月下逍遥

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更紗 (MIHOミュージアム)

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会期 ぎりぎり 今週までの展示です。

更紗を中心に、インドから起こった更紗文様 日本にきてどうなったか。
いかに珍重し 上手に使ったか。
そして この国の文様へと変化させていったか。

更紗好きにはたまらないない展示の数々でした。

面白かったのは、常の展示ですと 茶器 茶入れ、などは展示されていますが それを包む入れ物、包む布はあまり一緒に出ていることはありません。
お道具もさりながら 「包む」ことにかけてのこの国の人の情熱には驚かされます。

それから 東洋の文様を西洋画とり入れての変化、またその逆、というのも 似ていながら はっきりと違いが出ており、その感性の違いってあなどれないな、風土、というか伝わってきた遺伝子というか、違うのだなあ、と面白く。
いまだに 舶来もの」に目がくらむ 性質って 島国だからかな、それとも特有のものなのかな、とか。
異国情緒に惹かれるのは 共通かな、でも、ありがたがりかたが尋常じゃないな、とか。

こういう展示物は いつまでも見ていたいな、気分 悪くならないな、どうしてかな、とか。

感想でした。

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母の手持ちの金更紗の帯。
一度使ったのですが いかんせん古いので帯芯がくたっとしており、仕立て直そうと思いつつ押し入れの中に眠っていました。
早く きれいにして 使ってあげなくては。
とても好きな帯です。
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by fuko346 | 2014-06-04 11:54 | 展覧会 | Comments(2)

山の神仏

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久しぶりに はるばる天王寺の大阪市立美術館へ。
はいった途端 あの古い洋風建築特有のにおいがして 嬉しくなります。
この建物は美しいですね。

吉野 熊野 高野 の仏 神 曼荼羅 たくさん展示されていました。
美術史などからみると きっと勉強になる展示なんだろうな、と 思いつつ。
神 仏は 本来 あるべき場所に鎮まっておいでになるものを かすかに拝させていただく、のがいいのじゃないか、などと思っているので 申しわけないような気持ちになってしまいます。
その前で 軽く礼をとりつつ 拝見させていただいていくと いつにもまして 気に 負けてくるというか 自分の器が溢れてしまうというか めまいがしそうになって 後半三分の一くらいは すうっと過ぎさせていただきました。

感じたことは
いわゆる 古い木造の神像に惹かれます
本地垂迹が起こったこの国のこと 仏教のある位置
空海のみた大日如来って 女性性が強いのじゃないか もしや母の面影がはいってやしないか
聖徳太子ほか三尊像は怖かった 今でも怒っているみたい

造らせた人の 造った人の 拝んだ人々の その想い。
人は かくも 神も仏も目に見えるように必要とするものか。

昨日の今日で まだ目の前にたくさんの 像がぐるぐるしていますが、そういう機会を与えてもらったことがご縁なんでしょうね 吉野 熊野 高野は大好きな場所ですが、その神 仏を 間近で見ることはできませんもの。

展示一覧をいただいたので 本来のその場所へ行ってみたいなあとも 思うのでした。

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んなことには 関係なく しどけないほどにくつろぐ 天王寺公園のネコ二匹。
庭園に入って緑を浴びて その風を受けて ほおおっと生き返りました。

懲りずに行ってなんですが 大阪は遠かった。
よほどのことが無い限り やはり行けないなあ 今回は やっぱり呼ばれたのかなあ。
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by fuko346 | 2014-05-29 12:46 | 展覧会 | Comments(2)

エビイモとボウダラの炊いたん

こちらも 二月の お話です

とある 中京の美しい町家に住まいする方に 京都のイモ**(某老舗の、、、)って そう美味しいものではありませんよね、なんて お話をしたところ。
いえ そんなことはありません エビイモは美味しいものです、御馳走しましょ、という ありがたい展開となりました。

実は関西にきて ボウダラも そんなにやいやいいうもんとちゃうやん
あんなもん 長いことかかって戻して食べるのって 他に食べるものないからちゃう

なんて失礼なことを ちらっと思っていたりして。

それが あら~~~~ 美味しい。
薄味のやさしい味付け。
しみじみとお出汁が染みていて。

件のお店で持て余した大きいエビ芋も、こちらではあっという間に 食べてしまいました。

手間暇かけた ごちそう。
私はお料理屋さんのもの 売っているもの しか食べたことがなかったのです。
昔からの京都の町に続いてきた 滋味あるごちそうって そうか こんなに美味しいのか。

イモ** 美味しくないなんていって 申し訳ありません。
(これは個人の感想です)
食事で 美味しくてうれしい、というのはあるけれど ふくふくとやさしい気持ちになることは そうありません。
この時期 介護で苦しかった気持ちが ほおっと ほぐれた ひととき をいただきました。
ごちそうさま でした。

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by fuko346 | 2014-03-19 10:44 | 美味しい場所 | Comments(6)

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古井戸の


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竹やぶへ続く坂の 散り落ち葉



美しいなあ
こういうものを見ると 闇に沈みそうになったこころに またぽっと小さな光が灯る
だいじょうぶ

在るように
それだけで
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by fuko346 | 2013-11-22 13:52 | 山里便り | Comments(8)

かき氷は メインではなく

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岡崎 白川沿いに昨年できた 三味洪庵
こんぶ屋さんかと 思っていたら奥に素敵な空間があって 御食事やお茶、も楽しめるのでした。
いちご氷で ほっと落ちつく。
大鼓の会 申し合わせ(リハーサル)の帰り お仲間の皆さんと。

空間も 氷もいいのだけど 気持ちは どよおん、、、
上手くできませんでした。
あんなに練習したのに、能舞台に上がって 能楽師の皆さんに囲まれたら 頭に血が上り、ほとんど記憶がありません。詰まって 手がとまったことは覚えているのですが、なんでつまったのか はてな。
や~~~ あと二週間と少し どうなりますことか。

できなかったことではなく なんで練習しているのにできないのか、自分が いや~になってくるのでした。
その気分を払拭しなくては。

舞いあがってしまうのは おそらく 自分を信用できていないから なんだろうなあ。
ということは やっぱり練習が足りないのだろうなあ。
というより 練習の仕方が悪いのだろうなあ。

むむ、めげるな自分。


メインはこちらなのです。
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by fuko346 | 2013-09-12 11:40 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(2)

栗駒山の花

旅の思い出に 出会った花たち、の一部を載せておきましょう。
上手く撮れていなかったものもあり、一面に広がるお花畑も上手く撮れなかったことも残念ですが、それでもあのときの風をお思い出すよすがには十分かと、、、
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キンコウカ
この子はちょうど盛りだったので たくさん咲いていました。
群落になっている場所は ふわっと黄色のもやがかかっているよう。



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サワラン
雨で頭が下がってしまっていて見つけにくくなっていましたが、はっとする色が木道の脇にありました。
手でちょっと頭をもたげて撮影。
小指の先ほどの 美しさ。




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マイヅルソウ
小さいけど かわいい花。






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ゴゼンタチバナ
すきっとしているとこが いいです。



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ウラジロヨウラク
きれいな色 でしょ。
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ハクサンチドリ
実物はもっときれいな赤紫色。

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ミツガシワ
下のぽちっと桃色は イワカガミ。
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ハクサンシャクナゲ
高山植物としては 豪華 かつ 優雅。

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最後に 背景と共に  シロバナトウウチソウ

山の花が美しいのは、この山中の景色にあるから。
山の あの澄んだ 甘い香りのする 風の中に咲いているから。
頬をその風がなぜているのを 感じながら見ているから。

やあ 君も生きているね、と ただ歩くだけになっているの人間が 同じ生き物として 出会うから かしらん。
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by fuko346 | 2013-07-26 00:11 | 山と温泉と旅 | Comments(10)

インカ帝国展 「マチュピチュ発見100年」

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京都文化博物館で 23日まで

友人に招待券をいただいていて、元々興味があったこともあり、きものつながりのお友達とありがたく見に行ってきました。
実際に見る、というのはやはりまったく違うものだとの印象を、大きく感じました。
な~んとなくマチュピチュやインカの宝物や衣装や、はTVで見たり 本で読んだりしています。
でも この目でまじまじ見てみたら ぐ~んと 近しくなったような気がしました。
どことなくユーモラスな印象を受ける陶器や衣装のデザイン。でも精密 かつおおらかで美しい。
こういうものを作る人達とは お友達になれそう、という感じを持ったのは初めてかもしれません。

先日 TVでマチュピチュを取り上げていて 遺跡はどうも広範囲にたくさんあるようで、発掘中、とのこと。
今まで考えられている以上に インカとは大きく豊かな国だったのではないでしょうか。

しかし スペイン人が行ってむちゃくちゃしてしまったのは、これはもう歴史といってしまえばそれまでですが 残念です。

期待していなかったのですが、ミイラが何体が展示してあって、見た途端、以前読んだ インカの飛脚を主人公にした小説を 突然 思いだしました。

深い興味を覚える文化と人たち、そして今いる末裔たちのこと たくさん知りたいなあと思ったことでした。

この日の続きはまた別項で。
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by fuko346 | 2013-06-19 22:12 | 展覧会 | Comments(0)

ささゆり 

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あなたはほんとうに 美しい
藪の中に すっくりと一本 立ち上がる その姿も

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花の色も風情も香も
こびるところのない 清さ



毎年 春になると あなたが今年も来てくれるだろうかと 昨年 立っていたあたりを探すけど 藪にまぎれて そうそうは見つからず、はっと 気づくと小さな蕾を付けている。
それから 毎日 毎日 待ち焦がれて やっと会えました

毎年 同じ株が咲くわけでもなく
あなたにはあなたの理由があるのでしょうが、会えるまでは 不安です



会えて うれしい ことです
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by fuko346 | 2013-06-15 12:24 | 山里便り | Comments(8)

京舞 井上流

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澪の会」- みをのかい - 京舞と座談会 No.120
公益財団法人:片山家能楽・京舞保存財団
常磐津「山 姥」井上八千代
   地唱 「山姥」井上安寿子
上方唄「蛍 狩」井上八千代

新門前のお稽古場で、京舞を拝見しました。

数年前から このポスターをみかけては行ってみたいと思っていましたが、やっと実現。
堪能!!

能では 山姥 が好きなので、それがこうなるの!? という新鮮な驚きもありましたが、近々と拝見する舞いは、美しくも力強くもあり、引き込まれました。
この催し とても贅沢ですし、こういう公開の仕方をする、井上さんとこも、すごいと、感激してしまいました。

芸 というものをひしひしと感じたことでした。


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きもの 東郷織物 綿薩摩と大島の糸で織ったもの 単衣
帯   麻 藍 八寸名古屋

あえて 少々おきゃんにしてみました。
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by fuko346 | 2013-06-07 23:34 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(8)

大山崎山荘美術館 の 睡蓮

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JR山崎駅から急坂を登ったところにある大山崎山荘に、花のモチーフの作品を集めた展示を見に行ってきました。
この日はお茶のお稽古で京都に出ているので、お友達からのお誘いに喜んで同行。お稽古は早めに切り上げて、今にも雨が降りそうな山荘へ。

ここは三度目なんですが季節が違うと 印象はかなり違います。
今は緑が濃くなりつつあるときで 駅からすぐ、の場所なのに森に埋もれているような。

作品はむろんとても素敵で いいなあと眺めたのですが、それよりも この山荘そのものが作品で、素晴らしい。
お庭も素晴らしい。

一昔前の財産家はいいものを残してくれたなあ、とここでも思うのでした。
眺めのいいテラスで お茶をしているとさわやかな風が吹き抜けていい気持ち。
ここ 住んでみたいな、なんて つい思ってしまいます。

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モネの睡蓮、も所有していて 警備員さんがじっと見つめてはいるけれど、近々と拝見できるのもうれしい。
そして 池には、、、まさに 絵から抜け出て来たような水連。

豪華絢爛(作るのも、集めるのも豪勢なことだけど)ではなく、暖かく自然で素朴さも演出された山荘と収集品にしばし囲まれて、ゆるやかで落ちついた時間を楽しみました。


それで、
うちも土地の形状と植生は ほぼ同じなんだけど、、、手が行き届いていると 茂り放題の違いをまざまざと感じて 我が家を眺める。
ため息。
鹿、アザミ 食べちゃったなあ、、、。
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by fuko346 | 2013-05-30 15:27 | 展覧会 | Comments(0)