳紙 を開くときは たとえ 襦袢だって わくわく。

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手前に置いたのは 端布で 糸は松岡姫 伊と幸さん、の品物。

するする柔らかい艶のある布なのに しゃきっとしたところもあり、さすがねえ、と感心します。
上手く色が撮れませんでしたが もう少しきれいな 薄い水色。
観世水の模様と相まって ほんとに さらさら流れているような。

単衣の時期にこれを着たら 肌に涼風が 吹くかしら。
とか あれやこれや 思ってしまいます。

襦袢はいつのまにか数が増えて こんなにいるのか、あれとこれとそれで四季 間に合ったのではないか、と分かったのは いろいろ着て知識が増えたあと。
あれはいらなくて もっと違う色目のものをそろえたら良かったとか。

でも お勉強は必要で、仕方のないことです。

それはともかく うれしいなうれしいな。
きれいな布を ためしがめつ さわさわして 悦に入るの図、でした。
ううむ たあいのないことであることよ。
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by fuko346 | 2014-04-23 23:35 | 今日のきもの 夏 | Comments(6)

きもの の きれいな 着方って、、、

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京都に出て 時間が少しあったので 久しぶりに書店に入って うろうろと見ているうちに 目について購入。
いまさら 「着付けが分かる本」でもないのですが、着始めの頃にはずいぶん気を使って着ていたのですが、このところぱぱっと自己流が身に着いて あらん? このしわはいつもあるな、、、とか なぜお太鼓山が こんなへなっとしているのかしらん、とか気になっていたのでした。

ははあ なるほど そうかそうか、と思い当たる節がいくつかあって 買って良かったです。

といっても大久保流をそのまま踏襲するのではなくて こうすれば あそこがきれいになるな、というポイントが見つかったのでした。

さて
きもの これほど好き好きがあって 個性がでる そして同じきものを着ても、その人によって違って見える、着方によって、これまたイメージが変わる 身に纏うものって他にあるかしらん。

とっても面白いので 好き です。
もひとつ いってしまうと その人が あからさまに分かるのでこわい そのこわさも 好き です。
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by fuko346 | 2013-12-21 18:02 | きもの | Comments(10)

京都は夏 だったの

お友達と京都で待ち合わせ。
準備していた単衣も着られず 洋服でした。
きものじゃなくても汗が、、、。街中にも きもの姿は少なくて、10月袷の時期に30℃というのは酷な話です。

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老舗イタリアン ディボ・ディバ
蛸薬師通高倉角
イワシ たっぷりパスタ。
前菜もワインもデザートも 美味しい。
通りかがりに見ていて 一度伺ってみたかったお店でした。

美味しく楽しくおしゃべり、そして、、

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こんな場所で、

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こんな布や あんな布や、、、


口も目も 満足な半日でございました。
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by fuko346 | 2013-10-07 11:14 | 美味しい場所 | Comments(4)

上布 を 染める

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判然としないかもしれませんが、きもの の 下絵 です。
おぼろに 青い色は 下絵に使う 青花の色。

いつぞや 能登上布の無地を手に入れたことを書いたかと思いますが、やっとこ 形にしはじめています。
来年の夏に向けて。
形、としては 上布のつけ下げ、になるのでしょうか。

今年の夏はすっかり体調を崩して (ここ数年ずっとだけど) きものを着ることができませんでしたが、来夏はこれを着ることを目標にしたいものです。

地の色を選ぶようなことと 帯ではしたことがあるのですが、きものの反物から お誂えは 初めてです。
とても素敵な柄があったので それを元にしたので 絵柄を考えることはあまりしてません。
元の絵より 麻ものなので さっぱりと、とお願いして 色も提案していただいて。

センスが良い というか 私の好みのものを作られる方なので イメージ通りのものができそうです。
ただ、そんな染めの入った上布なんて あまり着ている人がいないでしょうから、着るときに気合いが いるなあといまから ちょっと心配です。

もう いらない なんて言っていて、ですが、この上布は手元にあったものなので ちゃんと陽の目をみせてあげたいのでした。
できれば、能登へ着ていって、この上布を織った 織手さんに見てもらいたい、と思います。

きもの 手が出ないくらい ぐったりしていましたが、やっぱり きもののことになると うきうきします。
この うきうきは 生きていくのに必要と再確認。

むむ そんなこと再確認 していいのか。

33℃の気温と湿気 明日は あまり透けない麻を 着て 美術館に行ってしまおうかしらん。
この暑さでは 単衣きものが 暑苦しく見えてしょうがありません。
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by fuko346 | 2013-09-13 13:13 | きもの | Comments(6)

美しい布が届く

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染織家 吉田美穂子さんのサイトで 染織吉田10周年&サイト開設記念プレゼントがあると知り、以前から気になっていた方なので まあ くじ運はとことん無いので当たることはあるまいが ご縁はちょっとつながるかしらん、と応募してみました。

むろん 当たらず。
ところが はずれてしまった応募者全員に「ありがとう賞・染織吉田特製カード」をいただけるとのこと。
楽しみに待っておりますと こんな素敵プレゼントが到着しました。
わあい うれしい!

とても手間のかかることですのに、、、頭の下がることです。
吉田さんは あちらこちらのサイトで、よくお見かけし、また 以前 某展示会でご本人にもおみかけしたことがあり、作品も いわゆる紬、を超えた個性的な作品を作っておいでで、いいなあ、と拝見していたのでした。

小さな布、見ていると たくさんの色の交差。
吉田さんの世界に想いを馳せます。

ありがとうございました。

吉田美穂子さんのサイトはこちら
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by fuko346 | 2013-08-01 11:41 | きもの | Comments(4)

着なかった 絽小紋

お能に着て行こうと用意していた一揃いです。
着なかったの書くのもどうかと思いつつ これも覚書の一つとして。

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前夜 この変わり絽 の小紋のしつけを取っていました。
暑がりで 暑さに弱いので、どうしても麻ものに手が行ってしまい、柔らか物は真夏に着たことが無いのです。ですから未使用のものが もったいなくて 今回はきっと、、、
と意気込んでおりましたら 梅雨明けで 朝からかんかん照り 気温はどんどん上がり。
初めて車で行く場所なこともあって 気分が悪くなってしまうのも、と また躊躇してしまいました。
昨今の 夏の気温 危険を感じますものね。

で、仕付け糸、しつけなんだからそうそうきっちりしなくても と素人は思うけど、どのきものも きっちりと美しいしつけ糸。
はずそうとすると 絹糸がきゅっと鳴ります。
日本、という国は 手を抜かない国だなあ、と自分のずぼらを恥ずかしくおもいつつ 糸を抜きました。

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帯がなかなか決まらなくて 時間を取りました。
絽だから、と夏の織帯をいくつか乗せてみたのですが、改まりすぎ、きちんとし過ぎ、どこ行くの~感、をかもしてしまいます。
もしや、といくつか自然布を乗せてみた中で、この芭蕉布がしっくりしました。
あれ~ ざっくりした上布じゃなくても 合うのね、と発見です。

この小紋、あからさまではないけど、柄は八橋、に見えます。
ので、もう機を逃しており、今年は着ることができません。
ここ数年 感じていたのですが、もう絽は 6月に着てしまう。
絽、夏紬類は6月 9月のものだ! っと決心したのでありました。
ですので、このきものは来年 6月早々には登場するやもしれません。

しかし7月の後半の大徳寺の茶会、上布というわけにはいきますまい。
何を着ましょう。
紗のきものが欲しいよ~とか あら、また そんなことを、、、。
いかん いかん。
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by fuko346 | 2013-07-09 22:52 | きもの | Comments(8)