月下逍遥

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苔緑

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今日は久方ぶりにあたり一面 暖かい陽が降り注いで、あの冷たかった日々が去って行ってしまったかのようです。
玄関先の苔が、ふくふくと色鮮やかに盛り上がって目を惹きます。

季節の移ろいを感じつつ、裏山に響く鳥の声など聞いています。


今週は、風邪だったのかなんだったのか、体調不良で、ごろごろと過ごしました。
そのごろごろとしていられることに、軽い驚きと感謝を感じつつ、この春を迎えましょう。
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by fuko346 | 2012-02-24 12:50 | 山里便り | Comments(4)

春近し

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今年は雪が積もらずに終わるのかと思っていましたら、湿った春の雪が降りました。
昨夜の最低気温 マイナス4℃で そうたいしたことないなあと思っておりましたが、やはり積もった景色を見ても、春が近いなあという雪です。

空気がほわっと暖かくて、季節の移ろいを感じさせてくれます。

雪の におい、とでもいうようなものがあって、真冬に降るものと今では違うのですが、どこがどう違う、と言われても説明に困ります。


とはいっても陽が落ちると、道路がこのまま凍るので、自分で運転してのお出かけは取りやめです。
最寄駅までの山道は、なかなか怖いことになるのでした。

謡講、楽しみにしていたのですが、残念です。
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by fuko346 | 2012-02-18 10:20 | 山里便り | Comments(0)

飯道山は寒かった

ご近所さんの飯道山へ 思いついて登ってきました。

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里にはまったく雪などありませんが、いつ降ったものやら溶け残っています。
骨に染みいるほど寒い中をテクテク歩きます。
身体は汗ばむのですが、風にあたる顔が冷たくて冷たくて、全体はちっとも暖まりません。

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二つの峰のうち一つに建つ 飯道寺
往時は山中に30以上の堂宇の立ち並ぶ修験者たちがたくさん籠り参拝人が列をなした、立派な寺社だったそうで、その名残の石垣はそちらこちらに苔むして残っています。

暗く茂る杉木立の下に鎮まる その石垣を見ていると、そこに建っていたであろう堂宇、歩きまわる修験者、詣でにきた人たちの幻が 浮き上がってきるようです。

この日は晴れ、時々曇りのお天気でしたが、湖北に垂れこめている雪雲からときおり、風花が落ちてきて、それが陽にきらめくのがとてもきれいでした。

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住まいする山里が目の下にあります。
ほんとに山に囲まれていますね。
あの山々を超えてゆく、三重 京都 奈良へ抜ける道があるのです。

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もうひとつの峰に登り返して山頂からの眺め。
琵琶湖側です。
三角形の三上山が見えます、左手にうっすら湖面が見えるのですがよくわからないかもしれません。湖北は雪雲に覆われています。








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山頂に温度計がありました。
あまりみかけませんが、ここが低山のわりに寒い場所だってことを知らせたい人が取りつけたのかしら。
この場所は陽が当たっているのでがこの温度です。
風の当たる体感気温は さらに低く、寒くていられないので、少し下った風の来ない場所で、おにぎりと暖かいラーメンと、デザートのコーヒーを飲み、それでも寒いので、さっさと降りてきました。
冷え切った身体は、家のこたつに一時間入っていてもまだ冷たくて、骨の髄まで冷えるってこんなことかしら、と思ったことでした。
下手な雪山より冷えますので、おいでの方は暖かくして来てくださいね。









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楽しいお散歩でした。
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by fuko346 | 2012-02-13 11:56 | 山と温泉と旅 | Comments(6)

ほこほこ

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ときおり小豆が食べたくなって、ぜんざいを炊きます。
いまどきではない形の石油ストーブの上で ことこと ことこと 炊きます。

初めて自分で作った時に驚いて、また作る度に驚くのが砂糖の量です。
自分としては、これでもか、と入れてもそう甘くはなりません。
味をみながら、外で食べるぜんざってどれだけ砂糖が入っているのかしら、と怖くなります。

その味よりもかなり甘さ控えめ、小豆の味のぜんざいです。
美味しいです。
食べすぎます。

ほこほこ湯気があったかそうなのですが、どうにも写真には写りません。

そんなのどかなお話でした。


やっとそういうのどかな生活に慣れてきました。
生活だけではなく、なにかを為さねば、この問題を突き詰めねば、わからねば、という前のめりから離れて、穏やかな地平に立てたのかな。
一年かかりましたね。
何も考えない、と でもそれではあほではなかいか、と、でも考えられないではないか、とその繰り返しの中から ぼんやりと 薄日が差すような。

ここから、また はじまるのかな。
自分のうちを覗き込んで生きるのは、けっこう面白いです。

ずっと見ている神さんが にっこりしてくれたような気がします。
(この神さんは、既存の神さんではない、といか全部含んだもの、のようなもの、です)
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by fuko346 | 2012-02-10 11:06 | 山里便り | Comments(4)

凍れる池に

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昨日、いっとき さーっと灰色の雪雲が山を超えてやってきて、ばらばらと雪が降りました。
庭の凍った池の上に、その白いものが乗ってこんなふうになりました。

雪はほんとにいっときで、積もることはありませんでした。
この山里では冬の間、数回積もるのですが、今年は積もった、といえるほどの雪は降っていません。
それどころか、晴れてる というお天気が多いような気がします。
おそらく、北のほうで、全部雪となって落ちてしまっているのでしょう。

この山里は、滋賀 奈良 京都 三重の県境で、複雑に山、といっても標高はそうないのですが、それらが重なっているので、お天気も特異なように感じます。
少し前から風の通り道が変わったようで、北陸のような晴れたと思うと風花が舞うようなお天気が少なくなりました。
こちらに来た頃は、冬に「晴れている」というお天気には滅多とお目にかからなかったのですから。

滋賀県でも北部は大雪で大変なことになっています。
でも、ここは今日もすかっと晴れています。

ところで、ここは雪はそう積もりませんが、冷え込みがひどく、ここしばらくマイナスの最低気温、と最高気温が続いていました。
感じたところでは昨日が一番 寒かったような。

で、今年の発見です。
夜の冷え込みが、マイナス5℃を超えると、目が覚めるようです。
そういうときは布団から出ている頭が冷たいので、もくもくっと潜り込んで、また寝るのでした。
室内は何度になっているのかしら。
暖房は消して寝ているので、かなり寒いのでしょう。
それでも、以前のように、窓が内側で凍りついて開かない、ということもないので、マイナスにはなっていないのかな。

そう、寒い寒いとやかましくいってるけど、確実に昔、といっても2、30年前ですが、より暖かくなっています。
この池の氷も以前は乗っても割れないくらい暑く張ったものですが、今はそこまでにはなりません。
といって100年前はどうだったのか、1000年前はどうだったのかはさらに記録がないのでわかりませんね。

このところ気になっていることに、ニュースでインタビューされた人がよく「こんなことは初めて」と答えていますが、それがここに来て20年くらいだったりします、そうでなくても記憶がある限りの古老でもせいぜい80年くらい前のことでしかありません。
聞くほうがそれを求めているようにも思えますが、人間の寿命のスパンなんで、地球の命の長さに比べれば ぴっとしたもんなんですから、なんかなあ、変だなあと思うのです。
気候のことだけではなく、人間のすること、ではなくて自然に起こることは、人間の力を超えているのですから、そこに畏怖を感じなくなって、身の丈でなんとかできるように勘違いしている不幸のようなものを感じてしまうのでした。


さてと、今日は節分です。
ふいと空気が緩んだように感じるのは気のせいでしょうか。
数日前から仏壇にお供えしているお豆さんを、まきましょね。
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by fuko346 | 2012-02-03 12:02 | 山里便り | Comments(2)

きのこ

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樹勢の衰えはじめた梅の木白い茸が、びしっとついていました。
少しずつ盛り返してきている陽に映えて、やさしいその白の色がきれいだなあと感じます。

梅の木は終わりに近づいていて、それに反応して、この茸がどこぞからきてひっついたのでしょうが、はてさて、目ざとくとこからきたものか、生き物の営みには目を見張ることが多いものです。

どこぞからきて はしっとひっつくということは、この茸の胞子がそこらじゅうを ふわふわと飛んでいることになり、そんなお仲間はたんといるのですから、このすーはー毎日絶え間なく吸っている空気の中にはいろんなものが混じっていることになります。

そんなものが混じりこじりで、生き物は連帯して生きてきたのですから、目くじらたてることもありますまい。



目くじらたてるべきところに目をつぶり、どうでもいいことに騒ぎ立てる、そういうことが多いなあと思うこの頃ですなぁ。
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by fuko346 | 2012-01-24 14:30 | 山里便り | Comments(0)

山の上

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山里のさらに山の上。
ゴルフ場があってホテルがあって温泉があって。

池の様子がきれいでした。

三重県との県境、その昔、徳川家康が本能寺の変のおり、通って逃げた御斉峠の近くです。
このあたりでは一番標高が高く、風の通り道で私の好きな場所です。
ふらっと 行ってみました。
車で35分くらいでしょうか。



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ここ湖国の南の端っこは、京へも、奈良へも、三重にも 接している交通の要所、間道が通っていました。

いにしえから、たくさんの人がたくさんの想いで超えていった道が何本もあります。







明日からしばらく留守にいたします。
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by fuko346 | 2011-12-03 18:24 | 山里便り | Comments(0)

冬の訪れ

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あたりを低い山に囲まれたここ山里では、濃い霧に沈む朝が、冬になると続きます。
乳色の微粒子に囲まれ、視界がなくなるほどの濃い霧です。
それは太陽がでてしばらく、そう10時を過ぎる頃まで晴れることはありません。
そういうときには、あたりはまるで雨が降ったあとのように湿っています。

そんな朝。
散紅葉が濡れて光っていました。

今年は、そこらじゅうにあるカエデ類が燃えるような景色は見ることができませんでしたが、落ちた葉は鮮やかです。

きれいだなあと見入ってしまうのです。


今あるものを かいなに大事に抱えて
あったことどもが、すべて、今、なのだから。
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by fuko346 | 2011-11-30 12:30 | 山里便り | Comments(0)

つららちゃん

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最低気温が一度、とかになっている山里ですが、さすがにまだツララはできていません。
こちらは つらら という品種名の大根です。

15cmくらいが食べごろ、とか。
これ以上大きくなるとすが入ります。

家庭菜園やプランターで作ることを考えて、作られた品種なのでしょう。
種の袋に ツララとなっていたのでどんな大根ができるのかなあと思っていましたら、ほんとにつららみたいです。

これをさくさくと切って、牛蒡と豚肉を入れて、シンプル豚汁を作りましょうか。


お話は変わり、、、。
先日 某所で突然、「風子さん?」と知らない方に声をかけられました。
以前もそういうことはありましたが、そのときはきものでしたし、お化粧もしていたし、そう、驚くことはなかったのですが、今回は、ごく普通の地味なパンツスタイルで、お化粧も日焼け止めくらいで、さらにメガネもかけていましたから、驚いたのでした。
ブログには大きな顔写真は出していないし、きものだし、メガネもかけていない写真なので、普段はわからないだろう、と思っていたのでした。

「え、わかりますか」と思わず聞いてしまい「なんとなく雰囲気で」とのお答えでした。
ほう、雰囲気、、、。

お友達に、きものの時は、後ろ姿でもすぐわかる、とか、洋服のときは遠くから歩いてくるだけでわかる、とか言われたことがあって、なんじゃろな~と思っていたことは思っていたのですが、今回は驚いてしまいました。

自分では子供のときから地味で人目に立たない部類だと思ってきたのですが、もしかしてもしかすると違っていたのかしらん、、地味だけど雰囲気でわかるってことなのかなあと今更 はてな、と思い返す出来事でした。

それとこのブログ、日の訪問者は多くありません。
その中でから知り合いを除くと、そうたくさんのお会いしたことのない方が見てくださっているとは思いもせず、そちらに関しても驚いたのでした。

お声をかけてくださった方、ありがとうございました。
あれやこれや考えたことでした。
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by fuko346 | 2011-11-22 12:13 | 山里便り | Comments(0)

日だまりに咲く

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山里は冷えていて、最低気温5度あたりが続いています。

庭にはサザンカと、くしゃくしゃになった紅葉くらいの彩り、と思っていましたが、ふと地面にきれいな色を見つけました。
薄緑の苔の間から フデリンドウと思われる紫が目に飛び込んできたのです。
ああ、きれいね。
あれ、これの花期って春じゃなかったかしら。
晩秋に咲いていたかしら

この寒いのとあったかいのと、日替わりみたいな乱高下の気温、イチゴの花も咲いているし、蒲公英も咲いているから、一度寒くなってもう春だ、と思ってしまったのかしら。

うらうらと日だまりで日向ぼっこの風情です。

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ちょっと失礼して覗きこんでみました。
暖かいということは虫もいるということで、どうも誰かの痕跡が。
しっかり受粉したのかもしれません。

今日の冷え込み。
昼間、私のいる部屋は13度で、寒いというより痛いようなこの山里の冷え込みを思い出しました。

さあ、冬が来るなあ。
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by fuko346 | 2011-11-16 23:17 | 山里便り | Comments(0)