月下逍遥

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タグ:きもの胴抜き ( 27 ) タグの人気記事

東本願寺 能舞台 白書院

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きもの 郡上紬 胴抜き
帯   吉野間道 織九寸 藤原千春さん作
帯留は桜
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うまく撮れていません。
力三さんと陽介さんが かかわったというこの作品の美しさをお伝えできないのが残念です。
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今日の目的地はこちら。
東本願寺さんの 能舞台。
白書院から 同明会囃子会(素人さんの発表会)を拝聴に。
常には 入れない場所ですから 貴重な体験でした。
大鼓の御稽古を休んでいなければ 私も この舞台に立てたのかしら。
恐れ多い気もいたします。
本願寺さんは 京都駅から歩いてすぐ。
駅からの喧騒を少し離れて 本願寺さんの境内を行くと かすかに 能楽囃子が 風に乗って聞こえてきました。
美しい絵の描かれた白書院から 由緒ある舞台で次から次へと 続けられる お謡や能楽囃子。お仕舞いを舞っておいでの方もいらっしゃいました。
ここだけが 巷から 浮いているような夢の中のような。
こういう世界があること そこにちょぴっとかかわっていることが 不思議なことのような そんな気持ちになりました。




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by fuko346 | 2017-03-22 23:03 | 今日のきもの 春 | Comments(10)

派手な 羽織

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きもの 花織 秋山 真和さん作 胴抜き
帯   首里花織 あい工房
羽織  若い時の小紋 仕立て直し

春には一度は出してあげたいこの羽織。
もう 派手よねえ、、、と どこからか声が聞こえる。
どうしようかなあ。
今までは 濃い色の紬に合わせていたのですが、それだと対比で この羽織の華やかさが より目立つような気がして、同じような色目のきもの 帯はそれをおさえるような色。
ということで こうなりました。
結果 羽織だけが目立つことはなく 全体が花がすみのようにぼんやりして これならまだいけるのじゃない、という結果に収まりました。

で 花織に花織ってどうなの、ですが ちらっとしか見えないので よし といたしましょう。
なじませたいと 思ったら こうなったわけです。

すっかり おばあさん、というわけでもない このお年頃 取り合わせに悩むのでありました。

この20年ほど もう一生着るんだ、と 言い聞かせて 誂えたきものたち、どうも そうはいかないようで、といって 金の蔵があるわけでもなし、この先 困ったことです。

それは ともかくお友達と京都へ行って 一月に行って気に入った チェネッタ バルバで 食し、ギャラリーあん さんの 京都展へ行って きれいな布をたくさん見て さわって 幸せな時間。
展示会は19日までですので 気になる方は おいでくださいませ。




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by fuko346 | 2017-03-18 11:01 | 今日のきもの 春 | Comments(4)

露地笠

ご近所に 御茶事を単発で体験させてくださるところがあることは 以前 書きました。
秋に一度伺うはずでしたが それは流れてしまい、正午の御茶事 初釜バージョンに 混ぜてもらいました。
曇りのお天気予報は はずれ 車で行く時刻には 大粒の雪降りになってしまい、一瞬 帰りは大丈夫か、と心配になりましたが、ご亭主は用意して待っていてくださるので なんとしも行かねば、と行ってきました。
席入りのときにも 雪はかなり降っており、雪 雨 の天候のときにだけ使う 下駄と露地笠を使うことができました。
笠は竹で編んでおる大きなもので 路地を歩く時 つくばってご亭主に挨拶をするとき 使います。
また 手を使う時に 前客にさしかける という動作もあって これが特別の風情です。
雪のまだ残る庭に また 白いものが落ちてきて それはそれは寒かったのですが、美しく そうできない体験をしました。
正式な 正午の御茶事は 30数年ぶり です。 若い頃のお教室では 初釜でお勉強させてもらっていましたが それも 腰かけのあるような本格的な お茶室ではなかったので そういうものは 初めてです。
とても 楽しく 美味しく 美しい時間でした。
また こちらは 陶芸家でもあるので 御道具に自作が多く それも 楽しいものでした。

今あるものを使って 省略形でも 御茶事をして お客様を迎えることができたら 楽しいだろうなあというのは まあ だいそれた夢ですが 一応 持っているのでした。
そこそこの御道具が 長いこと 押し入れに眠っているので 申し訳ないなあと ずっと感じているのでした。

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今日のきもの
きもの 菊池さんの八丈織 同色の縫い 一つ紋 胴抜き
帯   北村さんの 魚々子縞 袋帯
美しい布を 見ていただきたくて。
それに この色 もう 私の色。
ちょっと目には 上等なお召しに 凝った袋帯、でございます、ということで。
着るとこない なんて言っていては 着そこないます。
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全体像は こちら。



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by fuko346 | 2017-01-20 22:03 | お茶会と稽古 | Comments(8)

 能 定家

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2016 11 26 大津伝統芸能会館
能 定家  見方 健師

その前に歌人 林 和清さんのお話あり

このポスター 当日と衣装の感じと 面(おもて)が違うのではないか、と思います。

まずいつものことで 今回は 成田達志師の小鼓の音に ぐんとこころを掴まれます。
いい音だこと。
お囃子 地謡堪能。

そして 定家かずらのからまった 塚のおおいが しずしずと下ろされて 式子内親王の霊が 現れた瞬間、それを見た瞬間。
あれは なんと言いあらわせば いいのでしょう。
その存在そのものに ぐっと魂が引き寄せられて 言葉を失うような そんな感じ。
あれは なんなんでしょう。

美しいものが ある。

あの面(おもて)は なんなのかしら。
うれいを帯びてはいるけれど 乙女の可愛らしさが うっすら浮かんでいるような。
人を恋うる 恋われる 喜びと 悲しみと 羞恥を含んだような。

動きは老人のもの その図太い声 なのに、そうは見えない 聞こえない。
現実と 感じているものが違う その違和感。
ふと 頭に 老木の花、という言葉が浮かびました。
お能には 詳しくないので いいかげんな 印象だけ 自分の記録として書いています。
今日は 良いものを 見せていただきました。

今日のきもの
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きもの 紬 胴抜き 染色iwasakiさん 
帯   紬地 しゃれ袋
きものの 布そのものの美しさが写真に撮れなくて 作った方に申し訳ないといつも思うのでした。

車で小一時間なので ショールだけを持っていきました。



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by fuko346 | 2016-11-26 23:49 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(0)

美しき 絵 (タロット原画展)

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少し前に こちら で、ご案内した 朋百香さんの タロット原画展へ 伺ってきました。

朋百香さんとミケさんのお話があった日でしたので 会場一杯の人で 大盛況でした。
デモンストレーションで タロットを引かせてもらいましたら、、、
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とても強いカード のようです。
迷っていたこと 自分がそう思っていたこと そのまま、のことを言われたので びっくり。
でも 余計迷ってしまいました。だって 違う人生になってしまうのは 少し困りますもの。
ま 流れを見ようとおもいます。

長い時間をかけ 丁寧にこころをこめて描かれた カードたちは 一枚 一枚 力があって、美しくて、こちらのこころがざわざわして それで 最後には清々しい気持ちになる とても素晴らしいものでした。
とくに 美しい目を くっきりと こちらに向けている女神たちの その一人 一人の まなざしが深くて、これは 朋百香さんのこれまでの生きてきた時を思わずにはいられませんでした。

その美しい絵は とても素敵だったのですが、一番 惹かれたのは この一枚。
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どんな 意味が込められた一枚 なのでしょう。
京都で個展があって 拝見できたこと とてもうれしく思っています。

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いつも端正な 朋百香さん。
おきもののお話はできませんでした、また ゆっくりお話する機会があるといいなあと思っています。

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今日のきもの
きもの 胴抜き 本場結城紬 薄い小豆色なんですが グレーに見えてしまっています。
帯   日本茜染 紬九寸 ゆきさん作 
帯どめ 陶器 そこはかとなくおめでたい感じがするので 原画展のお祝に選びました。



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by fuko346 | 2016-11-12 22:34 | 今日のきもの 秋 | Comments(6)

ちょいとおつかいに

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町内 ちょいと御用で、、、
今月 正午の御茶事をお願いしている 陶芸作家さんのところへ ご挨拶に伺いました。
このあたりのことは トンと知らなくて ほうほう こういうところがあったのか、とナビを頼りに出かけたのでした。
お茶事のことは また 終了後にまた。

で、今日はこの半襟を使いたくての取り合わせ。
端切れなんですが 微妙な位置に もみじが。
もっと柄はあるのですが どうやっても この位置しか出てこないのです。

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全体はこちら。
きもの 野蚕の糸そのままの紬 実際はもっとベージュです。 胴抜き。
帯   秦荘紬 八寸

半襟の色と質感から 選ぶとこうなりました。
あと このシーズン 胴抜きに全部 袖を通そうと目論んでいるのでした。

この桃色帯あげは だいぶ前からありますが たぶん 初めての使用ではないか、と。
はじめに選んだ 帯締と ほぼ同色の桃色。
へえ 可愛すぎる色で 使うことないなあと思っていたのですが おもわぬところで 合いました。

ちょいと の 取り合わせは 数分で完了。
着ていて 一番 楽な 雰囲気の きもの姿 です。



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by fuko346 | 2016-11-04 16:55 | 今日のきもの 秋 | Comments(2)

文部科学省 他 の 主催の 三番叟

なんのこっちゃのタイトルですが そういう 三番叟を見に、渋谷の文化村へ行ってきました。
そもそも 籤運の悪い私 ふとこの催しを知り 参加者は抽選 無料、ちょうど上京中ということもあり、応募しなくては絶対当たらないのですから という気持ちで応募したところ 当選のハガキが来て驚いたのでした。
当日 お会いすることになっていたお友達にも いかが、とお尋ねしたところ ご一緒いただくことになりました。
正しくは
スポーツ 文化 ワールド フォーラム公式プログラム 文化イベント
ディヴァイン ダンス 三番叟 神秘域
主催 独立行政法人国際交流基金 文部科学省

構成 美術は 杉本博司氏
三番叟は 野村萬斎氏

というプログラムでありました。
なので 能楽堂や神社で見る 三番叟とは 少し いえ そこそこ構成が変わっており、事前に日本語 英語でなされた説明も これでわかるのかなあ、と首をかしげたことでした。
ただ あの舞台を見 舞を見 囃子を聞けば十分なのかもしれません。

ともあれ けっこうなものを拝見させていただきました。
東京オリンピックを控え こういう催しがあちこちであるようですが その情報にうといものには参加できただけでありがたく思わなくてはなりません。

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きもの 牛首紬 胴抜
帯    塩瀬地 チャンティン染め 橋本さん作
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夏塩沢 仕立てかえの道中着を羽織るとこうなります。
この道中着は便利です。
もっと早く仕立かえておけば 良かった、と思うことしきり です。

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帰りに ぜんぜん知らない 入りにくいことこの上ない ワインバーに寄って ちょっぴり飲んで お友達とたくさんお話。
楽しい時間でありました。



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by fuko346 | 2016-10-24 12:09 | 今日のきもの 秋 | Comments(2)

郡上紬 (美しき布)

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あまりにも美しくて、、、
横浜あたりの呉服店で 手にとってため息をつき もう趣味の工芸品のようなきものは買わない、と決めたのだからとあきらめました。
でも あきらめきれずに 連絡のついでに「あれ、まだある?」と聞くと「あ、あれはお嫁に行きました」
ほっ。
もう それはあきらめがつくというものです。
が、しかし。
それからしばらくして また上京の連絡を入れたら「あの子 出戻ってきています、ご覧になります?」
なんですと 出戻ってきている、ですと。
じゃあ、見るだけでも 会うだけでも、といそいそ出かけて、肩にかけたら いけません。
「わたしを つれてかえって」 と 布がささやいた。

ああ、うそつきになってしまいました。
宗廣力三さん陽介さんが かかわった 極上の郡上紬、連れて帰ってきてしまいました。
こんなの私が着ても いいのかな、とふと こころをかすめるけど、その美しさに酩酊感さえ感じるのですから、もうしょうがない。
糸をご覧くださいませ。
ね~。(って 誰に承認を求めているのやら)
仕立て上がってきたのが せんだってで、秋まで箪笥の中でお休みなさい、のはずでしたが、今日はひんやりを通り越して 寒いくらい。
では、ということで。
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(ぼけているうえに 実物の色がでていません)
きもの 郡上紬 胴抜き
帯   天蚕 九寸
帯どめ  ぼたん
さくっとそこまで、なので軽めの取り合わせ。
着たくて 着たくて もう どうしようもない、というのは 初めてのことです。

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チケットをいただいていた こちらへ。
車で5分。
滋賀県立陶芸の森 「伝統と革新」
公募された 陶芸作品と 近江の焼き物、と銘打った 古い焼き物の展示。
ゆっくりと拝見して こころも ふっくり。

あたりはいましも 新緑、山笑う それも わ はっはっ、大笑いの 様々な芽吹きの緑であふれています。
ここは広くて レストランもあり 他に展示もあり 歩く道もあり、それに今は 陶器市もしています。
一番の おススメは 人がわんわんいないこと。
連休のお出かけ先に ぜひどうぞ。

と、いうことで 着ていたのは 小一時間ほどでしたが、満足 満足。
着ごこちも極上です、しっかりした布なのに、やわらかく身に添います。
そうかあ そういうことか、と 納得、です。
糸、のようです。
今はもう手にはいらない、とか。
それと この陶芸の森へ行って 晴れた五月の空と森の緑をみて、あ、同じ色、このきものの糸の色。
みな ここに この自然にある色。
その色を草木から どうしてこの布に 糸に定着させ得るのか、精緻な人の営みがあったことを、思うのでした。




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by fuko346 | 2016-04-29 17:23 | 展覧会 | Comments(14)

四月に麻襦袢

久しぶりに きものを着たいというお友達のお伴をするべく 京都へ。
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きもの 野蚕 紬胴抜き
帯   紬地九寸名古屋 紅型  宮城里子さん作
襦袢 淡く染めた 麻地

この日の予報 最高気温25度。
え~ まだ四月ですし、といって暑くては身体に悪いでしょ。
ということでこの取り合わせ。
目のつんでいない紬なので 袖あたりには風がとおって 気持ちよく 過ごせました。
暑い日が多くなってきて ただ今 濃い色に染めた麻襦袢 二枚制作中。一枚は 好きな灰桜色を指定したつもりが、届いた反物は ほぼグレー、、、。
まあ いいか。
二枚目は 緑にしようかな どのあたりの緑にしようかな。
4月の半ばから10月なかばまで 活躍するのではないでしょうか。
となると けっこうな枚数かる絹襦袢 もったいないなあ、ここ数年 一度も袖を通していないものがあります。
着始めの頃 うれしくなって あれこれ作っってしまったのが あだになっています。
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小さく 現状確認 保存。

お友達が着付けを習っているお店で お話させていただいたあと、ランチに向かったのかこちら。
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天ぷら割烹 なかじん
以前 美味しいお蕎麦で有名だったのですが 故あって こちらに移転。
お料理も天ぷらが中心になっていますが、目玉は お蕎麦ではなく ご主人考案の 全粒小麦の麦切り。
初めての食感。
コースのお料理もそれぞれ美味しく 新生なかじんさん なかなかであります。

で。
この日はメガネ探しに たくさん友達を歩かせてしまって 反省。
もう 困ったなあ、の加齢促進中、です。




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by fuko346 | 2016-04-24 14:28 | 今日のきもの 春 | Comments(4)

東京都庭園美術館 ガレの庭

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話はしばらく前に戻りまして、、、
東京都庭園美術館へ行きました。
お友達と会うのに どこか見るべきところをと探してもらいましたら 月曜日にここが開いていたのでした。

先に伊勢丹で行われていた 染色Iwasakiさんの展示に行き、う~~~んう~~~~ん素敵、欲しいなあと帯をじとっと眺めた、だけで終わりまして 無念。
でもIwasakiさんと お話ができたので うれしかったのでした。
両親の家にいるときは あれこれ仕事があるので できれば午後から、のおでかけが按配よく、三時集合だったので、美術館ではもう閉館一時間前でしたが 人も少なくゆっくりと拝見することができました。
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ガレの作品はそれは素晴らしかったのですが 何度も見たこともあって それよりも この旧朝香宮邸の美しさに惹かれました。
部屋の一つ一つ お屋敷すべてに 意匠が凝らされていて それが 装飾過多、ではなく、細やかで、感心しきりです。妃殿下の思い入れが大きいということですが どんな方だったのだろうと想像が膨らみます。
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予期していなかったのですが 邸内の桜が満開で お花見まで楽しんでしまいました。
時間切れでお庭を回ることができなかったので、次回はぜひに。
6月に上京するときには メディチ家の至宝、という展示があるので また伺いたい、お気に入りの場所になりました。
目黒駅あたりで 夕食、久しぶりのお話を楽しんだことでした。

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きもの 牛首紬 胴抜き
帯    紬地 型絵染 鈴木紀絵さん作
鈴木さんの作品は いいなあとは思っていたのですが これ、というもの出会わなく ご縁がないかな、と安心していたところ この子が。
色目も好み あっさりさも好き、ですが 一番はそれとなく存在している うさぎ、とはち が あんまり可愛いので 即決してしまいました。
春帯、のお気に入りの一本に。
こんな可愛いのも たまにいいかなあと。
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by fuko346 | 2016-04-12 10:49 | 展覧会 | Comments(6)