もう だいぶ前に「当たった!」というお話を書いた ホテル御招待、行ってきました。
御誕生日に合わせようと ずっと待っていたのです。
お伊勢さん 鳥羽 あたりまではけっこう行くのですが 志摩まで行ったのは久しぶりです。英虞湾 美しいですね。横山展望台からの眺め、です。
ホテルのオリジナルだそうです、いい香りが気に入りました。
五階の部屋からの眺め、です。
ここは 昔日の残照に今少し照らされて、その残り香を楽しめる場所でした。 むろん、黒鮑のステーキもいただきました。
旧館は見学できるようになっており いい雰囲気。 いわゆる他のクラシックホテルに共通の和洋折衷、その中に日本の美しさが込められていて、居心地良さそうです。今、こういうものは作れないのでしょうね。
非日常の静かな落ちついた時間を 楽しませていただきました。
やはり温泉無しは悲しいので提携ホテルへ送迎してもらいました。
賢島宝生苑 温泉はかけ流しではないけど 半露天からは景色が良く、海からの風が心地よく、ゆったりした気分になりました。
今回は観光というほどの予定は立てず、行きにはいつもパスされてしまう 猿田彦神社にお参りしただけ。
二日目には 家人の希望で
シーカヤックの体験に行きました。
志摩自然学校 で一時間半の体験。
これが とっても楽しくて 面白くて。
シーカヤックって あんなに簡単に漕げるものとは思っていませんでした。一時間半のうち 30分くらいは説明と練習なのかしらん、と思っていたのですが、説明も乗り方の説明もごく簡単で、さ、出発します、と浜辺から向かいの島へと 漕ぎだします。
え、いいのか だいじょぶなのか、とかすかに不安になりながら言われたように漕いでいくと、すいすいすいと、波の無い水面を滑っていくのでありました。
そして波の無い 英虞湾の内海の その静けさ。あの静けさも初体験のものでした。
ふと 雪の降る日の静けさを思いだしたけど、それともまた少し違います。ぽん、と突き抜けたような静けさ。
覗きこむ浅瀬の海の面白さ。 上陸した無人島や 沖なのに浅瀬で歩ける場所や、牡蠣やクラゲや、あれやこれやの生き物 植物。丁寧な担当者の説明 案内。
まったく安全な場所で ちょっとの体験でしたが、まるで海の一部になってしまうようなカヤックの魅力が分かったような気がしました。
なんでもやってみるものですね。
その後、びしょびしょになってしまったので近くのホテルの温泉へ。
下手なので返すパドルのしずくが 足にかかってしまうのです。
アクアヴィラ伊勢志摩 こちらも広々とした気持ちのいい温泉でした。とても塩辛い、今まで入った中で一 二、を争う塩加減。
梅雨時だからか、全般に人が少なくて、二日 ゆ~ったり。
ぱたぱた、というカヤックに当たるかすかな波の音のような 時間 でした。
カヤックに乗っている写真は送ってくださるそうなのでいただいて お目にかけられるようなものでしたらアップしてみます。