久しぶりに きもので 京都。
京都駅でお友達と待ち合わせてタクシーで行きました。
ザ ソウドウ 東山 京都
高台寺のすぐ近く、
日本画家竹内栖鳳のお屋敷を 改装したイタリアンです。
以前 前を通ったときには 結婚式場なのね、と思っていたら レストランもあったのでした。
着物で行くと ウエルカムドリンクのサービスがある、という うれしい驚きでした。
窓際の席、お庭から柔らかく差し込む陽の光が シャンパングラスを通って 虹ができて、うっとりきれい。
ここしばらく 不具合だったので なおさらうれしく 感じました。
建物そのものと サービスを楽しむ 美しい場所です、ゆっくりと お話もできました。

お庭がきれいだったので しばし散策しました。
京都へ観光でいらした方をお連れしたら きっと喜ばれると思います。
その後 八坂さんまでお散歩。
紅葉の盛りのころは すごい人だったでしょうが 今は 静かで 名残の赤を 楽しむことができました。
あとは四条通りをお店を覗きながら お買いものなどして、お友達と別れ、これまた久しぶりの
大鼓のお稽古へ。
お稽古は夕方からなので、京都へ出る時間を有効に使おうと以前から思っているので、ですが なかなか稽古場へ行くだけで精一杯なことが多いのですが、これからは もうちょっと なんとかしたい、きもので行く、のも増やしたいのでした。
東京行き、風邪引き 引きこもりで 一月休んでしまいましたが、穏やかに受け入れてくださる師匠に深く、感謝です。
やはり お休みしてしまうと 大鼓を持つ手の感覚や 掛け声など、ありゃ 変、、、、と感じることがあって、お稽古、きとんと行かなくては、なのですが、無理すると続かないから、ぼちぼちと。

きもの 牛首紬
帯 日本茜染め (田中ゆきひとさん作)
この茜の帯は 元気をいただけるので今日はこの子を 箪笥から出してあげたかったのでした。
色の変化が楽しみだったのですが、去年 びっくりするほど落ちついた色は 今年は そう驚くほどは変わっておらず、でも、奥から色が輝いてきたような そんな気がしました。
帯の色を損ねたくなかったので 帯締めを溶け込ませてみました。