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月下逍遥

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山古志村 牛の角突き (巻機山小屋 2016)

今年の連休も 新潟六日町 巻機山麓にある 山小屋へと 三日に出かけました。
かの地は、雪が少ない、というより ほぼありませんで 例年の景色と違って 少々違和感がありました。
三日は山小屋泊。この日は嵐のような大風で、木々は大揺れ そのたびに屋根にぼとぼと何か木の実なのか枝なのか落ちてきて 眠れず。
それでもストーブで薪を燃やし なににも煩わされない 静かな時間を楽しみました。
山古志村 牛の角突き (巻機山小屋 2016)_a0236300_126722.jpg

ここへ来たらやはり へぎそば
これは四人前ですが 多かった、、(三人でしたが 一名が一杯食べるぞというもので注文してしまったのです)
と言いつつ 美味しく完食。
ここに張ってあった ポスターを見て、急遽、山古志村へと行ってみました。
山古志村 牛の角突き (巻機山小屋 2016)_a0236300_1292028.jpg

立派な闘牛場です。
大賑わい、でした。
山古志村 牛の角突き (巻機山小屋 2016)_a0236300_12103411.jpg

これも 立派な 和牛の雄牛。
闘牛って 危ないのじゃないなんて イメージしていきましたが この牛も 目の前で子供たちと記念写真を撮っており、他の繋がれている牛たちも 大きいけれども のんびりしています。
闘うのかな。
山古志村 牛の角突き (巻機山小屋 2016)_a0236300_1213584.jpg

はい これまた 立派に闘います。
迫力あります。
が、闘牛というイメージではなく 牛さんのお相撲、です。
牛の角突き 村祭り、であります。
牛が興奮し過ぎて 本気になって傷を負いそうになると 足に綱をかけて引き離します。
そりゃあそうです、今は違うけれど 昔は大事な農耕の仕事仲間、傷つけてはいけません。
山深い 豪雪地帯 ここでの この催しが どんなに村人たちに大事にされてきたか 分かるような気がしました。
その催しを よそ者が 見せてもらっている、お邪魔してる、そう感じました。
10年前の中越地震から 立ち直るのに この催しと牛が 大きな力になったことを 想像できます。
暮らすのは大変でしょうが、この村は絵のように 美しかったです。
山古志村のサイトはこちら
角突きのことも 地震ことも詳しく出ているので 見てみてくださいね。

温泉編へ続く




by fuko346 | 2016-05-06 12:29 | 山と温泉と旅 | Comments(0)