せんだっての日曜日、午後から予定が無かったので、十津川温泉でも行こうか、という話になり、出かけました。
そこそこ遠いのですが今日中には帰れるだろう、という いつものアバウトなドライブです。
奈良から和歌山方面は よく出かけるので 通ったことない道を行こうと 国道425号を行きます。
どんどこ山の中を登っていくと あれ 意外な場所に水面が見えます。
あれ、神社がある。
霊気を感じるような大きな池に面して 池神社が鎮まっています。
池 が ご神体のようです。
人が神 を感じる場所、というのは 今も昔も変わらないようで、ここ 夜はもちろん もう少し暮れている時間 それも一人だったら もうぞくぞくしてしまうような場所でした。
神います熊野 の一角、です。
奈良県吉野郡下北山村池峰
この道はかなりのダートというか かなりの標高のくねくね道を行くので車窓はみな絶景、です。 奈良から和歌山へかけて連なる峰々は それはもう深くて 緑濃く 水蒼く、美しいこと限りない、です。
そんなこんなで 十津川に着いたのは 夕方、でした。
前回 来たのは何年前でしたか。
豪雨災害のあとが まだ 生々しかったのですが、今回は それは感じられなくなっていました。
そのとき流れてしまったものを立て直したのでしょう 新しいきれいな外湯ができていました。
階段を下りて
目の前の湖水。
木の香も新しくきれいな湯小屋、です。
奈良県吉野郡十津川村平谷865
ナトリウム―炭酸水素塩泉 源泉かけながし
大きな窓からひろびろダム湖と連なる山々にかかる雲がうすく紅色に染まっていくのを、気持ちの良い湯に浸かって 眺めているのは至福です。
なお 十津川温泉郷は みな源泉かけながし、です。
ここのどこかの旅館に一泊 上の湯に湯に一泊、外湯の憩いの湯に一回 来たことがあるし、時間がなくて通っただけ、のこともあったような記憶があるので たぶん、来訪は4,5回目、です。
初めに来た時はそれはもう遠くて遠くて秘境感があり日帰りは論外でしたが、今は高速が整備されて、三時間余、でいくことができます。
あれ、30分 至福を味わうために 往復7時間以上かけるのって、、、。
美しい山 川だったなあ、いいお湯だったなあ。
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