13日 例年のように じりじりと刺すような陽の下を おしょらいさんをお迎えにお寺に行く。
夕刻 仏壇を整えて ぼんちょうちん に火をともす。
また お寺へ送っていくまで 行事が続く。
さらに 今年は姉の義母の初盆でもあるので お手伝いにも行く。
ふと こういうことをしている家は この日本の中で 何パーセントくらいなんだろう、と思う。
観光地は満員で 道路も大渋滞、お盆休みは遊びに行く人も多いだろう。
子供の頃 玄関先で迎え火をたいたし、キュウリやナスに割りばしさして お迎え 送りの動物も作った。
盆提灯も飾った。
仏壇もいつもよりは 贅沢に飾って 遠いけど お墓参りにお寺にも行った。
といって お盆の間中 なんやかんやと大げさな行事があるわけでもなく 家族で手を静かに合わせる時間だったように思う。
そういうお盆とは 違う。
こうせんならん、ことを しているような気がして 気持ちが あまり感じられないのは 私の肌合いが違うのだろう。
何十年たっても 慣れない お寺関係の行事ではある。
魂が強く想えば いつでもどこでも お迎えが無くとも 目印がなくとも 行きたい所へ行く。
その人を大事に想っていれば いつでもこころの中にいる。
ほんとに大事なことはなに。
・
・
・