月下逍遥

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藍 あおあおと

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先日 東京で伺って とても 美しい 向鶴の 帯をいただいてきた 正藍染の 田中昭夫さんから お礼状が届きました。
え~~~ 一体 何人の人が 押しかけたのやら、なのに この美しいハガキを 一枚 一枚 染めたなんて。

しっかりとした風情のある 和紙に くっきりと 白抜きされた 菖蒲の姿。
いや~ん 素敵。
見ていると妄想がふくらむ。

裾のほうから だんだん上に行くに従って 薄くした藍染めのきもの。
この菖蒲を 膝から下あたりだけ ぽん ぽん と 乗せて行く。
ひ~ きれいだろうなあ。

こういうお仕事のできる職人さんが 今 日本にどれだけいるのでしょう。
陽の目をみている人は どれくらい いるのかしら。
この先 技術や思いが続いていくかしら。

そんなこと、私が思ってもしかたがないかしらん。
あの 帯を たくさん の人に 見ていただこう。
できるのは それくらいかしら。
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by fuko346 | 2015-06-08 21:39 | きもの | Comments(6)

日本の夏じたく

横浜の三渓園で この時期 作家さんや工房が 展示をしているのを だいぶ前から知ってはいたのですが、都合が合わずに行けずにいました。
お知らせ、を見ると 毎年とても魅力的だったのと、今回は目的があったので けっこう遠いのですが 行ってきました。
目的は 染色iwasakiさんの ショール、です。
お友達が羽織っているのを拝見して なんてきれいな布だろう、と お聞きしたところ iwasakiさんのもの、と。
ああ、そうだったのか。

知らずに 手に取る または近づいてしまう、ということが一度ならずあったのは、このiwasakiさんの作品と、信州上田の小岩井工房の もの、です。
色彩、に 惹かれるのだろうと思います。
iwasakiさんの紬はご縁があって 胴抜きを持っているので 着て行けたら良かったのですが、この暑さ。
五月は 暦上 袷なので いいわけですが、この暑さでは そりゃあもう無理です。
というわけもあって この日は洋服です。

まずは三渓園という場所の 広さと素晴らしさにびっくりしてしまいます。
個人のもの、というもの驚き。
生糸で材をなしたといって いったい どうれだけの財だったのか ため息もでませんが、それが いま ここに、この空間と建物を保存しているのだなあ、と感慨しきり。
美しい場所、です。
夏したく の展示も ゆったりしていて 気持ちの良いものでした。
目的のショールは数枚のうちから 気に入ったものを 選んで よしよし。
これ、と明確な目的があって こういう場所に行ったのは 初めてかもしれません。
iwasakiさんも 素敵な人たちでした。
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そよぐ 美しい糸の 色の連なり。

この日は 横浜のお友達に送迎していただき 横浜歩きも楽しみました。
夜にはこちらで 老舗の牛鍋を。
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おしゃべりも 堪能 堪能、であります。
お付き合いいただき ありがとうございました。
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by fuko346 | 2015-05-31 17:38 | 展覧会 | Comments(2)

正藍型染師 田中昭夫さんの布

こちらも お声をかけていただいていて 楽しみに 表参道へ向かいました。
きっちりとお仕事をなさってきた 田中さんが工房を閉めるにあたって たくさんの作品が発見され、それから、、、、の顛末は ブログで拝見しており 昨年 工房で頒布会があったのを 行きたいなあと 指をくわえておりましたが、今回は参加することができました。
ここへ至る道は とても長いので リンクを張らせていただきます。
丘の上から通信
このページに二つのリンクが張ってありますので ご興味のあるかたは 読んでみてください。
藍染師 田中さんと その職人の仕事と 田中さんを愛した人たちの想いと 時が 伝わります。 

ブログを拝見していたので その仕事を見たいと会場に向かったのですが、行ったとたん 着尺は? もう最後の一反が 売れてしまいました。
では 帯は? 帯のコーナーへとすぐさま移動。そしてつかんでしまう私。
展示最終日で もう作品は 残り少なくなっておりました。
見たら欲しくなってしまうし 残っていたらいいな 残っていなかったら あきらめがつくな、との この展示最終日だったのです。

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素敵なおじさま 田中さん。 あ、銀座で生まれ育ったというあの人に似てる。口調も似てるな。職人、という 流れ、があるのかもしれません。
田中さんはとってもいいお顔をしているのですが 作品をつまびらかにできないので 小さい写真。
というもの この帯、といったん決めて やっぱりと 最初に目があった こちらを 連れて帰ってきたからです。
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国産の木綿に きっちりと藍とベンガラで 染められた 向鶴。
鶴と目が合ってしまった。
この帯は 私の。最後まで 残っていてくれて うれしいこと。

着尺が残っていたら きっと 連れて帰っていたことでしょう。 ここまで魅力的な布、はそうそう ありません。
ご縁をありがとうございました。

このあと 新宿御苑の一部にような ラ ケヤキ で 行われていた ぬぬぬ・ぱなぱな にも さくり、と寄って銀座にまわって 竹葉亭でうなぎを食べて。
大満足の都会での 半日でありました。

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きもの 綿ちぢみ
帯    麻地 型絵染 ほおずき
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by fuko346 | 2015-05-30 12:24 | 展覧会 | Comments(6)

ミホのしだれ桜

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ミホミュージアムへ行ってきました。
今年はしだれ桜を見ようと 開花とお天気を伺って17日、となりました。
今回の特別展示は
・曽我蕭白「富士三保図屏風」と日本美術の愉悦」
・バーネット・ニューマンの<十字架の道行き
の 二本立て、です。

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満開 です。
小さな苗木だった桜たち、年ごとに大きくなって見事です。
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桜色が反射するトンネル。
これは そうそう考え付かない設計だと 見る度に思います。

久しぶりのお友達と3人で うらうら桜の下を歩き おしゃべりも楽しみました。
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お二人と別れた後 さらに奥にある 畑のしだれ桜 を見に行きました。
盛りは過ぎてしまっていましたが この木の迫力は十分に味わうことができました。
近いのに満開のときに なかなか来ることができません。
有名になってたくさん人が来るようになってから ちょっと足が遠のいてしまったのでした。

さて あとは裏の山桜と 野神さんの八重桜 ささやかなお花見を残すのみ。


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きもの 信州紬 小岩井工房
帯   塩瀬染め帯
先日見た 椿が見事だったので 椿の帯どめを使いました。
椿って お正月ごろから咲き始めて 今が盛りのものもあり、感覚的には遅いのだけど、まあいいかな、です。
桜 以外は 神経質にならないのは やはり さくら は特別な花 なのかもしれません。
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by fuko346 | 2015-04-17 10:26 | 今日のきもの 春 | Comments(6)

桜違い

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近江孤篷庵
京は大徳寺のものが有名ですが、こちらは小堀遠州の出身地にあります。
ひっそりと 美しい庭園が あります。
県内、行ってみたいと思いつつ なかなか行けない場所がたくさんありますが こちらもその一つ、でした。
今の時期は 椿が 咲いていました。

12日の日曜日、他所目には見ていたけど 満足できるまでのお花見はまだ、ということで 岐阜の薄墨桜、を見に行こうと出かけ 下道を言ったので 寄ってみたのでした。
混み合っているのは わかったこと、数年前に夕暮れに行って 空いていたので、その時間を目指し、途中、お気に入りの 久瀬温泉露天風呂 白龍の湯 でゆっくりいいお湯を楽しんで、道の駅のお蕎麦屋さんで 美味しいお蕎麦を食べて、さて、、、、、
え!! 4キロ前から大渋滞。
どうもライトアップを始めたようで、近づけません。
素敵な桜があったとしても 大混雑では 興も冷めます。これは 平日に行けるときに また参りましょう。
ということで 花見を変更。
奥琵琶湖の 海津大崎の桜、を見に 日没と競争で向かいました。
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琵琶湖畔に 続く 桜並木。
だんだん 暮れていき 桜が白く にじんでいきます。
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一部 散りかかってはいますが まだまだ 満開です。
湖の波打ち際には 散った桜が 何本もの 筋になって ゆらゆらと揺れています。
花筏、というには 少し 違う おおらかな 眺め です。

土日は一方通行になります。
こちらも大渋滞、ですが、5時に解除になると 反対方向から入れます。暗くなるまで十分に楽しめますのでおすすめ、です。
数年前には見かけなった お花見船の看板がたくさんあって 屋台も増えていて、静かだった湖北の桜も、かなり賑やかになっているようです。
静かな お花見場所を また 探さなくてはいけませんね。

桜違いでしたが、桜のトンネルの下を 走ることができて、また 道々の桜、も楽しめて 十分 お花見をした一日でした。

あとは MIHOのしだれ、 それから裏山の山桜の開花を待っているところ、です。
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by fuko346 | 2015-04-14 12:09 | 山と温泉と旅 | Comments(6)

桜が見たくて

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京は 鴨川のほとり。
長く 桜の並木が続きます。
北山から今出川あたりまで お散歩してみました。
シダレは咲き始め ソメイは 8分、というところでしょうか。
満開までには 時間があるようです。
近々と見ながら歩くと 桜って やっぱり 気が違ったみたいに咲くなあ、と。
ここまで びっしり びっしり 花がついて。

気持ちもほわほわ してしまいます。

サイト上に 桜が咲いた とあちこち見かけるのですが、山里では そんな気配はまだなくて、梅が満開。水仙も咲き始め。最低気温もつい先日まで氷点下。
天気も良さそう、桜が見たくて 京へ行きました。
山を下っていくと ちらほら 咲いていました。

もうひとつの目的は 身体のメンテナンス。
ご縁があって 年に数回 伺っている はすそら鍼灸院 さんへ。
こちらは 佳人の手、で 気持ちの良い時間を過ごすことができます。
身体もこころも 楽になるのでした。

さくら 毎年 見ても 圧倒的に美しい。
今年はどこの桜を あと どのくらい 見られるかしら。

県下では彦根が今日 開花宣言でした。
山里はいつでしょうか。
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by fuko346 | 2015-03-31 21:39 | おでかけ | Comments(0)

山崎あたり

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お茶のお稽古が早めに終わったので、志村ふくみさん の作品が展示されている 大山崎山荘へ、きれいなものが見たいなあ、と気持ちが動いて行ってきました。
天下分け目の天王山、です。
過日 ここらあたりで戦があって、、、、武者達がときの声をあげているような、そういうぼやけた映像が目の前にちらちら、するような不思議な感覚が湧いてきます。
史跡があちこちにあります。
ここは北国街道、なんですもの。
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美術館になっている山荘は 登山道の途中にあって。
アセビが もう咲いている。
うちのはまだ蕾だってあるかないか、冬枯れているのに。
そういえば梅ももう満開のものあって 暖かいのだなあ。
この山荘に訪れたのは三回目、かしら。
ほんとに素敵な佇まいと建物。

志村さんの作品は数が少なくて ちょっと期待外れ。 もうたくさん拝見しているからかしら。
それと 今回 初めて ガラスの中に入っている 布たちを見て なんだか冷え切っているみたい、悲しそう、と思ってしまいました。
着るもの ですもの。
血が通っていないわ。

今 空屋になっている両親の家に一月ぶりに 入ったときの あ、家が死んでる、と感じる あの感覚が蘇ってきます。
息をしていない。
一日 二日 過ごしていると少しずつ家が 息を吹き返すのを感じます。

布、ですが 地域の資料館のようなところにも 展示してあるものなど、古いのですが 今回みたいに、あ、死んでる、って感じたことはなく なんなんだろう、と気になります。
志村さんのもの、他の美術館で見たときも感じたことはありません。
商品、として置いてあったものをみたときもありません。(普通に売っていること、もあるのです)

ふと 今日見たのは 一度も誰も手を通したことのない きものたち だったのではないか、そのまま時間が過ぎてしまったのではないか、その布を 着るもの、として 用のものとして愛した人がいなかったのではないか、と考えてしまいました。
違うのだろうけど、そう感じてしまったものは いったいどこから 醸されていたのかなあ。

それに比べ 山荘は美術館としてたくさんの人を迎え 生き生きとしていました。
三度目ですが いつも 展示品、より この山荘そのものが 素敵 と感じてしまうのです。
こういうことって 他で感じたことないので なんだろうなあ、って首をかしげています。
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by fuko346 | 2015-02-27 01:15 | 展覧会 | Comments(2)

良いお年を

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神棚。
今年も無事に年送り。
明日から出かけるので 少し早い 大好きな行事。
きれい だと思うのです。

一年 見ていただいて お付き合いいただいて ありがとうございます。
来年も よろしくお願いいたします。

どうぞ 良い お年をお迎えくださいませ。
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by fuko346 | 2014-12-28 19:50 | 山里便り | Comments(2)

獅子と狛犬

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ご近所 MIHOミュージアム 「獅子と狛犬」神獣が来た遥かな道 を 会期ぎりぎりに 見てきました。
なお 明日でおしまい、です。

近くなので 最終入場時間4時少し前に 滑り込みます。
がらがら、、、
ゆ~ったりと しん、と静かな空間で 楽しむことができました。
たぶん 少し前まで 期日ぎりぎりの土曜日ということもあって、けっこう混み合っていたのではないでしょうか。
そんな たくさんの人の残して入った空気、のようなものを感じました。

神社の脇にいる 二頭の狛犬、そんなにじいいっと見たこともなく。
今回の展示、面白かったです。

ライオンー獅子ー狛犬 そうかあ、、、
そして 東の果てのこの国にくると もう それは 狛犬以外の何物でもなく、和風、になっています。
あと 東北の狛犬。
きゃ 独創的。
素敵。
ふと 土偶 縄文の女神 が頭の中に浮かんできて。
どこか通じるものがあるような。
風土 だけじゃなくて 人種が ちと ちがうのではないかしら。  北からこの列島にやってきた人たち。

最後に 土砂崩れのせいで 掘り出されて 発見された これも まあご近所の神社の、神像と、狛犬が展示してあったのですが、この神像が、、、印象的。
はっ と してしまいました。
獅子や狛犬は ふんふん、と見ていられたのに、この神像には 足がぴたと止まってしまい、ぎく、と。
古来からの 人々の うやまってきた 神、というのは 力強くて、想いがこもっているようで。
仏像、とは 違うものを感じます。

こういう神像はだれが作った、なんてわからないけど、底力、を感じるのでした。

ああ 面白かった。
次の展示は 三月から、 楽しみにしていましょう。





                  
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by fuko346 | 2014-12-13 22:36 | 展覧会 | Comments(0)

京都 ワインバー

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イタリアワイン専門ワインバー カヴァレッタ

ワイン繋がりの会 10周年記念の会が京都でありました。
そう飲めないのに、何でメンバーになっているかというと きもの繋がりなのでした。
まずは はこちらで。
SNSの繋がりなので お初におめにかかります、の方もたくさんいらして。

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京都ワインバー ミュゼ
移動するぞう、のかけ声で こちらに到着。
どちらの お店もメンバーが ワイン好きがこうじて 店主になっています。
なので 初めて伺ったのに すっかり なじんで 好き放題 楽しい時間。

何度か書いていますが このご縁は不思議で、お酒を飲むことも、上手に遊ぶことも 教えてもらいました。誰かについていくと 美味しいものと楽しいことが 待っているのです。
皆さん 酒豪で10年たって 飲む量が減ったなあとお話していましたが、私は はじめワイン一杯のんで倒れていたので、今が一番 強いのです。といっても3杯 ゆるゆるやっとかな、、、。
泡 白 赤 と 飲めるようになったので めでたい のであります。

ここちの良い 団体 というのが あるのです。
不思議な人たち です。
大きな会は 年に数回。あとは 少しずつのメンバーで集まって遊んでいます。
得難い ご縁 です。
あまりワイン会には出席できないけれど 端っこ に置いておいてくださいまし。


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大宴の前のお昼に 女四人で小宴。
9月に伺って気に入った ごだん宮ざわ を再訪しました。
十四代 ちと 飲んでます、ふぇふぇ。
顔を覚えてほしいお店なので 間をおかずに何回か来たいと思っていたのですが、二回目だということ解ってもらっていたようです。また 行っちゃお。うふうふ。

さて 飲むと帰れないので(飲酒運転) この日は京都にお泊まり。
翌日は 京都近代美術館の ホイッスラーー展を見て 北山へ移動。
はすそら 鍼灸院 へ行って 身体をいたわりました。こちらは佳人がその手 で身体のメンテナンスをしてくれます。不思議な手 なんです。ここしばらく 不調でありまして身体もがたがた これは限界であるぞよ、とこちらの不思議な手、を頼っていきました。
限界になる前に来てね、と 当たり前なんですが 定期的に来ようと思っていても、不調なときはここまで辿り着かない、のでした。
行けば ああ もっと早く来ればよかった、なのです。

という思い返せば 身体もこころも 贅沢 大満足の 京都二日、なのでした。
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by fuko346 | 2014-10-06 21:45 | 美味しい場所 | Comments(12)