月下逍遥

fuko346.exblog.jp
ブログトップ

タグ:美しいもの ( 67 ) タグの人気記事

ささゆり 

a0236300_1214472.jpg


あなたはほんとうに 美しい
藪の中に すっくりと一本 立ち上がる その姿も

a0236300_1215304.jpg


花の色も風情も香も
こびるところのない 清さ



毎年 春になると あなたが今年も来てくれるだろうかと 昨年 立っていたあたりを探すけど 藪にまぎれて そうそうは見つからず、はっと 気づくと小さな蕾を付けている。
それから 毎日 毎日 待ち焦がれて やっと会えました

毎年 同じ株が咲くわけでもなく
あなたにはあなたの理由があるのでしょうが、会えるまでは 不安です



会えて うれしい ことです
[PR]
by fuko346 | 2013-06-15 12:24 | 山里便り | Comments(8)

京舞 井上流

a0236300_2316165.jpg

澪の会」- みをのかい - 京舞と座談会 No.120
公益財団法人:片山家能楽・京舞保存財団
常磐津「山 姥」井上八千代
   地唱 「山姥」井上安寿子
上方唄「蛍 狩」井上八千代

新門前のお稽古場で、京舞を拝見しました。

数年前から このポスターをみかけては行ってみたいと思っていましたが、やっと実現。
堪能!!

能では 山姥 が好きなので、それがこうなるの!? という新鮮な驚きもありましたが、近々と拝見する舞いは、美しくも力強くもあり、引き込まれました。
この催し とても贅沢ですし、こういう公開の仕方をする、井上さんとこも、すごいと、感激してしまいました。

芸 というものをひしひしと感じたことでした。


a0236300_2327366.jpg

きもの 東郷織物 綿薩摩と大島の糸で織ったもの 単衣
帯   麻 藍 八寸名古屋

あえて 少々おきゃんにしてみました。
[PR]
by fuko346 | 2013-06-07 23:34 | 和遊び(ほぼお能・大鼓・能管) | Comments(8)

大山崎山荘美術館 の 睡蓮

a0236300_1524136.jpg


JR山崎駅から急坂を登ったところにある大山崎山荘に、花のモチーフの作品を集めた展示を見に行ってきました。
この日はお茶のお稽古で京都に出ているので、お友達からのお誘いに喜んで同行。お稽古は早めに切り上げて、今にも雨が降りそうな山荘へ。

ここは三度目なんですが季節が違うと 印象はかなり違います。
今は緑が濃くなりつつあるときで 駅からすぐ、の場所なのに森に埋もれているような。

作品はむろんとても素敵で いいなあと眺めたのですが、それよりも この山荘そのものが作品で、素晴らしい。
お庭も素晴らしい。

一昔前の財産家はいいものを残してくれたなあ、とここでも思うのでした。
眺めのいいテラスで お茶をしているとさわやかな風が吹き抜けていい気持ち。
ここ 住んでみたいな、なんて つい思ってしまいます。

a0236300_15162730.jpg

モネの睡蓮、も所有していて 警備員さんがじっと見つめてはいるけれど、近々と拝見できるのもうれしい。
そして 池には、、、まさに 絵から抜け出て来たような水連。

豪華絢爛(作るのも、集めるのも豪勢なことだけど)ではなく、暖かく自然で素朴さも演出された山荘と収集品にしばし囲まれて、ゆるやかで落ちついた時間を楽しみました。


それで、
うちも土地の形状と植生は ほぼ同じなんだけど、、、手が行き届いていると 茂り放題の違いをまざまざと感じて 我が家を眺める。
ため息。
鹿、アザミ 食べちゃったなあ、、、。
[PR]
by fuko346 | 2013-05-30 15:27 | 展覧会 | Comments(0)

お能って 何だろう

a0236300_1054661.jpg

~室町の花~「観世宗家展」 相国寺承天美術館  へ

早くにチケットをいただいていたのに、なんやかんやで最終日になってしまいました。

面(オモテ)も装束もそれは素晴らしい、よくぞこれを継承してきたものよ、と嘆息します。
が、背中がぞくぞくしたのは、世阿弥の直筆

そういう人がいたことは まあ 頭の中でわかってはいても、目の前のその筆の跡をみれば、ぐんと現実味を帯びて その人が迫ってきます。
能本(台本のようなもの)もあって興味深く これが あの お能にどうなったらなるのか。
ここから現代の謡本に どうなってなったのか。

いわば 展示品は モノ、であるわけで、しんと 静まり返ってこちらを見ています。
が、これらがひとたび 能舞台で演じれれば 命を持ってこちらに迫ってくる。
お能の場合 その静けさと激しさの落差がとても大きいように感じてしまいます。

室町時代のものを見て、その時代はいったい どういうものだったのだろう。
世阿弥は どんな声で謡い 舞ったのだろう。
ふわ~っとこころに浮かび上がってくるものは 今よりもっと おおどかで 神さびたものだったのではないかしらん、、、、とか。

長い年月 継承され 守られ 喜ばれ、いったい お能ってなんだろう、、、
頭 また ぐるぐる、、、


ぐるぐるしながら 体力補強のため、歩いて京都駅に帰ることにします。
知らない道をきょろきょろしながら 面白そうなとこに寄り道して、京都は楽しい。
暑くてお腹も空いたのでひとやすみしに あ、あそこに行こう。
a0236300_1112639.jpg

何度も前を通って 一度食べて見たかったお蕎麦やさん。
花もも 中京区丸太町麩屋町西入ル昆布屋町398

はあ 美味しいお蕎麦 久しぶりにいただいて満足です。
道路の向こうは御所の緑 いいお店です。

てくてく 気ままに南へ下がって 京都タワーが見えてきたらその方角へ。
a0236300_11183559.jpg

夕日に照らされた瓦が、、、ここまで本願寺って言わなくても。 とか。

なんだかんだで 5時間くらい彷徨っておりました。





 
[PR]
by fuko346 | 2013-05-27 11:21 | 展覧会 | Comments(4)

単紬で美術館 (ミホ ミュージアム)

a0236300_1456580.jpg

ご近所さんへ

古代ガラス-色彩の饗宴 を見に ぷらぷらと出かけてきました。
古いガラス 大好きなのですが、もう 途中でお腹が一杯になるくらい素晴らしい品が、たくさん展示されています。
美しい。
何千年も前に こんな完成された美しいものを作って それから人間ってなにしていたのかなあ。
この品やちは いったいどんな人が使っていたのかなあ。
美しいものを求めるニンゲンの 欲望ってすごいなあ。

長い時間をくぐってきたから 美しいのかなあ。
何か が加味されているのかなあ。

6月9日までです。
一見の価値あり。

a0236300_1524641.jpg

晴れ渡っています。
楽しい形の雲が 流れていました。

車で15分くらいの場所なのですが、ここへ来ると 展示品を見たことと この場所とで、どこかもっと遠くへ長いこと 旅をしたような気持ちになるのでした。


a0236300_1562660.jpg

伊那紬 単衣 蓬染め 無地
帯   藤 刺繍

真綿なのにぱりっとしているこの伊那紬 単衣に仕立てたので 今を逃すと秋まで着ることができません。それにこの色が なんとも 今、なんです。
藤帯は 年に一度は箪笥から出してあげたくて、ここ山里では 盛りは過ぎましたがまだ咲いているので むりくり使います。
桜 だったら絶対に使わないけど、それ以外はけっこうアバウトです。

下を盛夏仕様にしたので 暑くはありませんでした。
ほこほこ紬は いくら単衣にしても 暑苦しく見えてしまうけど この子はさっぱりさん、です。


a0236300_10282371.jpg

美しい縫い。
手仕事の技を愛でて 大事にしています。

a0236300_1513030.jpg

庭のラベンダーが あまりにきれいだったので。
きれいなものって 見て欲しくなりますね、自分だけ 見るより 見て欲しくなりますね。
[PR]
by fuko346 | 2013-05-22 15:14 | 展覧会 | Comments(6)

しむらの色

「細見美術館特別展
志村ふくみ・志村洋子 作品展 しむらの色 KYOTO」


を見に行きまいた。
志村さんのきものはたくさん見ていますが、「しむらの色」とは ほんとにそのまま。
その糸の色の美しさにいつ見ても 植物からこの色が現れるのが魔法のように思えます。

今回一番 こころに残ったのは ふくみさんのお母様が織ったきもの。
著作などで読んではいましたが、ああこの母が、始まりなのだなあ、と。
とても魅力的な布、でした。

5月6日まで
連休中には展示即売もあるようです。


ところで
前の夜は大鼓のお稽古。
そのあと、社中4人で女子会をしました。
場所は前回も紹介した スペイン料理 エル ファゴン
おいしい料理と美味しいワイン。
楽しいお話。
お能に関しての知識がたくさんある方々なので ほうほうと聞くばかりで感心しきり。

深夜の御池通りは森閑としていて、別の町のよう。
そこを酔った頬をなぜる風を感じながら歩くも楽し。

知り合う前、某所に4人ともがいたことも判明して、ご縁を感じたり。
これからもどうぞよろしくお願いいたします。


明日もお能で京都は金剛能楽堂なんですなあ、、、。
京都に一部屋 欲しいなあ。
[PR]
by fuko346 | 2013-04-26 21:52 | 展覧会 | Comments(2)

特別展覧会 狩野山楽 山雪

昨日29日 京都国立博物館へ

a0236300_1123771.jpg

庭に設えられた立礼のお茶席にて、鍵善良房さんの満開と名付けられたほのかに桜が香る美味しい薯蕷饅頭にて一服いただき、、
といってもお茶会にいったわけではなく

a0236300_11271327.jpg

こちらの内覧会にお誘いいただきました。

内覧会ってどんなのかなあと興味ありつつも、美術館関係者ではないので、機会がありませんでしたが、今回 お誘いをいただいて喜んでご一緒しました。
開会式、があってテープカットがあって、なるほどどの展覧会でもこういう催しが行われていたのね、初めての経験。
想像ではお客さんは少なくがらがらの会場でゆっくりできるのか、と思っていましたが、招待客も多いようで、たくさんの入場者でした。
それでも見たいものをしっかりと見ることができました。

美術には詳しくないので、ただ自分がいいなあ きれいだなあ と感じながら見て回った中では、小さいお軸の猿と梟の絵。
大きいものでは あっさりとした松原と富士の絵、が気に入りました。

全体を見た感じでは 絵師としての仕事として注文された大寺院の襖絵や、巨大な屏風、などには技術を駆使して注文主の満足を得るように緻密で迫力のあるものを描いているけれど、ほんとは なんともいえないおかしみと暖かさのある あのサルの絵のようなものが好きだったのかなあ、、、、などと思いました。
白場の多い富士の絵も 茫洋としていてびっしり書き込まれたものより 多くを語っているような気がして。

これまでそう多くは無いけどあれこれ見てきて 職業絵師、という言葉が浮かんだのは初めてでした。
なぜかしら、、、。

とまれ、行ってみたかった 内覧会 に行けてうれしいことです。
また機会があればうれしいなあ。

それと私は美術関係者でもないのに、会場で知り合いに二人も会ったのにはびっくりしました。

会期は 今日から5月12日まで



余談
このところのお出かけはきものではありません。
東京から帰って どうも体調悪く、予定もいくつかキャンセルせざるをえなく、残念無念。
なんとか出かけられても きものでばったり倒れていたら困りもの、と思い動きやすいパンツスタイル。
丈夫な身体が欲しいですう~~~~。
[PR]
by fuko346 | 2013-03-30 11:48 | 展覧会 | Comments(4)

京都秦家の夜

a0236300_18491456.jpg

たおやかな佇まいのお座敷で 能管を奏でさせていただきました。
(ちょっとだけ、、、実力不足ゆえ、、、)

昨日の京都は午後からどしゃぶりの雨になりました。
しっかりと雨支度をして、だいぶ前からのお約束で出かけてきました。
東京と神戸からのお友達と久しぶりに集まって。
まずは工芸作家さんたちの美しい布の展示をゆっくり拝見させていただき、いいなあと思ったものはそれは一つ 二つは必ずあるのですが、いいなあ、とそれだけで満足してしまいました。
きもの関係にしか残っていなかった物欲も どうも減少しつつあるようです。
はて、どういうことでしょうか。

あまりの大雨に動く気持ちが萎えて、だいぶ長いことお茶をしながらおしゃべりして、それもゆっくりできていい時間、京の雨模様を眺めて時を過ごすのもいいものだなあ、と思ったことです。

夜は 太子町にある 京町屋 秦家へ。
丁寧に家屋の見学もさせていただいて、美味しい御食事をこれもゆっくりといただきました。
a0236300_13553897.jpg


季節を感じさせる手間のかかったお料理の数々を楽しませていただきました。
この家の住人そのものの、おもてなし。

こちらに伺うと がらっぱちの人間は かくん、と頭が下がってしまうのです。
その土地に足のついた丁寧な美しい暮らし。
ちょっとだけでも見習いたい、とは思いつつ、、、だめ、だなあ。
あのおうちを守るのは、なかなかできることではないなあ、とまた 頭が下がるのでした。

それはさておき お腹一杯 ごちそうさま、でした。

秦家のサイトはこちらです

この日の趣向は普段あまり着ないよそいきを着て、だったのですが 風雨の予想に負けてしまい、いつもの紬に、帯まわりだけ 弥生の色を。
a0236300_146712.jpg

きもの 士乎路紬 袷
帯   首里ろーとん 八寸
帯どめ 陶器
[PR]
by fuko346 | 2013-03-02 14:09 | 美味しい場所 | Comments(4)

菊の御紋

a0236300_1253457.jpg


 前に皇居におさめる お米と粟の栽培とお田植祭のことを書きましたが、地区の代表が東京まで持っていって、そのおみやげに このお菓子をいただきました。
皇居におみやげ売っているのですね。売店 あるのですね、知りませんでした。

菊の御紋が入っているだけ、なのに、なんとはなしにありがたく 感じてしまうのは、なぜでしょう。

ふと気が向いて調べてみたら 宮内庁のサイトにあれやこれや書いてあって、東京の皇居も見学できることを知りました。
京都御所やら、桂離宮やら そういうとこは見学、という意識はあったのですが、そうか 皇居もできるのか、一度 行ってみたいなあ。


こちら銀座 風月堂さんのもの、ごくふつうに美味しいです。

サブレ 皇居、とくれば 風月堂だろうと思ったら ほんとにそうだったので、ちょっと驚きます。定番 なのですね。
[PR]
by fuko346 | 2012-12-10 13:06 | おもいつれづれ | Comments(0)

初冬の帯どめ

以前 心理学を共に学んだ仲間と、またご縁が繋がり「美味しい魚、食べにいこ!」と連れていってもらいました。
で、今日のきものは 気楽なお店仕様。
頭に浮かんだのはこの帯どめ、まさに今のうちの景色なんです。
お若い方の作品、と聞きました。

a0236300_2211275.jpg
きものの取り合わせを考えるときは、まず季節、と場所。それから 中心になるものを一つ 決めます。今日はこの帯どめです。

a0236300_22151319.jpg
半襟も遊んで









a0236300_22155578.jpg
きもの ぜんまい紬 袷
帯   インドネシアバティック木綿

足袋も色柄で、ごま竹の下駄。


















お店は京都駅近くの きさいち
a0236300_22194130.jpg ふぐは一匹の注文

a0236300_22203444.jpg
うには 一箱
その他 ど~~~ん。女性でしたら最低3人はいませんと、あれこれ食べられません。できれば4人 いたほうが違うものをたくさん 食べられそう。
アジも鯖のきずしも 美味しかった。
美味しいお魚、だけ 食べた、のは初めてです。
だって もうお腹に入らないのですもの。

一人でいきなりは 行きにくいお店、連れていってくださって ありがとう。
[PR]
by fuko346 | 2012-11-20 22:30 | 今日のきもの 秋 | Comments(0)