浜大津港
湖上遊覧船が港に戻ってきています。
この景色 はろばろと広く いつ見ても 美しくて気持ちの良いものです。
琵琶湖はいにしえから 鳰(にほ・にお)の海、淡海などと 呼ばれてきましたが、そう 海、に見える大きさです。
この景色 好きです。
我が山里からは 車で小一時間ほどかかりますが、車は浜大津の駐車場において、この景色を見ながらとことこと
琵琶湖ホテルへ。
久々のお友達と ランチ。
手前の大きなとっくりは 器で 大酒を飲んでいるわけではありません。
とっくり蒸し ですって。
ゆっくりお話できたのは ほんとに久しぶりだったので うれしかったのですが 話題の中心は お年頃とて、介護のこと。
哀しい気持ちを共有できるのは 得難いです。
お給仕の女性も 同じようなお年頃 なんだか三人で励まし合ったような具合になりました。
いのち とは なんだろう 人とは なんだろう わたし とは なんだろう 生きているとは なんだろう、そんなことを子供のときから考えていた人間に いろんなことを見せてもらっているな、と この頃 そうか、私が望んだことなんだろうなあ、と あまり人の体験しないことを たんと味あわせてもらっているのは そういうことなのかなあ、と考えられるようになってきました。
そのあとは 私がどこまで できるか、どこまで見るか、なんだろうなあ、と。
しかし つらいなあ けっこう あれもこれも一応越えて来たけど つらいなあ。
ふふ この先になにが あるのかなあ。