月下逍遥

fuko346.exblog.jp
ブログトップ

タグ:きものでおでかけ ( 141 ) タグの人気記事

松竹梅の帯

2月28日(土)大鼓の会へ

a0236300_18404172.jpg
きもの 月見草染め 無地真綿紬 霜垣さん作
帯   ちりめん染め九寸名古屋 

バックに溶け込んでまっくろけに写っていますが、海老茶の濃いの、濃い紫とも見える色です。






a0236300_18432117.jpg





帯も上では白く写っていますが、薄い薄い紅色。
前帯の柄は白ぬきのみで、あっさりしていますが、お太鼓には金 銀の縫いが入っています。

このあっさりさが私の好みで、とっても気に入っています。
でも、松竹梅で金銀となれば、お正月かお祝いか、にしか使えないような気がして、そうそう登場していません。

今日はまだ一月だし(お座敷にも 松 が 飾ってありました)、お友達のお祝いでもあるので、ぴったりではないか、と使いました。

帯締めもちらり、と金糸の入っているものにしました。
いかがでしょ。
[PR]
by fuko346 | 2012-01-30 18:50 | 今日のきもの 冬 | Comments(8)

美味しい場所 あちらこちら

2月27日 (金)
京ではちらちら雪がちらつたとか、、、。

お友達と京都あちこち。
まずはこちらでランチ、時節がら 新年会ということにして、ちょっと一杯。
って、いつもちょと一杯しておりますが。

a0236300_22584423.jpg


a0236300_22593273.jpg

寺町四条下ったあたりにある 菜の菜
お友達のご紹介、玄関入ってすぐのお座敷に通されて、ゆったりと美味しい和食をいただきました。
一番お手頃なランチコースを選びましたが、十分満足できます。




















さて、寺町を上がって御池から地下鉄に乗り、二条駅へ。
a0236300_2331659.jpg
a0236300_2334281.jpg

こちらは二条駅すぐの町屋の洋菓子屋さん 凡蔵さん。
表向きの御用は御母さんにあったのですが、こちらではホテルで修業した息子さんが、見た目も味も美味しいお菓子を作って商っておいでです。
御家族でお仕事をなさっていて、その暖かさがお店にも作品にも現れています。
美味しいですよ~~~。


a0236300_23103868.jpg
この日のきもの

きもの 士乎路紬
帯   紬地 日本茜木版染め 九寸名古屋 田中ユキヒトさん作

久しぶりのお遊びで京都美味しいもの、だったので、元気出しに赤い帯をしめたくて、それで、この紬にしてみました。
背に雪輪のしゃれ紋がついています。

無地(これは無地ではないけど遠目には無地に見えます)紬には背紋を入れたくなる私。
これはその第一作目、です。

楽しい半日を過ごしました。
[PR]
by fuko346 | 2012-01-28 23:17 | 今日のきもの 冬 | Comments(8)

吹き寄せの帯

11月25日(金)


a0236300_12133192.jpg
チケットをいただいたお友達と文博の小袖展後期展示へ。
そのあとてくてくと三条あたりで 蕎麦のランチ、また てくてく歩いて岡崎あたりへ。

お友達と別れて 京都国立近代美術館へ行われていた 夢二とともに を見に行きました。

美しいものが頭の中でぐるぐる回ります。

小袖展は以前書いたので省きますが、夢二のほうは、今まで見たことのないタッチの絵がけっこうあって、そうかあ やっぱり天才の部類だったのだなあと改めて思いました。
この展示物は博物館へ寄贈されたものなので、これからも拝見できる機会があるかと思います。
実のところ 展示が多すぎてお腹が一杯になり、じっくりと見ることができませんでした。
どうも私の容量はあまり多くないようです。

a0236300_12205825.jpg
12月になったら飾ろうとこちらの絵ハガキを買いました。
いいですよね、このタッチ。

黒船屋もいいけど、こういうものいいな。
(黒船屋は今回は展示されていません)




a0236300_12241343.jpg


今日のきもの

きもの 琉球絣(ほぼ久米島) 真綿袷
帯   紬地 染め九寸名古屋 佐藤節子さん作 秋の吹き寄せ柄

ついこの間まで、胴抜きでも暑いのなんのと言っていましたが、いきなり真綿の袷です。
道中着を着て首にはスカーフ、でも 風の冷たい日でした。
でも、室内は暖房で暑い、、、この差がけっこうこたえます。

帯は今しか使えない 吹き寄せ。
大好きな色と柄です、年に一度は使いたいと思っているので、箪笥から出してあげられて良かったです。

このあと、きものでおでかけの予定が二つ三つあったのですが、風邪ひきで没。
あ~~~ん、悲しい。
秋深し、という取り合わせはもうできなくて、この先は冬の装いになってしまいますね。
[PR]
by fuko346 | 2011-11-28 12:31 | 今日のきもの 秋 | Comments(4)

西陣お召

今日はお誘いいただいて、京都にきれいな布の数々を見に行きました。

a0236300_2052440.jpg

a0236300_20524882.jpg












その前に、美味しいものでお腹が一杯に。
bホテル 秋の膳の一部、です。
存じおりの呉服屋さんのお声がけですが、初めてお会いするお客さん三人ともご一緒。
きもの話でわいわい わいわい。

二ヶ所の問屋さんにお連れいただき、たくさん美しい布だちを見ることができました。
とくにお目当てだったのは、小島秀子さんの作品。
ネットで見るものと実物は やはりまったく違います。
織り、に関してはたくさんの織り手がいらして、それぞれに素晴らしい作品を作っておいでですが、一味違うなあと、感じました。
感性、なのでしょうか。
御本人も会場にいらして、お話させていただくと、作品は人となりだと、感じます。

他にもたんとたんと、美しいものを見てぽーっとなって帰宅しました。
私はなんでこう、布に魅せられてしまうのでしょうか。。。

a0236300_2164428.jpg
この頃は、上等なものを見せていただくときは、さくっと気軽な装いにしたくなります。
最高気温は高く、25度近くなるといういことでしたので、

きもの 西陣お召 胴抜き
帯   秦荘紬 八寸名古屋
帯どめ 陶器 菊柄

紐などの小物類は夏使用。
襦袢は単衣。
これで歩くと少し汗ばむ程度でした。
とても羽織ものなどを、重ねる気持ちにはなりません。
11月になりましたのに、今年はことさら秋の深まりが、足踏みしているようです。


これは雑感。
この頃、すごい技術に凝って、これでもかと装飾の多い織物が、工芸展で入賞したりしていますが、それがかえって没個性に傾いたり、着るもの、から乖離しているなあ、と感じることがあります。
また紬などから、その産地らしさ、が失せていっているようなことも。

それって、どうも違うなあ、魅力が減じる方向へ行っているなあ、と感じています。

小島さんとお話していて、きっと同じようなことを思っておいでなのではないか、と感じました。
すっきりとしているのに、その人らしさ、その産地らしさが出ていて魅力的なものを作るのは難しいことだとは思いますが、それが成功しているものが、結局 残るような気がします。
[PR]
by fuko346 | 2011-11-01 21:22 | 今日のきもの 秋 | Comments(0)

茜染めの帯 二様

10月21、22日のきもの

a0236300_13284882.jpg
きもの 館山唐桟 単衣
帯   紬地茜染め 田中ゆきひとさん作

根付  季節とワインバーへ行ったので銀の葡萄

実際の赤は、もうすこし渋くて深い色。
日本茜で染めた色をお見せしたい方がいらしたので、使いました。

襦袢は絹単衣 紐類は麻。
これでちょうどよい気候です。
まだまだ袷には手が出ません。










a0236300_13325153.jpg
泊まりでも荷物が多いのはいやなので、きものと帯は同じ。
でも、まったく同じは芸がないので、帯揚げ、帯締め 変えてみました。

帯の色、上のものよりこちらが近いけど、それでもちょと違います。
この深い赤を出すのは難しいようです。

赤に赤を合わせたい気分。
帯揚げもきものに合わせて茶。
系統としては二色しか使っていません。
これもも面白いなあ、かえって斬新になりますね。

根付は能楽堂行きだったので、木彫りの小鼓。

この日は蒸し暑く、移動に汗をかきました。
襦袢を単衣用の麻絹にしておけば良かったと思いましたが、もう洗ってしまってしまったので、出す手間を惜しんでしまったのです。
この先もこの気温でしょうか、困りますねえ。

明日はどうしましょうか、悩みどころです。
[PR]
by fuko346 | 2011-10-23 13:43 | 今日のきもの 秋 | Comments(4)

首里花織

a0236300_21171548.jpg
今日は御所前にある きもの鶴さん の三周年の記念の会にお邪魔しました。
お謡つながりの方にここのお話は聞いていて、ずっと伺ってみたいなあと思っていたのですが、なかなか機会がありませんでした。
今回は、お能のお話がある、ということでそれっと申し込みをしたのでした。

道行く人が、つい足を止めてしまう素敵な店構え。









a0236300_21203799.jpg
これは展示してあった、こちらで作られた 金剛家の能衣装の復元品です。
ご主人にいろいろと苦労されたことなどお聞きしました。
作り手 のお話を伺うのはいつも興味深く 楽しいものです。

唐織は、その色彩と質感が大好きな織りものです。
一度、このような衣装を纏ってみたいなあと思いますが、、、。

この日のことは鶴さんのブログに詳しく書かれているので、ご興味のある方は見てみてくださいね。


a0236300_21292016.jpg
メインのお話をしてくださった能楽師、金剛流の廣田幸稔さんと記念撮影してしまいました、ふふ。
舞台だけでなく、こういう場でざっくばらんなお話を聞くもの、大好きです。
きものつながりで、こういう企画に参加できるのも、きものの効用でしょうか。

いつも思うのですが、能楽師の方の和服姿はとってもかっこいいので、ほれぼれします。
どこか凛としたものが漂っているのですよね。
お能も芸能の一つなのでしょうが、魂とか想いとかをことさら大事にするように感じています。演じている今ここ、この人、のさらに奥、普遍的なものを具現してみせてくれる、そう思うのです。
演じられている個々、ではなくその奥にあるものに、自分の奥底が観応するとき、得も言われる感覚が起こることがあります。

そんなことを質問しましたら、当を得たお答をおいただき、また、その観応した時の感情がよみがえって涙が出そうになりました。
そのお能は 野宮、だったのですが、六条御息所が鳥居から一歩を踏み出そうとする一瞬の静止。
あの白い足袋が ありありと思いだされました。

廣田さんの 野宮は どのように演じられるのか、拝見したいものです。

鶴さん 貴重な楽しい時間をありがとうございました。


a0236300_21491011.jpg
今日のきもの

きもの 経錦 単衣
帯   首里花織 九寸名古屋

先日暑かったので、紐類は麻にし、帯板も夏使用にしましたら快適でした。25度を超える気温のときはこうしましょ。
さて~、いつまで単衣でいるかしら。
[PR]
by fuko346 | 2011-10-10 21:54 | 今日のきもの 秋 | Comments(4)

エフスタイルの仕事展

10月」7日(金) 晴れ

ご案内をいただいていた エフスタイルの仕事展へ

a0236300_13302033.jpg
お友達と待ち合わせて了以でランチ

窓の向こうは高瀬川一之船入です。
川岸に見えるお店二軒になんどか伺ったことがあるのですが、そこから見える船入と、だいぶ見え方が違って面白いものだと感じました。
まあ、そのお店それぞれに、そこから見える景色が一番いいように作られているので、楽屋裏から覗かれるようなことまでは、考えられていないのは当然かもしれません。

このときは自分に引きつけて考えて、怖いなあ、と思ってしまったのでした。
ぼろぼろ、裏側が見えて興ざめにならないよう、、、あれ、いやいや、あけっぴろげも魅力ですよね。
ふ~~ん、そんなん思う方がちょと変かな。

もとい。
エフスタイルはこんな場所。
サイトをご覧になってくださいませ。
今回京都ではお初にお目見えだそうです。
新潟 山形の伝統の手仕事を見事に今にデザインしていて、感心しました。

中でもきもの好き布好きのこと、亀田縞と科布の作品にどど~っと引きつけられました。
昔ながらのいい材料、おかしく民芸風にしてしてしまったり、現代風もどきにしてしまったり、ああ素材を損なってしまって残念な、と思うことが多いのですが、ここはシンプルかつ気持ちのいいデザインになっていて、見事です。
好き好きはあるけれど、全国あちこちにショップがあることを想っても、好ましく感じる方は多いようです。

スタッフの方につい「亀田縞の反物はおかないのですか」と聞いてしまいました。これで木綿単衣を作ったら、着心地いいだろうなあと思ったのです。
質実剛健のきもの、というのもいいではありませんか。

今回の展示は しかまファインアーツ好日居で、明日まで展示です。

a0236300_1352761.jpg
好日居さんの前で。

ここはどうもご縁があるようで数年前から時折伺っています。
はじめは東京の天真庵つながり、のちにとある京町屋つながりです。同じような色合いの、そんな糸が繋がっているようです。


この日のきもの
[PR]
by fuko346 | 2011-10-09 14:02 | おでかけ | Comments(4)

館山唐桟

a0236300_21332013.jpg
10月7日(金)晴 エフスタイルの仕事展へ

きもの 館山唐桟 木綿単衣
帯   チャンティン染め更紗 塩瀬九寸名古屋
 橋本さん作
銀のぶどうの帯かざり

細かい縞なのでほとんど無地に見えますね。
この布、柔らかくてはりもあって艶もあって、お利口さんの木綿です。

こういうきものにモダンな織り八寸はぴたりと決まりますが、今日はちょっと優しくしてみたくて、染め帯を使いました。

この日の青空をおもって、水色と白の帯じめ。
帯あげはこから深まる秋をおもって、栗皮色に。
そんなことを考えるのも、きものならではの、楽しさです。

だいぶ前に木綿が欲しくて求めたきものですが、やっと着る機会を得ることができました。
きものは 着る場所 着る気持ち そして季節、それらが揃わないと手が出ないものがあります。
今日はそれらにぴったり、だったと自分では感じています。

ところで、10月も7日となれば暦上はきっかり袷の季節ですが、いやあまだまだ単衣で正解です。
この日は、襦袢は麻絹にしたのですが、下着や紐類を袷仕様にしたら帯回りが暑かったのでした。
まだ麻の小物類でいいようです。
[PR]
by fuko346 | 2011-10-08 21:48 | 今日のきもの 秋 | Comments(0)

高台寺 観月茶会

9月18日(日)
京は高台寺で、中秋の名月の前後に観月の茶会が開かれます。
この寺では、季節折々の茶会が開かれていて、以前から参加してみたいもの、と思っておりましたので、お声がけをいただいて喜んで行ってきました。

a0236300_11572976.jpg


写真がぶれておりますが、雰囲気なりと。
恒例のライトアップのときよりは照明は少なく、入場者は、前もって茶会へ申し込んでいた人だけですので、静寂を味わうことができます。
ただ、あまりに暗いためか、案内の人について回るので、ゆっくりとその静寂を味わう時間が少なかったことが残念ですが、薄闇の中を各所の説明を聞きながらそぞろ歩くのは、やはり贅沢と申せましょう。

a0236300_1233313.jpg

茶会の様子を写すのははばかられますので、これは縁の設えです。
うさぎさんがかわいいですね。

お手前は表千家、使いたい細水指のために、竹台子の棚が用意してあり、涼やかさを感じました。
お菓子は 虫の音、と題されたもので、虫をどのように表わすのかしら、と興味深々で待っておりましたら、見事に草の陰にうっすらと墨色がにじんでいて、まあお上手、と感心しました。

茶会はその設えに季節と趣旨を盛り込んで、それを五感で楽しむ究極のお遊びと感じています。
存分に味わうためには、修行が必要ですけれど、なんとなくいいなあ、楽しいなあでも十分だと思います。
私は、むろん、いいなあ、この場の雰囲気、の組です。

この茶会には会の後の点心(十分な量でした)、そのあとの石塀小路での喫茶もついていて、京の初秋の一夜を楽しむには、趣あるものだと感じました。
京の旅に組み込むのも、一興かと思います。
(お茶のことを知らなくてもまったくだいじょぶ、です)

ここでの、も少し本格的な茶会にも参加したいもの、と話しながらとっぷりと暮れた東山を後にしました。
昼間の喧騒がうそのような石畳でした。

a0236300_12202132.jpg


京では月を見ることができませんでしたが。
逢坂山を超えた近江は浜大津港の上の月。
琵琶湖の遊覧船がいくつも港に休んでいます、こうこうと明るいのはミシガンです。

この後、ずっと月の光を車に浴びながら山里に帰りつきました。
その山里も、蒼い光に満ちていました。

☆ この日のきもの↓
[PR]
by fuko346 | 2011-09-20 12:31 | お茶会と稽古 | Comments(3)

秋単衣

9月18日(日)晴れ

高台寺 観月茶会のきもの

a0236300_11342553.jpg

きもの ちりめん単衣
帯   織 八寸名古屋 


この単衣、白く写っていますが、淡いサンドベージュというような色目です。
柄は むじな菊の広がったバージョンのような、、なので秋単衣です。
ぎりぎり透けない薄さで、とろとろと身にまとわりついて気持ちの良い生地なのですが、 なんというものなのかはわかりません。

帯は川島織物、柄は太子間道なのでちょっと改まったときに使います。
張りがあってしっかりしているのに、柔らかくしめやすいので重宝します。
単衣の時期にたびたび登場。

この日の京都は33℃、見た目が暑苦しいのはいやなので、半襟、帯あげは絽、の目のつまったものにしました。
むろん、襦袢は薄抹茶色の麻、です。
色のある麻襦袢の出番はこれから増えると思われ、もう一枚、あそこか あそこで上手に手に入れたいなあと思っております。

夕方から出かけたこともありますが、この装いで暑くてたまらん、ということにはなりませんでした。
夏大島より涼しかったような気がするのですが、、、。

a0236300_1150104.jpg
おひさま ピカー の下で撮ったので、より白っぽく写っています。
ぼうっと無防備に立っておりますなあ。

ま、記録ですのでご放念くださいませ。


このところの9月の暑さ。
衣替えといっても、9月だから単衣!というのでは着るほうも見る方も暑苦しくてたまりません。
そこは上手に、あれこれ取り合わせて きもの生活を楽しみませふ。
(なぜ旧かな使いになるのか)
[PR]
by fuko346 | 2011-09-19 11:58 | 今日のきもの 秋 | Comments(2)