今年のポスターです。
平日の5時直前が 一番 空いている時間なのではないか、と家人の車でぴゅーっと行ってきました。
はい ゆっくりと拝見できました。
今年の目玉はこの瓶 なのかもしれませんが、いえいえ 例年どうり ほほ~~~~っとため息のでる宝物がたくさん、でした。
記憶に残ったところを並べてみると
・大幡残欠 色といい 布といい 組み紐といい その大きさといい 大仏殿での法要を想像させるに十分でした。
その場にいられたのは ほんの限られた人間でしょうが、その人たちの 高揚感が伝わってくるようです。
・二彩の器 三彩より もしかしてきれいかも、、、形が少し歪んでいるのも味があって 欲しくなりました。
・きちきち きちきち書かれた書類たち。
どんなお役人さんが 書いたのかなあ。当時は超エリートのはず、もしかして渡来人、、、なんて想像します。
署名のあるものもあるのです。天平の時代に生きていた人が ぐぐと身近になります。
一番は やっぱり布類で 羅のきょうけちの小さな袋がありまして、そのきれいなこと。
この贅沢品の持ち主は やはり 聖武天皇か それとも、、、
女性の持ち物のような気がするので 天皇の覚えめでたい采女なんぞに 与えられたものか、とか、もう、妄想は膨らむのでした。
で 最後に これらが 美しく残っていて そして私たちが見られる、ということの不思議というか 残した人たちの執念というか、を 思うのでした。
国の宝 ですなあ。
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