月下逍遥

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建仁寺 開山栄西禅師八百年大遠諱慶讃大茶会

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台風接近の雨の中 行ってきました 建仁寺茶会
建仁寺には四頭茶会、というものがあると知り 行ってみたいと思っていたところ お声をかけていただいたので これ幸いと参加です。

例年では4月に行われているものですが 今回は800年忌の行事の一環として 他の茶席もにぎにぎしく とり行われました。

お席は
・本坊   大方丈 室中の間 大本山 四頭茶会
・西来院 武者小路千家 木津宗詮
・久昌院 堀内長生庵
・両即院 表千家 大中会
・正伝永源院 三斉流  (出雲のお流儀 400年変わっていないそうです)
以上 お薄席に皆 席入りしました。

・霊洞院 藤田美術館 濃茶席 には 入りませんでした。ここはお道具が素晴らしいはずなんですが、そんなにお抹茶 飲んだら胃痛がしちゃう。 

・禅居庵 点心席 美味しかったです。特に白みそのお椀が、、、、。

さて 四頭茶会なるものですが 常の茶会とはまったく違い 茶道が日本で形になる前の 禅寺での茶の供仕方を踏襲しているもののようです。
文章でお伝えするのは難しいので ネットで探した 動画を張り付けておきます。
鎌倉の建長寺の四頭茶会の模様です。ご興味のある方はどうぞ。

建長寺 四頭茶会
 
建仁寺のものも ほぼ こちらと同じです。大変 興味深い 茶会でした。
禅寺の清々しさは好ましいものですが、この茶会もきびきびとした若い禅僧たちが気持ち良く また 初めに供えられるお香の香りも 御馳走です。 

他のお席も 特別な茶会とて お道具たてが素晴らしく 例によって 美術館で展示される級のお道具が使われていて 味わい深く。
何百年も前のものが その由来と共に 残っていることに 想いを馳せます。
あと こちらもいつもながらですが、茶会ですと 普段は入れない場所に すいと入ることができて、ゆったりとお茶を楽しむ、という贅沢ができます。
襖絵や調度品など ちょっとだけ単なる見学人ではなくて も少し近しく感じられることができます。

ありがや ありがたや。
 


さて 今日のきものですが、ほんとは特別なお茶会だから ちょと常よりおしゃれしていこうかしら、とそれも楽しみにしていたのですが なんせ 台風です。
ニュースでは 雨 風 警戒せよ、と連呼している、のに 茶会ですと、、、。
といっても茶会に洋服はどうも 座りが悪いので、失礼とは思いつつ 簡素化してしまいました。
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きもの 小花模様ちりめん小紋 母から
帯    織りに縫い 名古屋

きものは40年以上前のもの、帯は結婚するときに叔母にいただいたものなので30年近く前のもの。
この きものは解いて 羽織にでも、、、と考えていたので もし 雨風で むちゃくちゃになっても ぎゃ!とはなりません。
しかし きものの 命は長いものです。

雨草履に雨コート。 足袋カバーに 替え足袋持って。
うれしいことに 雨はときおり土砂降りになりましたが 風が無かったので なんとかお席入りするに はばかるような 濡れ鼠にはなりませんでした。
(きもの率は半分以下でした、あきらめた人の方が多かったようです)

めでたし めでたし。

10時半から4時半までお茶三昧。
本日も 非日常を味わう ひとときの夢、でありました。
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by fuko346 | 2013-10-25 21:37 | お茶会と稽古 | Comments(6)

音羽山荘

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大阪は箕面の、うっそうとした山の傍にある瀟洒な音羽山荘
この日ばかりは、おめでたく華やかな飾り付けです。
今 まさに輝く緑の中で行われた、、、

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結婚式に招かれて参列してきました。
こちらは会場に飾ってあったかわいい二人。
当のお二人も和装、新郎の紋付き袴も新婦の白無垢も、お色直し後の打掛姿もとっても素敵でした。

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式も披露宴もごく近い人だけで、あっさりとなごやかな中に、二人を思う人たちの気持ちのこもった暖かい良いお式でした。
どうぞ お幸せにね。


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リクエストのあった(笑)着姿です。
きもの 久呂田さんの訪問着 芭蕉 ちりめん袷
帯   唐織 

帯締め帯あげは 白地に金を少し散らしたもの。
これはだいぶ前に 四条のえり善さんに ふと入ってしまい、あれこれみて手ぶらではかえれなくなって、必要があったので求めたものです。
用意しておいて良かったと、その後 使う度に思います。
金銀の末広は 松が描かれた 宮脇賣扇庵のもの、こちらも用意しておいて良かった、一つです。

こんな準盛装は滅多としないので、上手に着ることができるかしら、と少し不安でしたが、まあまあ及第点でしょうか。
このきもの 持ち重りのするしぼの高いちりめんなんですが、すっと身体にそうので、少々びっくりしました。
たまにはこういうきものも 気持ちのいいものだなあと感じたことです。
はて 次の機会はいつのことやら。
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by fuko346 | 2013-05-06 10:56 | 今日のきもの 春 | Comments(18)

久呂田明功さんの訪問着

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衣桁にかけてあるのを見て ああきれい 力のあるきものだこと、と思いましたが、こんな大胆な、それも訪問着なんてそう着る機会だってないし、、、
でも、勧められるままに 纏ってみると(これがいつも間違いの元)、おもいがけなくしっくりとくるのでした。

一枚 ここ一番(なんてときがあるのか?)のきものがあってもいいのじゃないか、と、ちらり、とこころの隅に浮かんだらいけません。
さて、それから もちろん 着る機会などなく、このたび、親類の結婚式、こじんまり なので、黒留袖でなくてもよさそう、をいいことに、着用を考えています。

重めのちりめんなので5月は暑苦しいかと心配でしたが、どうも気温は低そう、かつ会場が箕面の山の中なので汗をかくこともなさそうです。

その式場も一度行ってみたかった場所ですので、とても楽しみにしています。
ホテルで一泊の、小旅行になりそうです。

ということでこの連休は山には行かない、というとても珍しいゴールデンウィークとなりました。
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by fuko346 | 2013-05-01 11:43 | きもの | Comments(16)

早春譜の帯

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ワイン繋がりできもの繋がり、という不思議なご縁があって 投扇興のお遊びに参加してきました。
おみやのボルドーから連れ帰ったという年代物のワインも御馳走になり、楽しい時間を過ごすことができました。
参加者は20数人 老若男女全員がきもので、扇をひらり ひらりと投げ合う様は、非日常。
優雅ではあるけれど 景品がかかっているので底に秘めた激しい闘志がちらり、と垣間見られたりして、ときおり きゃあ、とか うう、とかの声も混じり大人のお遊び 全開です。
私の結果は6位だったか7位だったかで、この会を作った今は亡き、京の染織作家さん手描きのフクロウのTシャツをいただきました。
彼のふくよかなお顔がまじかに感じられるようで、とてもうれしく、愛用したいと思います。

さて終了後はこちらに。
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なぜかしばらく前からこの雑炊の味が恋しくてならなくなって、、、

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すっぽんの大市
以前 一度は行ってみたいと訪れて満足したはずですのに、また行きたくなるのはあの味に、中毒性があるのか、、、、
毎冬、は無理でも数年に一度は食べたいなあ、とまた思ってしまったのでした。


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きもの 月見草の草木染め 真綿紬 新潟の霜垣さん作
帯   ちりめん染め帯 野口 九寸

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たんぽぽ つくし わらび
この抑えた色合いが、早春の草木は動きだしたけど また 風のひどく寒い日もあるその季節が感じられるような気がして。
そこはかとない風情が 一目で気に入った帯です。
季節が限定されるので、この日 箪笥から出してあげられてよかった、と思うのでした。


普段は山里でつましく暮らしているけれど、こういう機会とご縁をいただいて、さ、また元気に動くぞ、と思える幸せ、なのでした。



  
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by fuko346 | 2013-03-04 12:53 | 今日のきもの 春 | Comments(6)

京都秦家の夜

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たおやかな佇まいのお座敷で 能管を奏でさせていただきました。
(ちょっとだけ、、、実力不足ゆえ、、、)

昨日の京都は午後からどしゃぶりの雨になりました。
しっかりと雨支度をして、だいぶ前からのお約束で出かけてきました。
東京と神戸からのお友達と久しぶりに集まって。
まずは工芸作家さんたちの美しい布の展示をゆっくり拝見させていただき、いいなあと思ったものはそれは一つ 二つは必ずあるのですが、いいなあ、とそれだけで満足してしまいました。
きもの関係にしか残っていなかった物欲も どうも減少しつつあるようです。
はて、どういうことでしょうか。

あまりの大雨に動く気持ちが萎えて、だいぶ長いことお茶をしながらおしゃべりして、それもゆっくりできていい時間、京の雨模様を眺めて時を過ごすのもいいものだなあ、と思ったことです。

夜は 太子町にある 京町屋 秦家へ。
丁寧に家屋の見学もさせていただいて、美味しい御食事をこれもゆっくりといただきました。
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季節を感じさせる手間のかかったお料理の数々を楽しませていただきました。
この家の住人そのものの、おもてなし。

こちらに伺うと がらっぱちの人間は かくん、と頭が下がってしまうのです。
その土地に足のついた丁寧な美しい暮らし。
ちょっとだけでも見習いたい、とは思いつつ、、、だめ、だなあ。
あのおうちを守るのは、なかなかできることではないなあ、とまた 頭が下がるのでした。

それはさておき お腹一杯 ごちそうさま、でした。

秦家のサイトはこちらです

この日の趣向は普段あまり着ないよそいきを着て、だったのですが 風雨の予想に負けてしまい、いつもの紬に、帯まわりだけ 弥生の色を。
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きもの 士乎路紬 袷
帯   首里ろーとん 八寸
帯どめ 陶器
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by fuko346 | 2013-03-02 14:09 | 美味しい場所 | Comments(4)

きものでお稽古

 久しぶりにきもので お茶のお稽古に行きました。
きもの備忘録のブログではありますが、お稽古のことも少し書いておきましょう。
覚えられるかも、、、

お軸の字がとても柔らかくて感じが良かったので、お聞きすると

大道透長安 大道 長安に通ず、という意味で(そこからいろんなことを思えますね)、筆は何代か前の、東福寺さんの管長さんだそうです。
どんな御坊様だったのかしら、と思えるような 素敵な字、でした。

お棚はこの時期に一度は用意される好文棚、でした。                                                              表千家 十一代 碌々斎好み。
 木屋町棚の引き出しがない形で京都・北野天満宮の献茶の折りに好まれたで透しが梅の花になって います。
 梅のことを「好文木」と呼ぶことからこの名前があるようです。

この梅の透かし、がとっても素敵です。

お茶碗は 馬上杯を使いました。
これは背が高いので少し座りが悪く、それを気にいていたらお手前、ちょっと手が止まってしまいました。
ゆるゆるお稽古 なかなか しゃきっとお手前までには行きつきません。
でも、茶室で炉の前に座る時間が好きです。

お稽古場は その日 使ってもいいですよ、というものが時期に合わせて水屋に置いてあり、各自、それを選んで使います。
お道具が豊かなので、お勉強させていただいています。


今日のきもの。
所作を身につけるべく なるべく着ましょうね、と最近 おきもののの方が増えました。
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きもの ぜんまい紬
帯   イカット木綿 九寸

なんとな~~く色目で 二月、のつもり。
帯あげに白く梅が 絞りになっているのですが、これは自己満足。
お稽古用のざっくり仕様です、木綿の帯はとても着易くて 着心地良くて好きです。
社中うお若い方が「いいですね~~~」って言ってくださって「見るのは好き」と。
お初釜だけでなく、着て下さったらうれしいなあ。
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by fuko346 | 2013-02-27 18:39 | お茶会と稽古 | Comments(2)

第58回 同明会能

京都観世会館にて同明会能

京都囃子方の皆さんが中心となった会、です。
チラシに この国のクラシックを知らない人へ とありますが、本当にそう思います。
この国にはいい音楽がある!

私がたらたら説明するよりも サイトがありますので興味のある方はご覧くださいませ。
今日の番組も出ています。
同明会サイト

今日は観世、金剛、宝生と、各流派の皆さんが出演なさっていて見応え、聞きごたえがありました。
とくに宝生の謡は、ふわっと花が開くような柔らかさがあって、少なからず驚いたのでした。

お囃子は、もう うきうき堪能いたしました。
お若い方のきりとした勢いのあるもの、熟練の味、どれも素敵!
おっと、上の流派はシテ方の流派で、囃子の笛 小鼓 大鼓 太鼓もそれぞれ流派があります。
それが一堂に会しての上演ですから、能の音好きにはたまらないのであります。
あと、お囃子は流派が同じでも、皆一人一人 音が違います。お能を見始めたとき、一番最初に気になったのがそのことで、はてな? なんでこんなに違うのだろうと思ったことでしたが、お稽古するようになって、さらに良くわかるようになりました。

お囃子 聞いてると身体がリズムをとって動いてしまうので困ります、おっといけないと小さく足咲きだけを動かしているのでありました。

楽しい時間をありがとうございました。


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きもの 本場結城 阿波藍で染めた糸を使ってあり、その美しさに目がくらんで手に入れたものです
帯   藤山さんの吉野間道

帯と帯じめの色が飛んでしまって 藤山さんには申し訳ないです、もっと美しい帯です。
帯締めは空色なんですが、、、。

久しぶりのきもので能楽堂。
うれしや うれしや。


根付は 木でできた小鼓。大鼓を探しているのですが これ、というものにまだ出会いません。
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by fuko346 | 2013-02-23 23:34 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(8)

おきもの さわさわ

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明日 あさってと 久しぶりにきもので お出かけ予定。
きもの部屋で 準備 おきもの さわさわ 楽しいこと。

向こうが能楽堂への 結城。
手前が、お友達出演のコンサートへの小紋。

どちらも今の季節を逃すとまた来年を待たなくてはなりません。

きものは決めても、帯はどれがいいかなあ。
特に小紋には羽織を合わせるので、ちょっとしか見えない帯に気を使います。
それに白椿の帯どめ 使いたいし。

小物も合わせて襦袢も用意して、、、

明日のお能も お友達の歌も、とっても楽しみ。
期待で うきうき。
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by fuko346 | 2013-02-22 22:17 | きもの | Comments(3)

お初釜 と 大茶盛

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14日(月)成人の日
社中のお初釜でした。先生の体調が今一つ思わしくないので、あっさりと行われましたが、常の稽古とは違い、やはり楽しいものです。
最後のくじびきで、香合が当たりました。
みいさんの作りものは、姿がもうひとつ、、、なものもありますが、これは愛嬌があって好きです。次の巳年が楽しみです、お正月に飾りましょう。

と、お初が釜終了後、近くにある水無瀬神宮の月釜に連れて行ってもらいました。
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一席目は、大茶盛
お道具は皆 特大、こちらのお社中は全員男性、袴姿、、、なので似合います。女性にはこれでお茶をたてるのにはかなりの腕力が必要ですね、無理かもしれません。
その男性二人が両脇からお茶碗を支えてくださいます。
飲むのはなかなか大変でしたが、とっても面白い体験です。
これはお正月 恒例の行事だそうです。

二席目はお煎茶席でした。
こちらは お床の飾りもお手前も、かなりめずらしいもので、興味深く拝見しました。
そうそうお茶会に行っているわけではありませんが、こんな流派があるのだなあ、と感心することがけっこうあって、この先も驚くことがあるのかもしれません。
それも楽しみの一つですね。

ということで 場所を変えて三席の茶席に連なり、目一杯 (お腹一杯?)半日を お茶三昧に過ごした、幸せな時間でした。

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きもの 江戸小紋 大小霰 一つ紋
帯   織名古屋 織楽浅野

あとで思ったらこのきもの、以前の大徳寺のお茶会でも着ていました。
なぜか柔らかものを、さくっと着ようと思うと、これに手が出てしまうようです。
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by fuko346 | 2013-01-15 23:50 | お茶会と稽古 | Comments(4)

2013年 正月

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2013年 お正月バージョン 東京タワー神谷町あたりから

今頃気が抜けていますが、お正月はもうずっと東京なので、今更ながら御挨拶。
今年もよろしくお願いいたします

あれこれありましたが 簡単に覚書です。

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ワインな夜。






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鴨ねぎ、蕎麦の夜。 代々木上原 「山都」













初詣は、千駄ヶ谷の鳩森神社
半日 歩いていました。
子の部屋のある 笹塚から代々木 渋谷 青山と、ぐる~っと一周、歩いていくと 今の日本が見えて興味深いものでした。

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今年の初きもの。
ワインの夜にご一緒したお友達のリクエストで、この茜染めの帯を選びました。
この日は横浜の呉服屋さんにもちょっと寄って、ちょっと必要なものをお買いもの。

きもの ほぼ久米島紬 真綿袷
帯   日本茜染め
帯どめは、お正月なので 塗りの梅、です。

この一年、出来る限り、きものでお出かけしたい、と思うのでした。
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by fuko346 | 2013-01-09 17:59 | おでかけ | Comments(15)