この時期の土日 あまり京へは近づかないのですが、時間が合うのが昨日だけだったので、
ぎをん齋藤さんの展示へ行ってきました。

雨の予報でしたがそこそこのお天気になって、今が盛り 散り始めた桜を求めて すごいことになっておりましたが、かき分け かき分け 新門前あたり。
ゆっくりと美しい布を見せていただきました。
今回で三回目、でしょうか。 京の老舗の底力、を惜しげもなく 拝見できます、この時期は 誰でも見せていただけるので、ご連絡の上、いらしてみてはいかがでしょう。
きもの 見てさわって きちんと説明できる方から 話を聞くのが一番のお勉強かと 思います。
と その前に 南座前で待ち合わせて、お昼を
祇園なか原 さん
いいお店、でした。
美味しいのはもちろんですが、御主人の人柄、なのか 居心地がたいへんよろしいのです。
これは 顔を覚えてもらうまで 何回か伺いたいな、と思ってしまったのです。
下の写真は デザート 花豆、乗ってて 楽しいでしょ。
さて 桜に月食ですが

きもの 牛首紬
帯 織り しゃれ袋(このしゃれ袋って けっこう難題) 木屋太
帯どめ 月に雲
天文好きのお友達とご一緒だったので、思いついた取り合わせ。
本物の月食は雨で見えませんでしたが、桜色のきものに 闇の帯、月 です。
あはは 自己満足も極まれり。
このきものも そろそろ着おさめか、と感じるので、単衣のコートに仕立てかえようかな、と考えております。