さてと、、、
7日の墓参りから お盆へと 心身の疲弊期間が終わりました。
その間 山の日に英気を養うべく 一日ドライブへ。
長野県飯田市にある
大平宿 です。
木曽から伊那へ抜ける 重要な街道の宿場として賑わっていましたが 時代の趨勢に流されて 今は廃村。
なのですが 保存もされていて 泊まれるようにもなっています。
休日なので、元の住民も戻ってきて 見捨てられた村落、ではありません。
といっても もう 常に住んでいる住人はいないので なんとも不思議な風情を醸しています。
美しい 場所で あることには間違いありません。
ふらふらと見て回っていたら大きなおうちが 空いていたので 写真を撮らせてもらいました。
そこの 気さくなご婦人が どうぞ入って入ってと 誘ってくれたので ずんずん入ってしまいました。
実に立派な作り。
その柱の太いこと。
ぴかぴか光る板の間。
ご婦人の生まれ育った家、だそうで 今は飯田に住んでいるけど しょっちゅう帰ってきているの、という話でした。
座り込んで あれこれ お話聞いて なんだか 賑わっていた頃の この宿場のことが想像できて、不思議な気分を味わいました。
以前は中学校まであった、ということですから かなりの住人ですね。
ご婦人がおばさんから聞いた話では賑わっていた頃の街道は 人がすれ違えないくらいの 大賑わい、だったとか。
このおうちは 建って100年以上たっているのですって。
ここが このうちが 大好き という ご婦人の気持ちがひしひし伝わってきました。
まったく廃村とはせず このまま なんとか 続いていって欲しい、と思いました。
しばらく 滞在してみたい と感じる場所でした。
おそらく この国には 他にもたくさん このような美しい集落が 忘れられつつあって、もう朽ち果ててしまっているものもあって。
そう 住むには 今を生きるには難しい場所ですけれど いかにももったいなく。
詳しいことはこちらのサイトに。
大平宿を残す会
機会があったら 寄ってみてくださいね。
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