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月下逍遥

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秋田へ 山と温泉 (3) 森吉山登山

6月5日6日は テント泊 です。
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親子キャンプ場
秋田県北秋田市森吉山麓高原1
この住所からも分かるように 周囲にはな~んにもありません。
今回は私たちだけの独占、で、管理人さんも夜には帰ってしまうため、あたりいったい人気はなし。
ここまで静かでさわやかなサイトは 初めてなんで、うれしいのですが 熊が怖かった。
(もちろん 会っていませんけど)
向こうに見えている雪の残っている山のもう一つ向こうが 森吉山になります。
あそこを歩いてきたのでした。
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夜は火を見て ぼーっとしてるだけ。
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これは ガスボンベの使えるストーブです。
もう30年くらい使っています、その頃の家族の絵が書いてあって懐かしかったので。

森吉山はここからの登山道があり 予定ではそこを歩くはずだったのですが、どうも、今の季節は人があまり入っておらず、、、熊が怖いので、阿仁スキー上のゴンドラに乗っていく、お手軽コースにしました。
これですと 一時間半くらいで山頂に行けるのでした。
管理人さんに聞いたら 「熊 います 見かけたら大声出して下さい」という軽いノリ だったのですが クマ慣れしていない関西人はそこで ひ~~~っとなったのでした。
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森林限界を超えると こういう気持ちの良い道になるのですが、、、
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残雪が多く、うわ 雪対策してこなかった 雪目になっちゃう日焼けしちゃう、、、
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ということで 覆面の山頂記念写真、です。
気持ち 良いです。
これまでに登った 鳥海山 秋田駒ケ岳 栗駒山も見渡せます。

ここは 花の森吉山 お花あるかな、というくらいの気持ちだったのですが いい時期に登ったようで 花だらけ でした。
初めは わ~わ~と喜んでいましたが、だんだん あり過ぎて写真も撮らず ただ その夢のような景色の中を ふわふわと歩いたのでした。
いくつかご紹介。
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シラネアオイが 道の脇にずーっと咲いているなんて うそ みたいです。
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咲いてるとなったら 群落になっているのです。
ずーっと上まで咲いています。
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桜 ミネサクラでしょうか
標高が高く豪雪なので 矮小化していますが、たわわに花がついていて 美しかったです。
人の背丈もありませんが かなりの樹齢なのではないでしょうか 曲がりくねった枝が 強さを感じさせました。
これもあと少し遅かったらもう花は散ってしまっていて 桜、とは気付けなかったでしょう。

夢のように美しく 楽しい 山歩きを味わうことができました。

下山後の温泉はこちら
クウィンス森吉
秋田内陸縦貫鉄道阿仁前田駅に併設されてる温泉施設です。
秋田県北秋田市小又字堂ノ下21-2
カルシウム・ナトリウム-塩化物泉 かけ流し
なかなかの泉質でありましたよ。ほぼ地元の人の憩いの場でしょうか。
三人のおばあさんのお話 いくつかの単語以外 聞き取れませんでした。きっちりとした秋田弁 聞いたの 旅の間はここだけでした、もうある一定の世代からは 外の人とは 標準語で話すのでしょうねえ。

せっかく来たのだからと
北秋田阿仁異人館 伝承館へ
秋田県北秋田市阿仁銀山字下新町41-22
ここには 栄えた鉱山があって 招聘した外国人のためのレンガ作りの 館があったのです。
って それが作られた明治時代 土地の人はびっくりしたでしょうね。
日本中 あちこちしていると 有名なところではなくても 明治時代からの鉱山跡、というのがけっこうあって こんなところに、、と思うことが度々あります。
明治、からの日本を支えたところが 今はすっかり昔の面影をとどめていないのを見ると、時、を感じます。
ちょうど 縦貫鉄道が通って いきなり鉄子になり うれしく見守ったことでした。



by fuko346 | 2018-06-17 12:44 | 山と温泉と旅 | Comments(6)
Commented by yamame930 at 2018-06-17 19:31
こんばんは
森吉山の花園素敵ですね〜
Commented by kaori at 2018-06-17 19:40 x
山こ ではないので 登山?! と聞くだけですごい!! となります
ストーブの 三人家族 いいなぁ なんかウルッ

下山の後に地元の湯 ありがたいです ね
Commented by fuko346 at 2018-06-17 20:44
> yamame930さん
はい こんなにごっちゃり高山植物を 短い行程で見たのは初めてです。
そういえば 他の秋田の山は秋に登ったのでした。
ますます また 行きたくなります 他の山も。
Commented by fuko346 at 2018-06-17 20:47
> kaoriさん
ふと目の前にストーブがあって しみじみしました。
子 いろんなところにひき回しました、もうねえ、離れてしまいましたねえ。

ここのお湯は良かったですよ~ ただ 駅なので 情緒はないですけど。
こういうお湯が近所にあるって どんななのかなあって想像しちゃう。
たぶん お湯を求めて全国行脚なんでしないでしょうね。
Commented by タムラ at 2018-06-18 13:47 x
お花畑! 圧巻ですね~ きっと鹿が来ないんですね。
シラネアオイの名前の元になった白根山では、鹿に
食べられて減っているので、湯元温泉ビジターセンターの
玄関脇で植栽で増やして戻しているのですが、それさえも
食べてしまうらしく「油断も隙もあったもんじゃない」って
こぼしておいででした。
イワカガミもチングルマもみんなかわいー
↓の記事の科布、いいですねー
科、藤、葛、いつか欲しいと思いつつ…
Commented by fuko346 at 2018-06-18 21:04
> タムラさん
はい けっこう若い頃から山には行っているけど こんなにてんこ盛りのお花畑は
初めて見ました。しあわせ~~。
このあたりは熊が多いし マタギもいるので 人の気配のするあたりには 鹿は
出てこないのか、もともとそういないのか。
カモシカはいるようですが。
ニホンジカは ほんとに 家のすぐ横でも平気で歩いて悪さしまくるので、もう
ぷんぷん! です。
私の持っているしな布 もしやここのものかしら、と 作業している人たちと
お話したかったのですが 家人がつまらなそうにしているし、あきらめました。
原始布 いいですよね、 藤布も欲しいけど、、、もう だめだなあ 笑