今年も
麻襦袢をもう一枚 染めてみました。
麻を 濃い色に染めるのはなかなか難しくなっているらしく やや難航しましたけど きれいに染まりました。
また 緑~ って言わないでね。
希望は 椿の葉の 新芽と古い葉の中間くらいの緑、だったのですが そんな注文 困りますわねえ。
120番手の布は さすがに柔らかくしなやかで、絽目は入っていますが、4月の暑い日から10月まで たぶん 着ることになるでしょう。
これで 夏の襦袢は絹物 海縞綿、も含めて かなりの枚数になりました。
贅沢かしらん。
10代からきものは着て というか着せられていましたけど それなりの年になってから いわるゆ普段着というかおしゃれ着というか を自分の好みに着るようになってから 何をどうしたらいいのかわからず きもの本 やら 呉服屋さんで聞くやらで あれこれ あれこれしましたけど。
とどのつまり 基本は知っていて、あとは もう自分の好きなように 楽なように着ればいいのです、と判じたわけです。
でも、「こうしなくてはいけません」「それはおかしいです」という声は 頭の隅にひっかかっているので、それを、ええい 好きなように着るんだ、と払いのけるのは それなりに力がいります。
先日の宮古麻布に合わせてみました。
これだと9月半ば過ぎまでいけそう。
今日 最高気温32度でして これはまだ続くでしょうから 単衣なんて まだ暑くて着られません。
木綿以前 または絹物なんて買えない層は 昔は一年中 麻、着てたんですから 盛夏(暦上の)に限る っていうしばり 無くしてほしいですねえ。
麻は優れもの。
大好きな布 です。
できれば国産の麻が 復活してほしいなあ。
旅していると 各地に 麻・苧 という字のついた地名があります。
おそらく産地だったのだろうなあ。
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