先日、勝手口を開けると
狸が逃げて行った。
今日、こつ こつ となにやら工事中のような音がするので、網戸越しに勝手口あたりを覗いてみると、古い柿の木に
キツツキが食事中だった。
アオゲラ です。
そおっと窓を
開けて 撮ってみました。

気配、というものがやはり出るらしく、後ろを振り返ったりして いぶかしげな様子をくりかえしていましたが、この後、きょ きょ と鳴いて飛んで行ってしまいました。
小刻みなドラミングの音は聞いているので、
アカゲラは いるのだろうな、とは思っていたけど、こんな子までいたとは。
この子は大きく 小鳩くらいあります。
山里 おそるべし。
まあ ここは一番 山際にある家だし、ほとんど私一人だけだし、野生動物にはもう山の範疇に入ってしまっているのかもしれません。
木も草もとても手に負えなくて 茂りに茂っているしなあ。
この写真 勝手口を開けて 二歩、の場所なんです。
このあたりでは、勝手口のことを
セド といいます。
背戸、でしょうか
お~せど~に 木の実の~ 落~ちる~夜は~ っていう歌 ありますね。
そのセド、は勝手口のことだと ここに来て知りました。
まさに 夏になると まだあおい柿の実が 落ちる音を聞きます。
歌のとおり ふるさと そのものの ありよう。
しかし 私のふるさとは 東京 なんだなあ。
月末あたり 少々長めに帰ります。