少々 具合悪く(まあ いつものやつで波があるのです)、お休みが入って、久しぶりの大鼓のお稽でした。
秋くらいから、続けてお稽古に行けるようになり、初めて見たときに はあ?! となったこの譜も少しわかるようになり、間、も取れるようになり、楽しくなってきたところに課題。
暗譜、です。
前回も書きましたが、覚えられない~~~~。
それでも 自分なりに手が痛くなるほど練習して、覚えたぞ、と意気込んでお稽古にのぞみましたら、ぼろぼろでした。
う~~~~む、、、、くやしい、、、自分の ばか!
先生の前に座ったら、もう どきどき。
よお~~~の掛け声のはずが ひょぉ。。。。。と情けなく小さな上ずった声。
覚えたはずの手も、途中で真っ白に。
ありゃりゃ。
い~~~~っとなる私に、
先生いわく
「家でできても、ここへきたらその50%、お舞台に上がったら、さらに50%。だから練習たくさんしないと」
ハイ。
しゅんとする私に
「もっと楽に おあそびなんですから」
ハイ。
そこで あ、と気づく。
また やってる私。
がちがちに固くて、余裕がない、ぎゅうと肩に力を入れる。
そうそう 楽しまくちゃ。
楽に生きたいって思っていたのに、いつのまにか 元のもくあみ、じいっと暗い穴の底を覗いてしまう。
それもあり、ではあるけれど、楽しまなくちゃ この いのち。
せんせ、ありがとうございます。
ここしばらくの重い気持ちが ふ、と軽くなりました。
ちゃんと 助けられているな、私。