行ってきました。
4時半 入場 6時近くに出てきていますので 真っ暗、です。
正面入り口付近も ひっそり。
平日のこの時間帯が 一番空いていると思われます。
毎回 おんなじことを言いますが、収蔵品の美しさ 保存の良さ、に驚きます。
毎年 驚いてどうするのだ、ですが やっぱり 驚きます。
今回は 文書 とくにだれがどこに住んでいて これこれの土地を持っています、という台帳がきちんんと もう出来て残っていることに感心してしまいました。
これは例年のことながら 美しい布 たち。
あの色が 残っていることが 奇跡的なような気がします。
羅、の細い帯が なんとも精密で どんな手仕事がこの時代できていたのだろうと。
遠くも近くも 現代人より はるかによく見えていたに違いありません。
楽になって 退化してしまった部分が とっても多いなあ、と こういうものを拝見すると感じてしまうのでした。
この展示に囲まれている 時間 天平の時代の ほんの少しを感じられる幸せです。
でも その時代の庶民には 見たことも想像すら しない宝物 たち なんですよね。
ものを増やしたくないので 買い物はいつも我慢するのですが 今回はこちらの手ぬぐいを一本。
碧地金銀絵箱 へきじきんぎんえのはこ の一部です。
締めていった 帯の腹紋です。
双鳥紋は すきな柄、あとは 花喰い鳥が 大好き。
きもの
伊兵衛織帯 塩瀬染め 正倉院文様
出かける30分前に あ きもので行こうと 思い立ち 先日着たこのきものが 紬引き出しの一番上にあったものですから ひっぱし出し、あ、帯は 正倉院柄があったはず、と これも引っ張り出しました。
似たような 柄の 手ぬぐいが うれしかったのでした。
時折 全体図 現状確認。
暖かかったので ショールだけ持ちました。
面白いのが 家人が一緒に行くようになったことで、以前はこういうとこには来なかったのですが、お寺や カフェなんぞにも 入るようになったこと、へえ、と内心 驚いています。
年とったのね(お互い)
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