月下逍遥

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タグ:きものあれこれ ( 55 ) タグの人気記事

丈の短い きもの

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先日のきもの 立ち姿の写真がありましたので のせてみます。
お初釜が終わったあとで 立ったり座ったり ずったりしていますので 着崩れてます。

これは母のきものです。
母は私より20cmくらい背が低いのですが けっこう太っていたので 身幅は十分、でも 身丈と裄は足りません。
裄の方は 私が纏うと 腕がにゅうっと出てしまうので 布がある限り 裄出ししてもらっています。
それでも手持ちの襦袢が ちょっと出てしまうときには 袖幅を少しつまんで着ます。見苦しいほどの短さ、にはなりません。昔の着尺の幅ですと 一尺八寸の裄は 出ないのです。

丈は 着方でなんとかなります。といっても限界がありますが、測ってみたところ 私のものより、9cmほど短かったです。
他の方のところで 10cm以上短いと書いてしまいましたが、そこまでは短くなかったのです。背の高さから考えてそのくらい違う、と思いこんんでいました。
ただ 着た感じでは もう2cmの短さなら なんとかなるかな、と思います。
とすると 着丈の差は 10cmなら 着ることができる、ということになりますか。
腰骨 ぎりぎのところに紐を結びます。

いただいたものを 解き洗いして 仕立て直して 自分サイズにするのが 一番 いいけれど それはなかなかもの入りで、そのために箪笥に寝かせておくよりは、と思って、母のきものは 裄出しだけで、着ています。

帯だけでなく 叔母からはきものもいただいているのですが、丈はいいのですが 裄が足りません。
裄はちょっと我慢して そのまま着ようかどうか 悩んでいるのでした。
礼装は別として 普段着だったら 多少 お袖が短くでも いいかなあ、と。

そんなことを考えていると 自分でそのくらいは ちゃちゃっとできた母の時代の人たちは いいなあ、と思います。 当然のこととして 身についているのですものね。
あ、そうか 教えていただける方がいるので いただいた叔母の紬、裄出しに挑戦してみようかしら。

なんてことを あれこれ おもう 穏やかな 冬の雨
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by fuko346 | 2015-01-15 13:42 | きもの | Comments(12)

郡上八幡

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郡上八幡城、です。
ここは もう何十回も横を通過しているのですが、ここを目的としたことはなく 道路から小高い山の上に見える、このお城が気になっていたのです。

ふと家人が行ってみようか、と言うので 行ってみました。
(家人の運転でありまする)
ちょうど もみじ祭りをしていて お城にはけっこうな人出でありました。
再建した天守閣から 郡上の街を見下ろして、その小ささに 意外な感じがしました。
その小さな街が 魅力的な 観光地になっていることに 感心。

今までしたことのない 「観光」で、郡上踊り の実演を見たり お団子買って食べたり、町歩き。
家人はこういうの あまり好きではなく、かなり遠くへびゅーっと行って びゅーっと帰る。私が あ、そこに寄りたい、そこで歩きたい、といっても 却下。
そこそこ近場で ゆっくりする、なんて初めてではないかしら。
私の希望をきこうと 思ってくれたのかしら。
そういう歳になったのかしら。

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お昼はやっぱりお蕎麦。
何軒があるので お好みでどうぞ。

で、結局私の目に 残っているのは、、、
むろん 郡上踊りのときに来てみたいなあ、というのは 除いて、郡上八幡博覧館に展示してあった、力三さん作の 郡上紬。かなり初期のものも。
う~ん いいなあ 今まで 見ていたのとちょと違うなあ。
これ 欲しいなあ。。。

最後の一枚に 赤のきものがほしくて 今まで見た中では 伊兵衛織 のあの複雑な赤のきもの、だったのですが、ううむ この色、この織り。
到底 これは手にはできないので、もう あの赤が欲しい、という気持ちが 減ってしまいました。
あれ、が手に入らないなら いらないや、というのは 困った性分か。

展示品のガラスの前に 寝転んで ばたばた暴れて これ欲しい これ欲しい と喚いたら 面白いかなあ、なんて、ふと。

それとも あ、これ、というのに 出会うかしらん。
あれ、 結局 きもの話に なってしまいました。
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by fuko346 | 2014-11-17 12:29 | おでかけ | Comments(4)

京都和久伝

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京都駅ビル 上 にある和久伝は とても便利です。
今回は暑い中 外を歩きたくないな、と選びました。

おきもの友達と二人の 6月7月の御誕生日に乾杯しましょ、とお会いしました。
お友達はきれいにきものを着ておいででしたが、私は朝方からめまいがするので、こりゃ危険と、洋服にしてしまいました。

料亭のような風情はないけど、鮎も含め美味しい料理と ちょっとのお酒、おしゃべりで 嬉しい時間。
ありがとうございました。

ところで今回 「あれ またビルが増えた?」 ここは京都市街は見渡せるので おぼろな前回の記憶、初めて来ただいぶ前の記憶、と比べると にょきにょきと生えたビルが景観を遮っているのが気になります。
歩いていても 町家が平地になっていたり マンションになっていたりがとても目立つので 残念に思っています。どうにか税制やら政令やらで保護できないのかしら。
京都の魅力が減っていくのが淋しいです。住んでいる人には事情があり 他所者がとやかくはいえないけど、ヨーロッパの古い街並みが見事に残されているのと比べると、国の姿勢が残念です。 といって 町家、買えないしなあ、、、、。 保護基金のようなものを全国展開、とか できないのかしら。わずかながらでも寄付いたします、、、が。

御食事のあと 予定はおもっきり変更になり ちょうど行われていた 呉服の催事場で あ~のこ~のと楽しませていただきました。
京都だなあ、と思ったのは あの催事場にあるビニールの透明袋に きもの 帯、をどさ、と入れてのお買い物客がたくさんいらして うわ まとめ買い だわ。 きものが仕事着の方なのね~、と。
きものまとめ買い というのが自分の頭の中になかったので ほうほう、と感心したことでした。

きものを見て回るのと そのあとのお茶で びっくりするほどの時間がたっており 今日の予定はまた次回にリベンジのお約束。
また お会いしましょう 次回は 私もきもので。

え、私のお買いもの?
ああっと 必要品リストに入っているもので 気に入って お値頃のものがありましたもので、つい。
見るだけ、っていけませんね あはは。
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by fuko346 | 2014-07-24 12:35 | 美味しい場所 | Comments(2)

つづら 

探し物をしていて 結局 きもの部屋の 押し入れの中をごそごそ。
整理してみました。
そこで、、、ふと 面白いな、と並べてみました。

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右のは 今回 両親の家をかたずけていて見つけた 母のもの。
え、こんなのあったのね。
かなり古く、おそらく 上京してきたときに持ってきたのでは、、、ということは60年以上前のもの。
違うかな、、、でも 戦後の東京にまあ10年たっていたとはいえ こんなものがあったかな。
そのときに履いてきたという 畳表の立派な草履もあったから そうなんじゃないか、と思う 娘なのでした。

中のは義母のもの。
こちらも お片づけしていて見つけました。
あ、これ 素敵。

母のは 竹を剥いで編んだものに 漆を塗ったもの。
義母のは 柳であんだ いわゆる柳行李の小さいものではないか、と。
二つとも 古いけど しっかり、しています。
わあい きもの関係のもの入れよと、喜んで使っています。
ふと思うに 次の代、子のパートナーが こういうものを喜んでくれなければ ぽい、と捨てられちゃうのだなあ、もったいないなあ、と。

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大きいのには 反物、裏物などを。
中には 端切れなどを。
小は 私が紋と名前入りで 作ったものですが 小さめなので 袋物を入れています。

大 中 小 並べてみると ちょいと楽しいのでした。
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by fuko346 | 2014-06-10 20:58 | きもの | Comments(6)

能登上布訪問着

能登上布会館で求めた無地の上布。
染めを施したいなあ、と目論んで完成しました。
例の黒の波柄の単衣(大鼓の会で着たもの)を染めた染屋さんにお願いしました。
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地色とほぼ同色 あっさりした柄なので こう見ると 無地 あれ なにか もろもろっと柄があるのかしら、という印象のきもの。
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上前ですが こうしても しか、とはカメラの目には写りません。
地と同色のやや濃いめの砂色、胡粉、うっすらと金の波。
纏ってみると かなりはっきり、光の加減でわかります。
この染屋さん 好きです。

と、上布の訪問着、という相反する 品、はて どういう取り合わせ どこに着て行くの。
いくら柄が訪問着の形をとっていても 上布だろうが 麻は麻。
ええい 好きに着ましょ。
って 帯は?

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はい こんなんありますう。
お願いした呉服屋さんが 素敵な夏帯をたんと持ってきてくれました。
左上にちらと見える つづらの中からは 玉手箱のように 私の好みのものがいつも入っているのです。
もう わくわくわく。
むろん 今回は見るだけですが、この上布にも 帯に困っていた 夏の訪問着も持ち出して、あれこれ乗せてみます。
ああ、楽しい。
実際 乗せてみると 帯の格 テイストによって 合う 合わないははっきり分かります。
そういう時間 なんて贅沢なんでしょう。

この呉服屋さんは まつや古河さん ほぼどんなことでも相談に乗っていただけます。
「ほぼどんな」は範囲が広くて 感心してしまいます。
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by fuko346 | 2014-06-05 13:10 | きもの | Comments(6)

更紗 (MIHOミュージアム)

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会期 ぎりぎり 今週までの展示です。

更紗を中心に、インドから起こった更紗文様 日本にきてどうなったか。
いかに珍重し 上手に使ったか。
そして この国の文様へと変化させていったか。

更紗好きにはたまらないない展示の数々でした。

面白かったのは、常の展示ですと 茶器 茶入れ、などは展示されていますが それを包む入れ物、包む布はあまり一緒に出ていることはありません。
お道具もさりながら 「包む」ことにかけてのこの国の人の情熱には驚かされます。

それから 東洋の文様を西洋画とり入れての変化、またその逆、というのも 似ていながら はっきりと違いが出ており、その感性の違いってあなどれないな、風土、というか伝わってきた遺伝子というか、違うのだなあ、と面白く。
いまだに 舶来もの」に目がくらむ 性質って 島国だからかな、それとも特有のものなのかな、とか。
異国情緒に惹かれるのは 共通かな、でも、ありがたがりかたが尋常じゃないな、とか。

こういう展示物は いつまでも見ていたいな、気分 悪くならないな、どうしてかな、とか。

感想でした。

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母の手持ちの金更紗の帯。
一度使ったのですが いかんせん古いので帯芯がくたっとしており、仕立て直そうと思いつつ押し入れの中に眠っていました。
早く きれいにして 使ってあげなくては。
とても好きな帯です。
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by fuko346 | 2014-06-04 11:54 | 展覧会 | Comments(2)

白生地のおはなし

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きもの好きには この画像 喉から手が出そうな、、、、

きものステーション京都で 行われたワークショップ「知っておきたい白生地のいろは」に参加してみました。
FBで 一般の人もOKとあり ちょうどお稽古で京都に行く日と重なっていたので興味深々申し込んでみたのでした。

白生地問屋さんが 主にちりめんの白生地を中心に お蚕さんから糸 織 布 デザインのことまで。
ちりめん、の しぼの出しかたや そのしぼの大きさの違い、が そうか そういうことか、と了解できて、すっきり、しました。

参加者は ほぼ いとへん関連 呉服業界の新人さんが多かったようです。
にもかからわず きものをお召の方が 少なかったのは ちょっと哀しかったりします。
売る側に 着て欲しいなあ、と いつも 思っているものですから。
私は着て行く予定でしたが 問題が起こってボツ。(次回 書きますね 情けない話)

面白かったのは 京都の白生地問屋さんが 生地のデザインをして 産地(長浜屋丹後)に注文を出す、ということ。 織屋さんでもデザインはしていると思うので その割合ってどのくらいかなあって。
お聞きしたいことが 一杯あったのですが、なんだか そういう雰囲気でもなく 新人さんたちも何も発せず帰っていってしまったので、ちょっと残念でした。

単なる消費者がそこまで知らなくてもいいのですが 興味は尽きないのでありました。

とどのつまり あの柄のあの生地 夏のコートに欲しいなあ、その柄、色無地にして さてそんな色がいいかしら、で、今 いただけます? と いう言葉を飲み込んでしまった、ただの きもの好きなのでした。

このワークショップはこれからも続くようで 一般人にも開放しているみたいなので また行ってみたいです。
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by fuko346 | 2014-05-25 15:09 | きもの | Comments(2)

ななこじま

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 美しいです。
どうしたらこんな色が出るのかな どう織るのかな。
織っているところを見たかったな。
着て歩く、より 手でなでて 見て なんてきれいなものが この世にはあることか、人は作れるものか、と嘆息してしまう布好きです。
むろん 箪笥にしまっておくことを目的とはしませんから機会があれば どんどん使いますけれど。

 呉服屋さんは「もう お出会いですから」と、よく云います。
そこらじゅうで 欲しいものには会ってしまうのだから、会うたんびに連れ帰るわけにはいきません。
その中でも これは私の、と どこか深いところで感じる品、というのは 確かに在るもので この品もそうです。

「あなたをお待ちしていました」 店主。
「はぁ」 私。


かくして こつこつと貯めた先月 満期になった積立貯金は 右から左へと消えたのでありました。
見てたのか?

*この子は少々訳あり、です。それで不憫でもあったのです。
または 手が届いた、とも いいます。
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by fuko346 | 2014-05-12 10:32 | きもの | Comments(10)

久しぶりの お誂え

きもののお話もたまには しないと、、、。

もう きものは 買わないぞ( と 決心固く、、、たぶん) なのですが、必要品は許すことにして、某催事で昨年、単衣長襦袢用 楊柳地 ちょっとお出かけ用、を手に入れました。
それをやっとこ仕立てに出して、今日 届きました。
新しい 畳紙 を開くときは たとえ 襦袢だって わくわく。

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手前に置いたのは 端布で 糸は松岡姫 伊と幸さん、の品物。

するする柔らかい艶のある布なのに しゃきっとしたところもあり、さすがねえ、と感心します。
上手く色が撮れませんでしたが もう少しきれいな 薄い水色。
観世水の模様と相まって ほんとに さらさら流れているような。

単衣の時期にこれを着たら 肌に涼風が 吹くかしら。
とか あれやこれや 思ってしまいます。

襦袢はいつのまにか数が増えて こんなにいるのか、あれとこれとそれで四季 間に合ったのではないか、と分かったのは いろいろ着て知識が増えたあと。
あれはいらなくて もっと違う色目のものをそろえたら良かったとか。

でも お勉強は必要で、仕方のないことです。

それはともかく うれしいなうれしいな。
きれいな布を ためしがめつ さわさわして 悦に入るの図、でした。
ううむ たあいのないことであることよ。
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by fuko346 | 2014-04-23 23:35 | 今日のきもの 夏 | Comments(6)

きもの の きれいな 着方って、、、

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京都に出て 時間が少しあったので 久しぶりに書店に入って うろうろと見ているうちに 目について購入。
いまさら 「着付けが分かる本」でもないのですが、着始めの頃にはずいぶん気を使って着ていたのですが、このところぱぱっと自己流が身に着いて あらん? このしわはいつもあるな、、、とか なぜお太鼓山が こんなへなっとしているのかしらん、とか気になっていたのでした。

ははあ なるほど そうかそうか、と思い当たる節がいくつかあって 買って良かったです。

といっても大久保流をそのまま踏襲するのではなくて こうすれば あそこがきれいになるな、というポイントが見つかったのでした。

さて
きもの これほど好き好きがあって 個性がでる そして同じきものを着ても、その人によって違って見える、着方によって、これまたイメージが変わる 身に纏うものって他にあるかしらん。

とっても面白いので 好き です。
もひとつ いってしまうと その人が あからさまに分かるのでこわい そのこわさも 好き です。
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by fuko346 | 2013-12-21 18:02 | きもの | Comments(10)