伊豆への寄り道 二日目。晴天。
が、台風の去った後の 強風で またまた 運転 少々怖い。
西伊豆は道が狭く 海沿いの崖をゆくので 車が浮いて落ちるのでは、という感覚を初めて持ちました。
東伊豆は子供のときから 何回も行っていますが 下田から北上する西の道は 初めてなので期待 大、だったのですが 強風で余裕がなく運転中あまり景色を見られなくて残念でした。
それでも ぼちぼち行って、、、
石廊崎。
駐車場から散策路を 上がっていくのですが 時折 風で身体が飛びそうに。
どうもこの日の 静岡 最大瞬間風速が吹いたらしい、さもありなん。
突端にある神社は揺れていました。
大荒れの海 の迫力は なかなかのものでありました。
つぎの立ち寄りは
松崎。
こて絵の
長八美術館へ。
しっくいをこて で 作品にしているのですが 私の知っているのは お寺や店舗などの表側にある大きなものだったのですが、部屋に飾る額入りの小さく 細密なものが展示してあって あ、そうか、絵、なんだ、と再確認しました。
有名な なまこ壁、です。
松崎 なんだか惹かれるものがあって 散策しました。
お昼は美術館でおすすめされたこちらへ
ひとつだけ残っていた さんま定食を二つに分けてくれました。
残っていた 鳥天麩羅と柿もおまけ。
料金 一人分。
ありゃあ ありがたや。
土地のおかあさんたちがしているお店で人気のよう。
美味しかったです。
こちらもおすすめされた ケーキ屋さんで。
まつざきレモン というケーキ。こちらも美味しかったです。
今回 どこへいっても ほぼ貸し切り で 静かで 人が気持ちよくて、良い時間が持てました。
うろうろしていたら けっこうな時間がたってしまい、この先は 一路 修善寺へ、
子を下ろして よいナビがいなくなり まったくしらない土地での運転に緊張しつつ、今夜の宿へ。
神代の湯静岡県伊豆市梅本367-15
ナトリウム硫酸塩温泉 かけ流し
下田から西伊豆を回ったら そのまま帰宅は ちと無理 どこかでいい温泉はないかしら、とネットで見つけました。
これは部屋からの眺め、左には浴室棟が見えます。
温泉 しか ありません、静か です。
いいお湯 です。
粗食コースにしたら ほんと粗食で驚きましたが 十分だったので いつもは食べすぎだなあ、と感じ、連日旅館のご飯だともたれるし あきるし こういうものを選べる宿が増えればいいなあ、とおもうのでした。この頃 小食コース、というのがぼちぼち見られますが たぶん 同じように思っている人がけっこういるのでしょうね。
元は湯治のお宿だったらしい、です。
部屋数は少なく 日帰りのほうが中心なのかなあと感じましたが 私はほぼ 一人じめでお湯を楽しむことができました。
サイトはこちら
http://jindainoyu.com/index.html
三日目は慣れない 新名神を帰るので 初めての土地であちこち寄り道したいけど 疲れてては、と道沿いにある柿田川湧水公園へ。
ここは一度来たかったのです。
この 滔々と流れる水量が 突然 市街地に湧きでています。
三島市の水道水になっています。
ごく狭い範囲が公園として整備されており うっそうと森、大きな木もたくさんあります。
湧きだし口の一つ。
以前はこの豊かな水を求めて工場がたくさんあり これはその井戸のあと らしいです。
これは 柿田川のはじまりあたりに自然に湧いているもの。
湧き出し口はたくさん あります。
富士山に降ったものが 10年かけて ここ溶岩台地の端っこに 一気にでてきているのですね。
道 があるのですね。
その水の量と清冽さ、は 想像を超えるもので やはり実際に行って見てみないとわからないものだなあ、と思ったのでした。
ということで夕刻 無事 帰宅。
三日間 長時間 知らない土地を うろうろしました。
楽しい 時間で ありました。
(ちょっと どきどき 怖かったけど)
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