今日も お稽古場へ。
お社中ではなく 花月をお稽古なさる方がおいでになるので 声がかかりました。
五人揃わないと お稽古できないのです。
わたし まだ 何もわからないけどいいのかなあ、でもお稽古できるなら、と 喜んで参加。
行ってみますと おいでになった方は **寺の**院の お茶をなさる方なら よくご存じのお寺の奥さまとお嫁さん でした。
(はい? 人数合わせとはいえ 私でいいのだろうか)
ここで もうすでに よろよろっとしています。
花月は こういう折敷に入った札で 役目を決めて 次々とお手前をする人 お茶を飲む人を決めていくお遊びです。
手順やらなにやら 決まりごとがあるので なかなか覚えられず 花月百回おぼろ月 つまり 難しいのよ、ということで。
むか~しむか~し お稽古したこと は 覚えており 今でも覚えていたのは その「花月百回、、、」の文言だけであったというテイタラク。
でも 年に一回 お稽古したかどうか それから30年以上たっているのだからしょうががない。
今のお稽古場にきて 三回か四回か 飛び飛びに お稽古したけど おぼろ月 どころか 月無し夜の まっくらけ。
今日 三回立て続けに お稽古。
そして お客様もたくさん質問してくださるので ほーほーと わかった(つもり)ことがいくつかあって、おぼろ月まではいかないけれど ほお~っと ちょっと夜空が薄明るくなったような ならないような。
もう 60過ぎたら覚えられません、、なんて口を滑らせたら あら 私は70過ぎからですから、と 心強いお言葉。
そうねえ あと10年すれば きっと きっと 月明かりが射すわぁ、と 思うことにします。
それにつけても 姑 嫁 であるお二人は なごやかで仲がよく お姑さんが お嫁さんを 大事に指導なさっているのがとてもよく分かりました。
いいな いいな
もし そういう立場になれたのなら お手本にしたいお二人 でした。
普段は ぼう、と 家の中にこもっていますが 人中に出て 教えを請う場、というのは貴重であるなあ、いろいろ気づくことがあるなあ、と 改めて思うのでありました。
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